家政の授業の特色(被服構成学及び実習)

今回は、1年次後期の『被服構成学及び実習』を紹介します。

 この授業では、小中学校の教員養成のための教材研究を目的に、小学校や中学校の教科書で取り上げられる被服関係の課題を実際に製作し、実習・実後の指導法の研究に取り組んでいます。

 これまでに製作した作品は、手縫いの基礎として小学校課題の「巾着袋」、ミシン縫いの基礎として「トートバッグ」、さらに中学校で学ぶ立体構成として「ショートパンツ・ズボン」、平面構成として「半纏」を製作しています。冬からは編み物にも取り組み、各自のデザインをいかした「マフラー」製作に取り組んでいます。
 作品作りは個人での製作になりますが、写真の「ショートパンツ・ズボン」や「半纏」のようにミニファッションショーで作品交流をするなど、各自の個性も生かした作品づくりを楽しんでいます。

 将来、教員になった時に、確かな知識や技術とともに「ものづくり」の楽しさも伝えて欲しいと思っています。

2020年01月20日