岐阜大学 応用生物科学部
生産環境科学課程
応用動物科学コース
岐阜大学
サイトマップ アクセス
English 授業科目・資格 コース教員 コース教員
このページでは,応用動物科学コースの授業や実習,コース教員が担当する学部や課程や全学の授業,オープンキャンパス,公開講座,研究室の活動,学内の様子などを紹介していきます。

アルバムのページ [1][2][3][4][5]

2012/4/4 【日記】 川にリクガメ!?
大学のそばを流れる新堀川に,大きなカメが浮いているとの連絡を受け,急行して引き上げました。60センチもあるカメで,引き上げてみると,なんとケヅメリクガメ。残念ながら死んでいました。どこからか逃げてきて,川に落ちたのでしょうか。先週もこの川で目撃されていたようです。昨晩の大嵐で川が増水し,護岸の草に引っかかっていました。





2012/3/20 姫路セントラルパークでキリン誕生!
姫路セントラルパークのアミメキリン”ミミ”が無事出産したとの連絡をいただきました。動物繁殖学研究室が妊娠判定に協力しました。おめでたニュースです。詳しくは,姫路セントラルパークの「サファリ飼育日誌」に紹介されています。

  
赤ちゃん  2012年3月15日(木)生まれ オス
     母 親    ミミ    2008年3月3日生まれ 
     父 親    リン太 1991年4月1日生まれ

(関連ページ)
    ・「到津の森公園でキリン誕生!
    ・「どうぶつのくに」サイトのコラム Vol.1 『キリンの繁殖』)
 

(写真提供: 姫路セントラルパーク) 

2012/3/8 卒業論文発表会&修士論文発表会 無事終了!
2月7日(火)に「平成23年度 応用動物科学 修士学位論文発表会」が行われ,2月22日(水)に「第5回 生産環境科学課程(応用動物科学コース)卒業論文発表会」が行われました。4年生は25名,大学院生は13名が,この1年間または2年間取り組んできた研究の集大成を発表しました。この貴重な経験や大変な試練は,これからの就職先での仕事や進学先での研究等にもきっと生かされるときがくることでしょう。みんなお疲れ様でした。

【平成23年度 応用動物科学 修士学位論文発表会】   修士論文の発表題目は こちら


【第5回 生産環境科学課程(応用動物科学コース)卒業論文発表会】
   
卒業論文の発表題目は こちら



2011/12/29 【出張報告】 魚の放流について考えるワークショップに参加

 2011年12月12~15日,ドイツ・ベルリン郊外で開かれた,魚の放流がもたらす様々な影響について考えるワークショップに,松村秀一 准教授(動物遺伝学研究室)が参加しました。

 別の地域出自の魚による遺伝的撹乱や,養殖魚が野生魚を置き換えることによる遺伝的劣化などが懸念されています。




2011/12/28 新カリキュラムスタート アドベンチャーワールド 2011オータム・フォトコンテスト入賞




入賞
「まだまだ甘えん坊」

まだまだお母さんにべったり,甘えん坊の様子と寄添う優しいお母さんにほっこりしました。
アドベンチャーワールドが行っていた「2011 オータム・フォトコンテスト」の入賞作品が発表されました。コンテストのテーマは,「ほっこり オータム」。大学院応用生物科学研究科(応用動物科学)修士1年生の松村亜裕子さんが応募したマレーバクの親子の作品が入賞しました。おめでとう。
入選作品発表のページはこちら(アドベンチャーワールドのHP)

2011/12/25 京都市動物園でゴリラ誕生! 日本初の四世
京都市動物園のニシゴリラ”ゲンキ”が無事出産したとの連絡をいただきました。動物繁殖学研究室が妊娠判定にかかわりました。ゴリラの出産は国内では11例目だそうで,非常に喜ばしいニュースです。今回の誕生は,京都市動物園,上野動物園,千葉市動物公園が協力した成果です。

赤ちゃん 2011年12月21日(水)午前0時12分 生まれ
   母 親  ゲンキ   1986年6月24日 京都市動物園生まれ(25歳) 
   父 親  モモタロウ 2000年7月3日 上野動物園生まれ(11歳)

(詳細は京都市動物園のHPへ)
  ・今回の出産については,こちら
  ・妊娠までの経過や妊娠判定の状況はこちら




(写真提供: 京都市動物園)


2011/12/19 「動物園学」の授業で横浜の動物園研究所を訪問
2011年12月17日(土),3年生の授業「ズーアニマル論(動物園学)」の一環として,今年も横浜市繁殖センター(非公開の動物園専門研究施設)とお隣のよこはま動物園ズーラシアを訪問しました。まだ真っ暗な早朝5時半に岐阜大学をバスで出発しました。今年も天気は快晴。繁殖センターでは,動物飼育棟と研究棟を,所長さんとスタッフのご案内で見学させていただき,よこはま動物園では,園長さんからズーラシアの特徴についてご紹介いただいた後,園内を自由見学,そしてアジアゾウ舎内でゾウ班のスタッフにより,オスのラスクマルを前にその飼育管理について解説していただきました。タイトなスケジュールでしたが,大変充実した1日となりました。みんなお疲れ様でした。なにより,繁殖センターとよこはま動物園の皆様,本当にありがとうございました!

