当教室で行われている研究は、臨床研究から純粋な基礎的研究まで多彩ですが、中でも対象として小児期に発症することが多い遺伝性疾患を扱う研究が特徴です。特に先天性代謝異常症や原発性免疫不全症(自己炎症性疾患を含め)の多くは単一遺伝病であり、患者の確定診断のために遺伝子解析が必要です。一部はコマーシャルベースでは解析することができるようになりつつありますが、さらに詳しい検討が必要な場合があります。また得られた遺伝子変異の情報の解釈のために、なんらかのin vitroの機能解析が必要となることがあります。こういった一般医療機関では診断することが困難な疾患・症例について、臨床研究として診断・病態解析を行うことで、その先の治療につなげることができます。また、先天性代謝異常症、自己炎症性疾患、アレルギー疾患、腫瘍性疾患についてそれぞれの分野で新規治療法の開発などにも取り組んでいます。
小児科では、様々な研究機器を揃えて、最先端の研究を行っております。
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岐阜大学大学院医学系研究科小児科学教室
〒501-1194 岐阜市柳戸1-1
電話:058-230-6386
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