画像診断
X線写真やCT、MRI、核医学検査などの登場、発展は医療に大きな影響を与えました。今の時代、画像検査は普段の診療になくてはならないものとなりました。画像診断に関する知見は日々更新され、常に進化をしています。私達は画像診断のプロフェッショナルとして幅広い知識を日々習得し、様々な診療科と連携することにより診療の質の向上に貢献しています。
当科の特徴
1. ハイレベルな画像診断
最新の画像診断装置を用いて、各領域の専門家が責任を持って読影することにより、ハイレベルな画像診断を担保しています。日々の業務で診断に難渋する症例があればその都度複数の放射線科医でのディスカッションを行い、より正確な画像診断となるように心がけています。また、他科との合同カンファレンス等に積極的に参加し、臨床科との連携を重視して診療にあたっています。
2. 読影体制
当院では令和6年度診療報酬改定で新たに新設された画像管理加算4を取得しています。画像の速やかな読影はもちろんのこと、夜間や休日でも画像について他診療科からの相談に対応できる環境を整えており、病院の安全管理および速やかな診断に貢献しています。
3. 教育体制
若手医師に対しての教育を重視しており、月・火・木曜日の朝には金子塾を、毎日夕方には様々な先生によるミニレクチャーを行っております。また、教育的な症例があれば、その都度若手医師を集めてミニカンファレンスが行われます。その他にも、様々な分野のプロフェッショナルを講師として招聘した勉強会を定期的に開催し、最新の技術や幅広い分野のトピックについて知見を深め、日々の業務に役立てています。
当院の画像検査装置について
当院では最新鋭の多列検出器CT(256列CT×2、64列×1)、3テスラ装置を含む高磁場MRI(3T×2、1.5T×2)、半導体PET/CTやSPECT/CTを含む核医学診断装置、乳房X線撮影装置等を用いて検査を行っています。また、病診連携を通じて地域のクリニックや病院からの検査も受け付けています。



年間撮像件数
直近3年間(2022年~2025年)のCT撮像件数 | 96198 |
直近3年間(同)のMRI撮像件数 | 45509 |
直近3年間(同)のRI撮像件数 | 9890 |
(内FDG-PET/CT) | 5868 |