   【当日のスケジュール】
    5:30 岐阜大学出発 → 11:00 繁殖センター到着
   11:00~12:20 繁殖センターの動物飼育棟と研究棟を見学(2班に分かれて交替で)
   12:30~14:45 よこはま動物園で園長挨拶,園内を自由見学,記念撮影
   14:50~15:20 アジアゾウ舎内を見学
   15:20~17:00 再び園内を自由見学,アクアテラスショップで買い物
   17:00 よこはま動物園出発 →(富士川SAで夕食)→(岐阜駅経由)→ 23:00 岐阜大学到着

横浜市繁殖センター




よこはま動物園ズーラシア




(関連ページ)
2010年の様子2009年の様子
応用生物科学部は,2002年から横浜市繁殖センターと学術研究協定を締結しています。


2011/12/8 平成23年度第2回動物コース卒業論文中間発表検討会
 動物コースの4年生と大学院修士課程2年生が,卒業論文または修士論文の研究の進捗状況を発表し,それについて動物コースの教員や学生等と質疑応答や意見交換を行う会です。各自の研究内容や自分の考えを整理する難しさを学び,プレゼンの方法を学び,また後輩たちは研究を知る機会にもなります。会場や要旨集の準備,司会進行(座長,ベル係)は,大学院修士課程1年生が担当し,学会運営の一端を学びます。18題の発表がありました。
  日 時: 2011年12月8日(木) 13:00~18:00
  会 場: 103講義室
  参加研究室: 動物遺伝学動物生産栄養学比較生化学動物繁殖学




2011/12/8 【授業】 マウスの体外受精の実験
 久々に実験の授業の様子を紹介しますね。12月6日・7日に,3年生の実験科目「動物繁殖学実験及び実験法」でマウスの体外受精が行われました。マウスは実験のため,最後は安楽殺されることになります。そこで,その命を最大限に活用すべく,体外受精の前には,他にも様々な実験や説明に使われることになります(保定法,腟スメアの観察,解剖,卵の観察など・・・)。さらに,その屠体を使い,骨標本の作製も行います(動物園学実験実習)。その様子はまた後日。実験動物の命を無駄にせず,多くのことを学び吸収することが大事ですね。体外受精は無事成功し,二分割した受精卵が確認できました。




2011/12/5 【開催報告】 ウマのウェルフェアに関するセミナー
 馬産地を中心に4箇所で開催されています(参加費無料)。二宮 茂 准教授(動物管理学研究室)がアニマルウェルフェア(動物福祉)に対応したウマの飼養管理について講演しました。動物管理学研究室は,家畜のウェルフェアの研究を行い,ウマも研究対象としている日本では数少ない動物福祉行動学の研究室です。

 日 時 11月20日(日) 北里大学十和田キャンパス(青森県) (終了) →報告
      11月26日(土) 東海大学阿蘇キャンパス(熊本県) (終了) →報告
      12月4日(日) 十勝プラザ(北海道帯広市)(ポスター (終了) →報告
      1月25日(水) ノーザンホースパーク(北海道苫小牧市)

(関連資料) アニマルウェルフェアの考え方に対応した馬の飼養管理指針の普及用パンフレット
 
馬にもアニマルウェルフェア! (日本馬事協会発行,二宮准教授が製作に関わりました!)





2011/11/17 【出張報告】 ”ぞうさん会議” に出席
 11月10日(木)・11日(金)に沖縄の動物園 ”沖縄こども未来ゾーン” で日本動物園水族館協会 第21回ゾウ会議が開催され,楠田哲士 助教(動物繁殖学研究室)が出席しました。全国のゾウ飼育動物園の関係者が集まり,ゾウによる事故の防止やゾウの繁殖について情報共有し,将来を考える,年に一度の大切な会議です。その様子は,共同研究先の愛媛県立とべ動物園の飼育係さんが紹介なさっていますので,そちらへ(外部リンク:ソロモンの指輪)。そして,強行スケジュールで,沖縄美ら海水族館にも行ってきました。ここの水族館とは,アメリカマナティーの繁殖生理について一緒に研究しています。天候に恵まれなかったのが残念です。






