MEDCの学びの宙(そら)について
医学教育セミナーとワークショップ
医学のみならず、幅広い多職種の医療者や医療系教育機関の教員卒前教育・人材育成に関わっている医療教育者が、様々な教育手法や新しい教育のトレンドに関するコンテンツを学ぶことができます。参加者は、そのコンテンツに造詣の深い国内の講師から、ミニ講義やグループワーク・意見交換をワークショップではできます。またセミナーを通じて、国内の先駆者からの講演を聴き、情報収集することができます。
アソシエイト会員制度
“医学教育セミナーとワークショップ”の参加者は参加ポイントを得ることができますが、医療者教育学の基本領域(学習と教授、評価、カリキュラム開発、マネジメント、研究)に一定回数参加すると、アソシエイト会員として認定されます。会員になると、医療者教育に関心のある会員との緩やかなコミュニティに入り、そのネットワークを通じて情報交換することができます。
フェローシッププログラム
プログラム内の学習コースである“メドギフト”では、参加者は、医療者教育をある程度幅広く体系的かつ俯瞰的に学ぶことができます。Moodleを使ったオンライン学習コースとワークショップを通じて半年間で履修することができます。医療者教育学修士課程に参加するための土台を築くにふさわしいコースです。アソシエイトの認定と合わせて、MEDCフェローシップの認定書を得ることができます。
医療者教育スターターキット
卒前の医療者教育に携わりはじめた教員・教務事務職員の方が、現在の卒前医療者教育で欠かすことのできない7つのベーシックコンテンツ(OSCE、シミュレーション教育等)をクイズ付きのelearningで分かりやすく学ぶことができます。全コンテンツ修了者は、認定書を得られます。
大学院
医療者教育は、いまや学問としての体系が生まれ、医療者教育研究も確立されました。大学院においては、医療者教育学を体系的に、アカデミックなレベルで修得したい方・研究したい方にお勧めです。岐阜大学大学院医学系研究科において、医科学専攻には医学教育学の博士課程が設置されており、多職種の領域に卒業生を輩出しています。また2020年度からは医療者教育学専攻に修士課程が設置されており、こちらも多職種の医療者教育者が学んでいます。