当科の特徴
医学生・研修医の皆さんへ ―岐阜で外科医として暮らしていこうと考えている先生方へ―
我々がまず目指すもの
岐阜大学 高度先進外科（第１外科）がまず目指すのは‘全身を診ることができる外科医を養成する’ことです。
外科治療ではそれぞれの病気の治療（手術）だけではなく、全身の管理が必要となります。また、社会の高齢化に伴い心臓と大腸、肺と胃など複数の病気を併発される方も多くみられます。
当科の特徴として心臓血管外科・呼吸器外科・消化器外科のグループがあります。当科では研修として心血管・呼吸器・消化器のトレーニングを受け、幅広い知識と周術期管理に必要な知識・手技を身につけます。その後、それぞれの専門に取り組むことにより全身を診ることができる外科医となるのです。
当科では、狭心症を合併した癌患者様の一期的手術や、腎臓などの臓器の機能低下がある患者様の手術も積極的に行っています。
もちろん、専門分野での技術習得にも力を入れています。心臓血管外科専門医、呼吸器外科専門医、消化器外科専門医の各専門医の習得プログラムも準備しています。
カンファレンス風景：週２回 全手術症例の検討会を行っています。
岐阜の地で
スーパースターのように岐阜に降り立つといったテレビドラマのような世界はなかなか難しいでしょう。臨床医は、一朝一夕に完成するものでもありません。真摯に一例一例を大切に患者さんのために治療し、階段を一歩一歩確実に上っていくことが一番大切です。そのためには、岐阜の地で活躍している先輩外科医や内科医の先生との人間関係の確立が一番重要です。
我々は他の外科系分野と共に岐阜県の外科医療を支えています。東京、大阪、名古屋のような大都市に劣らない外科診療を岐阜県の皆様に供給していると自負しております。岐阜大学第一外科には、それぞれの領域での先進的な技術、全領域におよぶ広範囲な知識と治療経験、そして土井教授の人柄に魅せられた若者が集まり活気づいています。
岐阜出身の方は地元で、お父さん、お母さん、親戚のおじさん、おばさんによりよい治療をしていきましょう。岐阜出身でない方もぜひ岐阜の良さを実感して生活の基盤を見つけてください。情熱とやる気のある若い力が必要です。
少しでも外科に興味がある方は、岐阜で外科として活躍しようと考えている方は、是非当科研修プログラムを見てください。
医療という特殊な性質上、ホームページには載せきれない様々な情報もございます。気軽にご連絡をいただければ幸いです。
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