2011/11/17 【出張報告】 東山動物園で”動物栄養学”に関する研修
 動物園で野生動物を飼育管理するうえで,栄養学の基礎知識は非常に重要です。名古屋市東山動物園からのご依頼を受けて,八代田真人 准教授(動物生産栄養学研究室)が10月から3回シリーズで ”動物栄養学” に関する職員研修を行なっています。

  第1回: 栄養素の分類(測定法),栄養素の体内での利用性,
        必須の栄養素
  第2回: 栄養要求量の求め方と飼料設計
  第3回: 栄養状態のチェックと疾病




2011/11/5 【開催報告】 ”岐阜大学フェア2011” 盛会に終了
 11月4日(金)と5日(土)に秋のオープンキャンパス”岐阜大学フェア2011が開催され,応用動物科学コースの研究室もパネル展示を行いました。動物コースを見に来てくださった方にコースのオリジナル缶バッジ(2011年版)を配布しました。    岐阜大学フェアのパンフレット   応用動物科学コース(生産環境科学課程)のリーフレット

 
関連するパネル番号  各発表の概要はこちら
  パネル56 生産環境科学課程の紹介

  パネル69 動物の味覚と嗅覚を遺伝子から探る動物遺伝学研究室) →  展示パネル
  パネル70 ヒトデの受精:卵が精子を取り込むしくみ動物発生細胞学研究室 → 展示パネル
  パネル71 動物園との繁殖研究,絶滅危惧動物の保全へ動物繁殖学研究室) → 展示パネル
  パネル72 在来水生生物保全池,身近な生き物を守れ!在来水生生物保全池 → 展示パネル
  パネル81 附属野生動物管理学研究センターの活動紹介






2011/11/5 新カリキュラムスタート 第7回モンキーフォトコンテスト受賞 ”学生部門大賞”



日本モンキーセンターが実施している「第7回 モンキー フォトコンテスト」で,大学院応用生物科学研究科(応用動物科学)修士2年生の横山卓志くんが,学生部門大賞を受賞しました。おめでとう。
  関連ページ:
   動物園・水族館フォトギャラリー in ヨーロッパ

表彰式: 2011年11月3日(文化の日)
会  場: 日本モンキーセンター内ビジターセンター






学生部門大賞
「無償の愛」

スペインのマドリード動物園で出会ったゴリラの親子。
眠る我が子を見守る眼差しに、母親の愛の深さを見た。



2011/10/21 到津の森公園でキリン誕生!
 
到津の森公園のアミメキリン”マリア”が無事出産したとの連絡をいただきました。動物繁殖学研究室が妊娠判定にかかわりました。現在は,親子の授乳行動の研究を,園と共同で行っています。


  
赤ちゃん  2011年9月23日(金)生まれ オス
     母 親    マリア 2003年7月16日生まれ 
     父 親    トーマ 2007年7月9日生まれ

 父親になったトーマは,姫路セントラルパーク生まれで,お母さんは”イヅミ”といいます。このときの妊娠判定も行いました。トーマの誕生時の様子と出園時の様子が,姫路セントラルパークの「サファリ飼育日誌」に紹介されています(誕生時出園時の様子)。




(写真提供: 到津の森公園) 

(関連ページ: 「どうぶつのくに」サイトのコラム Vol.1 『キリンの繁殖』)


2011/9/29 旭山動物園の先生による特別講義
 9月28日(水),大学院応用生物科学研究科の授業「応用動物科学特論」の一環として,学外講師をお招きして,特別講義を行ないました。講師は,旭山動物園の福井大祐先生です。先生には,遠方より大変有難うございました。
 「保全医学」という新たな分野や,生物多様性保全に動物園が果たす役割などについて,様々な第一線の取り組みを交えながらわかりやすく講義してくださいました。大学院の授業ですが,当日は学内公開講義として,学部生や他課程の学生も参加しました。

タイトル: 人と野生動物の関わりから考える一つの地球,一つの健康
講師: 福井大祐先生(旭川市旭山動物園・飼育展示係長)
日時: 2011年9月28日(水) 10:00~16:30



2011/9/23
豊橋総合動植物公園でアジアゾウ誕生!
 
上野動物園から豊橋総合動植物公園に繁殖のためにやってきたアジアゾウの”アーシャー”が9月17日に無事出産したとの連絡をいただきました。
動物繁殖学研究室も繁殖のタイミング探しや妊娠判定にかかわっていました(以前のニュース)。繁殖までの経過は,TokyoZooNetのページへ。

赤ちゃん 2011年9月17日(土) 0:30 生まれ メス
   母 親    アーシャー 1977年インド生まれ(推定34歳) 
   父 親    ダーナ    1971年インド生まれ(推定40歳)

11/23追記: 赤ちゃんゾウは,”マーラ(mala)”という名前に決まったようです。日本語で”花の冠”という意味なんだそうです。



(写真提供: 豊橋総合動植物公園)



