第90回医学教育セミナーとワークショップ
Seminars and Workshops in Medical Education

Seminar
科学史・科学論の視点から見た医学史・医学概論

講 師   
藤崎和彦(MEDC)      
日 時   
1月24日(金) 16:30-18:00   
アソシエイトポイント   
TL 0.125

概 要

1985年に医学教育を学ぶために当時、日本医学教育学会の副会長だった大阪大学の中川米造先生の大学院生になったのだが、中川先生の教室はもともと、我が国初の医学概論講座を作られ、戦後大ブームとなった医学概論3部作の著者、澤瀉久敬先生の後を継ぐ研究室で、澤瀉先生のもとで助手をされていた中川先生が二代目として指導をされていた。中学高校時代から科学史・科学論(特にクーンのパラダイム論)に関心を持っていた藤崎は、医学生時代に医学史・医学概論とをどう繋げるかについても関心があり、それも中川研で勉強しようと思った一要因であった。2012年から岐阜大学の全学共通教育で、人文科学・科学論の授業15コマを担当するようになって自分なりに纏めたもののエッセンス部分を本セミナーではお話ししたい。

第90回医学教育セミナーとワークショップ

Seminar 科学史・科学論の視点から見た医学史・医学概論
MEDTaaalk1 カンファレンスの観察社会学 ‐個別指導と全体的教育の二律背反等を事例として
MEDTaaalk2 コミュニケーションを測ること、評価すること
MEDTaaalk3 医療者と患者のコミュニケーションを異文化コミュニケーションの視点で考えてみよう
MEDTaaalk4 臨床研究コーディネーター(Clinical Research Coordinator : CRC)のレジリエンス
WS-1 効率よく臨床医学を学ぶカリキュラムの構築 ~もっと臨床を Mehr Übung~
WS-2 Narrativeを活かした学習者支援 -フィードバックからメンタリングまで-
WS-3 キャリアデザインシミュレーション ビヨンド!~系統的キャリア教育を考えてみませんか~
WS-4 歯学教育における災害歯科保健教育の方向性とあり方を考えよう
WS-5 対話型鑑賞で支える多職種連携 -話し上手でなくてもいい、医療者として必要な対話力を身につけるために-
WS-6 障害のある医療系学生の社会的バリアを考える ~聴覚障害を例に~