教員
指導者養成部門
西城 卓也 Takuya Saiki,MD,MHPE,PhD
医療者教育学の基盤となる教育理論の活用や知見の生成、そして現場に足をつけた効果的かつ現実的な現場改善の推進という両輪を回し続けたいと願って研鑽しています。医療者教育における世界と日本の掛け橋であるMEDCを通じて、よりよいグローカライゼーションを探索してゆきます。
今福 輪太郎 Rintaro Imafuku,BA,Grad Dip,MA,PhD
国文学や社会言語学、教育学を専攻していましたが、2012年からMEDCで医学教育に携わることになりました。これまでの経験や学んできたことを医療・医学教育のコンテキストへ応用させることに取り組みます。特に、医療コミュニケーションや自己主導型学習能力の教育・研究に貢献できたらと思っています。
また、医学教育を幅広い分野の人たちで支えるような国際的な社会的ネットワークを構築できるように、MEDCの業務に励みたいです。
教育開発学部門
藤崎 和彦 Kazuhiko Fujisaki,MD
北大医学部卒、大阪大学大学院、奈良県立医科大を経て岐阜大MEDCにきました。大学院入学時(1985年)に医学教育学、医療行動科学、医学概論を専攻するといったら、変わり者扱いされたのが、今では時代の変化に驚いています。 常にこの領域のパイオニアでありたいと思っています。
野村 理 Osamu Nomura,MD,MA,PhD
小児救急医としての臨床経験を主に小児病院で積んだ後にカナダのマギル大学に渡り医療者教育修士課程を修了しました。帰国後は、母校の弘前大学で救急医学と医学教育学の教員として従事しました。2024年よりMEDCの一員に加えて頂き、特に修士課程・博士課程の大学院生の皆さんとの関わりを通じて、日本の医療者教育学のScholarshipの発展に貢献していきたいと思っております。
早川 佳穂 Kaho Hayakawa,DDS,PhD
歯学では口腔外科学を専攻しておりましたが、いろいろなご縁が重なり、2014年よりMEDCに教務補佐員として所属することなりました。主に模擬患者さんの養成やスキルスラボの管理などを通して医学教育に携わってきました。2020年度からは医療者教育学専攻の特任助教として気持ちも新たに、日々楽しく精進しながら、医療者として自分が貢献できることを見つけていきたいです。
特任教授
鈴木 康之 Yasuyuki Suzuki,MD,PhD
2001年センター設立と同時に小児科からこの世界に飛び込みました。小児科医としての教育経験から、問題解決型学習の楽しさ、コミュニケーションの重要性、医療のプロフェショナリズムを伝えてゆきたいと思います。
また大学院教育を通じて、未来の医学教育を担う若手教育者の育成に力を注いでいます。
兼任教員
川上 ちひろ Chihiro Kawakami,RN,PHN,MA,PhD
MEDCでは、おもに“多職種連携医療教育”に関する研究や業務を行います。
学生さんや地域の皆さんと接することが好きなので、地域体験実習や模擬患者実習などにも楽しみながら参加しています。
また、学外では自閉症スペクトラムの方たちへの支援も行っています。とくに性に関する支援や教育方法の開発や実践を行っています。
どんなことにでも興味を持って、既存のことにとらわれず新しいことにチャレンジ!でありたいと思っています。
堀田 亮 Ryo Horita,PhD
臨床心理士として、困難な状況にある学習者への心理学的介入や支援、心理・精神症状の評価を専門としています。精神、発達障害のある学生のメンタル支援、修学支援、移行支援に関する実践と研究にも取り組んでいます。
学生支援・教育は奥が深く、科学的根拠を基盤にしながら、時には“あえてずらす”感性と勇気が道を拓くこともあります。そんなことを考えながら、医学教育の発展に少しでも貢献できたらと思っています。