2011/9/2 【出張報告】 札幌市円山動物園の新「は虫類・両生類館」!
 ホッキョクグマの繁殖で有名な札幌市円山動物園の「は虫類・両生類館」との共同研究のお話が進んでいます。先日,円山動物園で行われた,ホッキョクグマの飼育・繁殖に関する会議出席にあわせて,新「は虫類・両生類館」を見学させていただきました。小難しい話はさておき,ココすごいんです。すばらしい施設であるのはもちろん,すばらしい繁殖の技術と多くの実績があるのです。そのスゴサは,この分野に興味がある人なら感動モノでございます。爬虫類や両生類は苦手と言う方も,一度足を運んでみてください。きっと,食わず嫌いだったと気が付くことでしょう。
(必見!円山動物園のオフィシャルブログ「爬虫類と猛禽類のDeepな世界」)
 もちろん,動物コースの地味な活動「たまご博物館」にもご協力をいただいております。ありがとうございます。










2011/8/23 野生動物入門セミナー(日本野生動物医学会学生部会主催)
 2011年8月21~23日,八王子セミナーハウスで,2泊3日のセミナー合宿が行われ,応用生物科学部の関係教員も講師をつとめました。全国から講師が集まり,全部で12コマの講義がありました(野生動物学概論,野生動物保護管理,野生動物救護,生態学,保全医学,保全繁殖学,寄生虫学,感染症,外来種問題,鯨類学,ロンドン留学紀,OBOG講演)。このうち以下の4つの講義を岐阜大学が担当しました。

 ・
野生動物学概論
  「野生動物と人間との関係をめぐる日本の歴史と将来展望」
      鈴木正嗣 教授 (獣医学課程 野生動物医学研究室)
 ・
外来種問題
  「生物多様性を脅かす危機としての外来種問題」
      淺野 玄 准教授 (獣医学課程 野生動物医学研究室)
 ・
保全繁殖学
  「動物園動物の繁殖生理とその繁殖上の課題」
      楠田哲士 助教 (動物繁殖学研究室)
 ・OBOG講演
  「学生としての関わり方」
      辻 知香さん (大学院連合獣医学研究科3年)

 このセミナーは,学生を対象として,①野生動物学に関する広範囲かつ基本的な知識を与えると共に,各個人の活動の場を模索する機会を提供すること,②学生同士や野生動物学に携わる専門家との交流を図り,野生動物学の未来を担う学生の人材育成の育成すること(案内文より抜粋)を目的に開催されました。未来を担う55名もの学生さんが全国から参加しました。日中は様々な分野の講義を聞いて,夜は関心の高い分野に分かれて23時までグループセミナーです。みんな真剣です。







2011/8/10 オープンキャンパス2011を開催しました。多数のご来場ありがとうございました。
2011年8月9日(火)・10日(水)は,応用生物科学部のオープンキャンパスでした。生産環境科学課程も紹介ブースを設け,応用動物科学コースも展示を行いました。2日間とも晴天で,とても暑い中でしたが,2日間で昨年を上回る2300人もの高校生や受験生,保護者,関係者の皆様が参加されました。たくさんのご来場ありがとうございました。将来,動物を学びたい皆さん,来年?再来年?大学1年生となってお会いできることを,動物コース一同,お待ちしています。


動物コースの8つの研究室の紹介パネルと,動物コースの実習写真展です。今年新設の動物管理学研究室も出展しました。

動物遺伝学研究室ではタッチパネルを使って研究を解説。動物発生細胞学研究室では標本や顕微鏡で生命を展示。

ふれあいミニ牧場には動物生産栄養学研究室の子ヤギたち。

水辺の昔と今を紹介。身近な環境問題や外来種問題を展示・解説しました。応用生物科学部の在来水生生物保全池の活動です。

特設,動物コース亀神社で合格祈願。オープンキャンパス限定の動物コースオリジナル缶バッジを。

動物繁殖学研究室などが連携する名古屋市東山動物園・名古屋港水族館・岐阜県世界淡水魚園水族館との共同研究や活動を紹介。

動物コースの研究室が飼育する生き物たちです。比較生化学研究室では身近なカエルを通して生物多様性のしくみを探っています。

学内の附属農場の見学ツアーです。農場特製アイスの試食もありました。


2011/7/31

【レポート】新カリキュラムスタート 世界編) アクア・トトぎふで開催中!
岐阜県世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふで,特別企画展「カメペディア~カメのなかま・からだ・くらし・いま~」が開催されています。日本編では,岐阜大学の在来水生生物保全池の活動が紹介されていました(そのときの様子は.....)。現在開催中の「世界編」では,動物発生進化学研究室の研究の紹介や,動物繁殖学研究室の標本や生体が展示されています。

 【日本編】 2011年6月3日(金)~9月26日(月) 縮小して継続中
 【世界編】 2011年7月16日(土)~9月26日(月) 
現在は世界編!
 
