比較生化学研究室について
比較生化学研究室は「内分泌・代謝学」と古くから呼ばれてきた学問分野を研究しています。この地方に養鶏産業が盛んなことを背景にして,ニワトリやその卵を主な研究対象にしていますが,鳥類という動物がその歴史の中でどのような「生きるための知恵」を生み出してきたのかを,内分泌・代謝研究を通じて知ることを究極の目標にしています。研究の手法は生化学的・分子生物学的方法が中心です。
また,近年,ペットフードの改良や動物医療の進歩によって,家庭動物(イヌやネコ)の寿命は著しく延びています。超高齢社会を迎え,地域コミュニティにおける家庭動物の新たな位置づけを模索する動きもあります。こうした大きな変化を背景に,高齢化した動物(ペット)と人間(飼い主)ともに健康で相互に支え合える要件を,理系ならではの手法で解明しています。
このほか,当地方に特有の「ナゴヤダルマガエル」を主な対象に,水田が育む身近な生き物と生息環境の保全に関する研究も行っています。
岐阜大学 応用生物科学部
(〜2025.3)生産環境科学課程 応用動物科学コース
(2025.4〜)応用生命化学科/動物科学プログラム
岐阜市柳戸1−1(〒501−1193)
修士課程:自然科学技術研究科 応用動物科学領域
博士課程:連合農学研究科 動物生産利用学連合講座
教員 岩澤 淳(教授)
Iwasawa.atsushi.j0[at]f.gifu-u.ac.jp ([at]を@に変えてください)
学歴 群馬大学大学院(群馬大学内分泌研究所)博士課程 修了 博士(医学)
所属学会 日本動物学会,日本家禽学会,日本両生類研究会,Poultry Science Association,International Society for Anthrozoology ほか
研究・教育のキーワード
鳥類,高血糖,卵黄嚢,甲状腺ホルモン,ニワトリ・ウズラ
内分泌・代謝学,
ナゴヤダルマガエル,生物多様性,持続性学,
コンパニオンアニマル,人と動物の関係学
研究業績 → Researchmapへのリンク
得意なこと
ホルモンの定量
できること
簡易なDNA実験(PCR,RFLPなど)
液体クロマトグラフィー(分取)
タンパク質の電気泳動
免疫組織化学
担当授業 → 岐阜大学シラバス
「教員から検索」に「岩澤淳」と入力して検索してください。
兼務・兼任先へのリンク
岐阜大学地域協学センター
名古屋大学生命農学研究科 鳥類バイオサイエンス研究センター
名古屋大学環境学研究科 持続的共発展教育研究センター
明治大学農学研究科
お問い合わせ
・研究室配属や大学院受験の相談
・研究室見学の相談
・市民の方や報道機関の方からの質問
などは上記メールアドレスからお問い合わせください。
(コピペしていただくと間違いが少ないと思います。)