血液浄化治療部門は、東海地区・岐阜県内の急性期重症疾患・困難手術例が集中して入院する高次医療機関として存在する岐阜大学医学部附属病院内で、急性期医療に特化した血液浄化治療部門となっています。
周術期・急性期透析を中心に、高次救命治療センター医局員を主体として、血液浄化治療部門は運営されております。
主な対象症例は以下の通りです。
・ 大学病院での各種疾患の治療のために、他院から転院してきた既に血液浄化療法を実施中の慢性腎不全症例。
・ 腎移植治療に関連して入院する慢性腎不全症例。
・ 全身状態が比較的安定している(or してきた)急性腎不全(AKI)症例。
・ 慢性維持透析の導入と初期治療。
・ 血液透析以外の血液浄化療法が必要と判断された症例。
(例えば白血球除去療法など。この場合、外来患者も対象となります。)
※尚、当院では、外来維持透析は、実施しておりません。
更に、高次救命治療センターでは、院内ICU・高度救命救急センター(ACCC)で、AKI・中毒・Sepsis・MODS症例などにおいて、救急・集中治療に不可欠な急性血液浄化療法を積極的に実施しており、血液浄化治療部門は、その治療も行っております。
症例数 | 院内ICU・ACCC施工例数 | |
---|---|---|
2015年 | 160 | 52 |
2014年 | 152 | 64 |
2013年 | 168 | 67 |
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