 日本編は会場が変わり,縮小して継続中(前の日本編の様子はこちらへ)。日本のカメや問題の外来種も。これはカミツキガメ↑。
 世界編の会場では,でっかいワニガメ。口の中のヒラヒラで魚をおびき寄せてガブリ。名古屋市内の池で発見されたのだそうです。怖~。
ホウシャガメモエギハコガメヒラリーカエルガメ・・・,他にもいろいろ世界のカメが。とっても興味深いです。
 国際的に保護されているハミルトンガメインドセタカガメ。他の動物園で繁殖に成功した小亀たちだそうです。
リュウキュウヤマガメヤエヤマセマルハコガメ。日本の天然記念物です。なかなか見れるものではありませんよ。
そしてそして,動物発生進化学研究室の卵殻結晶構造の解析研究や,動物繁殖学研究室のカメの卵殻標本も展示されています。
日本編のときの様子はこちら
 夏休みはアクア・トトへいこう!


2011/7/26

平成23年度第1回動物コース卒業論文中間発表検討会を行いました。
 動物コースの4年生と大学院修士課程2年生が,卒業論文または修士論文の研究の進捗状況を発表し,それについて動物コースの教員や学生等と質疑応答や意見交換を行う会です。例年この時期と秋ごろの2回行われます。これにより,各自の研究内容や自分の考えを整理する難しさを学び,プレゼンの方法を学び,また後輩たちは研究を知る機会にもなります。会場や要旨集の準備,司会進行(座長,ベル係)は,大学院修士課程1年生が担当し,学会運営の一端を学びます。
  日 時: 2011年7月25日(月) 13:00~17:00
  会 場: 101多目的ホール
  参加研究室: 動物遺伝学動物生産栄養学比較生化学動物繁殖学





2011/7/26

名古屋港水族館で講義と研修
 2011年7月23日(土),1年生の授業「新入生セミナー(多様な動物の世界)」の一環として,名古屋港水族館を訪問しました。職員の方から,水族館での魚類・鯨類の飼育に関するレクチャーを受けた後,2班に分かれて北館(鯨類展示)カメ類繁殖研究施設のバックヤード(飼育水槽,鯨類プール,調餌室,冷凍室,ポンプ室など)をご案内していただきました。その後は自由見学とし,イルカパフォーマンスなども見ることができました。水族館で生き物をきちんと飼育するために裏側の様々な工夫や努力があること知りました。なかなか知らない世界ですよね。貴重な体験でした。名古屋港水族館の皆様,有難うございました!
(※応用生物科学部と名古屋港水族館は,2009年に学術交流協定を締結しています。)







わぁ~   


2011/7/22

新カリキュラムスタート オープンキャンパス2011にむけて準備中
2011年8月9日(火)・10日(水)は,応用生物科学部のオープンキャンパスです。応用動物科学コースももちろん参加しますよ。生産環境科学課程の3つのコースの情報や各研究室の研究紹介パネル,教育・研究に関わる生き物や標本の展示などがあります。動物コースでは,授業や実習の様子を紹介した写真展も行います。そして,今年は,動物コースオリジナルのオープンキャンパス限定記念品(缶バッジ)を作りました。高校生や受験生,関係者の皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
・・・・で,昨年の様子は,こんな感じでした。


なにやら謎の小道具たちが本番を待っています。

↑動物コースの2011年版リーフレットとオープンキャンパス限定記念品(缶バッジ)です。
限定数500
(缶バッジイラスト: 動物コース人,バッジ製作:HOTCAKEBUTTON


2011/7/9

【報告】 希少動物人工繁殖研究会第19回会議で研究発表
2011年7月6日・7日,姫路市で「希少動物人工繁殖研究会」が開催されました。動物園・水族館・大学の関係者が集まり,飼育下の野生動物をいかに繁殖させるか,ということについて様々な研究成果が発表され,動物繁殖学研究室の大学院生たちも動物園との共同研究の成果を発表しました(発表題目はこちら)。2日目の午後からは,姫路市立動物園,姫路市立水族館,姫路セントラルパークなどの視察が行われました。




2011年7月2日にリニューアルオープンした姫路市立水族館。学習展示が充実。面白かった!平日の雨なのに,結構混雑してました。
環境問題にもメスを入れ,各所のそれをうかがわせる細工がしてありました。ヌートリアを展示するなんて粋ですね。

アクアラボ。楽しめますよ!オオサンショウウオはよくできた実物大模型。色々細工が施されてます。新・姫路市立水族館,お勧めです。

姫路市立動物園では,ホッキョクグマの繁殖に年々期待が高まっています。今年こそ!


2011/7/2

【報告】 ツシマヤマネコをまもる会議に出席
2011年6月29日から3日間にわたって長崎県の対馬で開催された,平成23年度 ツシマヤマネコ繁殖検討委員会拡大会議に,楠田哲士 助教(動物繁殖学研究室)が呼ばれ,ツシマヤマネコの繁殖生理に関する調査研究状況について報告しました。この会議は,日本動物園水族館協会種保存委員会ツシマヤマネコ繁殖検討委員会や環境省のツシマヤマネコ飼育下繁殖・野生復帰検討委員会の各委員をはじめ,動物園や環境省,対馬市,長崎県等の関係者が集まり,絶滅の危機にあるツシマヤマネコをいかに飼育・繁殖,保全していくかを議論するものです。かなり内容の濃いハードな会議でした。ツシマヤマネコを守るための関係者の熱い情熱と積極的な取り組み状況が伝わってきました。

   1日目: ツシマヤマネコの生息地等の視察,対馬野生生物保護センターや対馬動物医療センター等の見学
   2日目: ツシマヤマネコ野生順化施設予定地の視察,繁殖検討委員会拡大会議,ヤマネコ研究会
   3日目: 飼育下繁殖・野生復帰検討委員会






関連資料:平成21年度 対馬野生生物保護センター年間活動報告書 (26ページ参照)


2011/7/2

動物コースの研究室分属説明会を開催
動物コースの3年生を対象に,各研究室の教員が研究紹介を行い,希望調査が行われました。これからいよいよ卒業論文の研究・実験が始まります。

  2011年6月27日(月)
   13:00 動物発生進化学研究室(吉崎)
   13:30 動物繁殖学研究室(楠田,土井)

  2011年6月30日(木)
   13:00 動物生産栄養学研究室(八代田,大谷)
   13:15 動物遺伝学研究室(松村,伊藤)
   13:30 動物内分泌学研究室(川島)
   13:45 比較生化学研究室(岩澤)     
     ~休憩&時間調整~
   14:15 動物管理学研究室(二宮)
   14:30 動物発生細胞学研究室(山本)




2011/6/20

【公開セミナー報告】 在来水生生物保全池 公開セミナーを開催しました。
応用生物科学部の「在来水生生物保全池」の完成を記念して,6月20日(月)に公開セミナーを行いました。告知が遅かったことや天候が悪かったこともあり,参加者があるのか心配でしたが,結果的に60名弱の学内外からの参加者がありました。保全活動は,希少な生物を守っていくことに加えて,多くの人にその現状や取り組みをお伝えすることも重要です。今回のセミナーはその意味もありました。多くの皆さんにご参加いただき,有難うございました。そして,ご講演を快くお引き受けくださった,岐阜県世界淡水魚園水族館岐阜県立岐阜高等学校自然科学部生物班の皆さん,カスミサンショウウオの導入にあたり,手続きを進めてくださった岐阜市自然環境課の皆さん,ポスターのイラストにご協力いただいたイラストレーターのみのじさんに改めて感謝申し上げます。

在来水生生物保全池 公開セミナー
「岐阜市の在来水生生物の保全」
 日  時  2011年6月20日(月)午後4時15分~午後6時30分頃まで
 会  場  岐阜大学応用生物科学部 101多目的ホール

 プログラム
 
在来水生生物保全池を作った理由:岐阜大学地区のカメの現状
        岐阜大学応用生物科学部 助教  楠田 哲士
 
講演1: 岐阜県世界淡水魚園水族館での水生生物保全の取り組み
        岐阜県世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ 主任  田上 正隆 さん
 
講演2: 守れ!ふるさとのカスミサンショウウオ―保護活動と遺伝的多様性の解析―

        岐阜県立岐阜高等学校自然科学部生物班 部長(3年生) 岩田 亜美 さん
        岐阜県立岐阜高等学校 教諭  高木 雅紀 先生
 学部長挨拶(17:45~17:50)     岐阜大学応用生物科学部長  金丸 義敬
 
カスミサンショウウオの放流(在来水生生物保全池に移動して)
        岐阜県立岐阜高等学校自然科学部生物班の皆さん

ポスター 保全池紹介チラシ

 受付に展示したカメたち。大学内で調査のために捕獲したものです。当日資料として保全池のレジュメのほか,アクアトトのイベントチラシも配布しました。一人でも多くの人が水族館へ行き,今やなかなか見ることのできない岐阜の身近な生物について知ってほしいと思います。
 アクアトトの田上さんから,「岐阜県世界淡水魚園水族館での水生生物保全の取り組み」と題してご講演いただきました。
 次に,岐阜高校の岩田さんから,「守れ!ふるさとのカスミサンショウウオ―保護活動と遺伝的多様性の解析―」と題したご講演をいただき, 最後に学部長の挨拶で,セミナー前半部は無事終了です。続いて,保全池へ移動し,見学会を行いました。
 運よくちょうど雨が上がり,普段は入ることができない保全池に入って見学していただきました。本日,岐阜高校から到着した岐阜市産カスミサンショウウオ87匹と,すでに先週到着していた3匹と併せて,計90匹が岐阜高校の生徒さんの手によって放たれました。岐阜市のカスミサンショウオは条例規制を受ける絶滅危惧種です。岐阜市自然環境課の皆さんにもご尽力いただき,この放流が実現しました。

   このセミナーや放流の模様は,以下のサイトにも紹介されています。
    ・岐阜市自然・環境活動情報サイト「ぎふネイチャーネット
    ・岐阜新聞「絶滅危惧類の保全池、岐阜大に整備 カスミサンショウウオ放流」(2011年6月21日)
    ・中日新聞「カスミサンショウウオ 街の希少生物守るぞ」(2011年6月23日)

(なお,この公開セミナーは,平成23年度岐阜大学活性化経費(地域連携)支援事業の一環として実施されました。)


2011/6/18

【レポート】 姫路セントラルパークで1年生の授業
6月18日(土),兵庫県姫路市のサファリパーク 姫路セントラルパーク で1年生の授業「新入生セミナー(多様な動物の世界)」を行いました。あいにくの天気でしたが,まあなんとか雨の合間もありつつ。副園長さんやスタッフの皆様の計らいでとても充実した1日を過ごさせていただくことができました。たくさんの動物に出会い,何か新たな発見をして,何かを学び・感じてくれていたら嬉しいです。1年生たち,お疲れ様。そして,姫路セントラルパークのスタッフの皆様やバスの運転手さんに,改めて感謝いたします。

※姫路セントラルパークと応用生物科学部は,動物園動物に係る教育及び研究に関する連携協定を締結しています。

 早朝7時40分に大学集合です。大型バスを借りて30名で出発です。途中,高速の多賀SAで最初の休憩。
 大阪あたりでは,高速道路からあの芸術作品を横目に・・・・。13時に姫路セントラルパークに到着しました。渋滞もありましたが予定通り。
 副園長さんが合流し,ガイドツアーがスタート。まずはチーターセクションから,ライオン,トラ,そして草食Aセクションへ。
 バスの車内ではみんな身を乗り出して真剣です。
 運よく雨が上がり,ウォーキングサファリへGO。
 ここは,ウォーキングサファリ「ふれあいの国」。ニワトリやワンコ,ヤギたちがお出迎え。
 途中,熊神社でお参りしておみくじ。ちなみに私は中吉・・・。続いて,フライングケージへ。
 ウォーキングサファリ「野生の国」では,目の前にベネットワラビー,そして再びチーターとアフリカゾウだ。
 ホワイトタイガーが肉にかじりつき,サバンナテラスからはアミメキリンに手が届く。
 そしてゾウ・サイ舎内を特別にご案内していただき,雄ゾウのターゲットトレーニングを見せていただきました。
 短時間の訪問でしたが充実のあまり,帰りは皆ぐったりのご様子。お疲れ様。養老SAで夕食を取り,帰りも渋滞に阻まれながらも,予定通り22時半に大学に無事戻って来れました。本当にお疲れ様でした。
この授業は,平成23年度岐阜大学活性化経費(教育)支援事業の一環として実施されました。
( 昨年の訪問の様子はこちら。昨年は快晴だったのになぁ。)


2011/6/14

【レポート】新カリキュラムスタート (日本編) アクア・トトぎふで開催中!
岐阜県世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふで,特別企画展「カメペディア~カメのなかま・からだ・くらし・いま~」が開催されています。岐阜大学応用生物科学部の在来水生生物保全池の活動についても紹介してくださっています!
で,それはそうと,通常ではみることのできない貴重な希少な日本のカメ,なっ,なんとッ
リュウキュウヤマガメも展示されています。これは一見の価値ありですよ!!

   【カメペディア日本編】 2011年6月3日(金)~9月26日(月)
   【カメペディア世界編】 2011年7月16日(土)~9月26日(月)
 常設展示のほうのニホンイシガメ。
 企画展の会場では,リュウキュウヤマガメにお目にかかれますよ!!! この感動わかるかなぁ~。
 イシガメとクサガメの雑種,いわゆる「うんきゅう」や,沖縄で発見されたリュウキュウヤマガメとのハイブリッドも展示されています。在来種は環境の悪化によって減少しているだけでなく,こんな雑種が生まれたりして純粋な種が失われていっているんですね。
 岐阜大学応用生物科学部の在来水生生物保全池でのカメを守る取り組みも紹介してくださっています。
 そして,私たちもお世話になっているイラストレーターみのじさんのイラスト展「カメの顔が好き!」も同時開催中でした。
 暑い夏はアクア・トトへいこう!


2011/6/14

キリンの授乳行動に関する共同研究
共同研究を始めるにあたり,6月11日に京都市動物園を訪問し動物繁殖学研究室の学生と教員が飼育担当者からレクチャーを受けました。京都市動物園とは以前からキリンの繁殖に関する共同研究を行っており,これまでに3回の妊娠判定に成功しています。詳しくは......



ハートマーク発見!


2011/6/9

【実験風景】 生産環境科学基礎実験
 今年度から始まった2年生の新実験実習科目「生産環境科学基礎実験」の様子です。生産環境科学課程の多くの先生がそれぞれのテーマで3クラスのローテーションで分担して行います。この日は,動物コースの教員がクラス3を担当し,
「色素細胞の収縮におよぼすイオンの作用」について実験を行いました。

 フナからうろこを拝借して観察,イオンの作用を実験します。
 それぞれの観察結果について各班で考察の議論が始まっています。


2011/6/8

【日記】 岐阜高校の自然科学部生物班の部活動を見学
 岐阜高校の生物実験室にお邪魔し,部活動を見学し,先生と打ち合わせを行いました。顧問の生物の先生は,サンショウウオ業界で有名な先生です。今年度から先生の指導を受けて,岐阜大学でも岐阜市産のカスミサンショウウオの域外保全に取り組みますよ。岐阜の個体群は,岐阜高校の自然科学部生物班が代々調査や保全活動をおこなってきました。その甲斐あって生息数は回復しつつあるようです。私たちは,岐阜高校,岐阜県世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ,岐阜市役所自然共生部自然環境課の助言や指導を受けて一緒に取り組みます。岐阜大学では,在来水生生物保全池でカスミサンショウウオの分散飼育,半自然飼育実験を行う予定です。

 新しくてきれいな岐阜高校,生物実験室も広くて,たくさんの生き物がいて,楽しいひと時でした。うらやましい。
 岐阜高校が岐阜市の許可を得て回収保護したカスミサンショウウオの卵嚢から毎年無数の幼生が孵化しています。この時期は,変態上陸間近だそうで,これからが例年の放流時期だそうです。このうちの一部が岐阜大学にやってくる予定です。
 カスミサンショウウオ以外にも様々な生物の調査研究を行っているそうです。その内容は部活動の域を超え,大学研究レベルです。
 動物コースの学生と大学院生が同行し,生物班の部員からアオダイショウの幼体を見せてもらってレクチャーを受けました。
 お礼にカメの採血をみてもらい,みな興味津々でした。野外でみつかった「うんきゅう」(イシガメとクサガメの交雑種)がいました。この日は,私たちと一緒に水族館からも見学に来られていました。さらに動物園,他大学,岐阜市役所などからも訪問者があるようです。とにかくすばらしい活動をしています。大変勉強になりました。


2011/5/27

【学生活動の紹介】 セミナー:動物園水族館紀行 in ヨーロッパ
 株式会社プレック研究所 動植物園設計・研究センターで,大学院生がちょっとしたセミナーを行いました。動物園好きの大学院生が約1ヶ月間個人でヨーロッパの動物園・水族館を巡ってきたことがきっかけです。そのときの様子を多数の写真を交えて,同センターのスタッフの皆さんにご紹介させていただくことになりました。色々な分野とのご縁があるものですね。
  タイトル: 動物園水族館紀行 in ヨーロッパ ~動物園好きの素人学生がヨーロッパで見たもの・感じたこと~
  紹介者: 横山 卓志くん (大学院応用生物研究科2年生)
  日  時: 2011年5月27日(金) 16:00~18:00(映写会),18:30~(意見交換会)
  場  所: 株式会社プレック研究所 動植物園設計・研究センター 事務所 (名古屋市中区錦)
  ※ プレック研究所は,「よこはま動物園ズーラシア」や「到津の森公園」などの新しい展示を設計・監理された会社です。


( ヨーロッパの動物園・水族館の様子は後日,アニマルフォトギャラリーのページで紹介したいと思います。)



ホーム動物コースって?授業科目・資格アルバムコース教員研究室進路・就職関係機関免責条項
応用植物科学コース(生産環境科学課程) 環境生態科学コース(生産環境科学課程) 岐阜大学応用生物科学部
お問い合わせ先: 
国立大学法人 岐阜大学
応用生物科学部生産環境科学課程応用動物科学コース|大学院応用生物科学研究科生物環境科学専攻生物生産科学コース
〒501-1193 岐阜県岐阜市柳戸1-1|応用生物科学部学務係:TEL:058-293-2838・総務係:TEL:058-293-2835
Copyright©2008 Faculty of Applied Biological Sciences, Gifu University. All rights reserved.