細胞の膜を構成する脂質分子は、なぜ多様なのか?
私たちは、この素朴でありながら、いまだ十分に解明されていない問いに、出芽酵母を用いた分子遺伝学・生化学的なアプローチで取り組んでいます。
特に注目しているのは、細胞の生存や環境適応に重要な役割を果たす「スフィンゴ脂質」です。これらの脂質が、細胞のストレス耐性やシグナル伝達などをどのように支えているのかを研究しています。
また近年は、こうした基礎研究を発展させ、産業酵母の発酵能力やアルコール耐性の仕組みを解き明かす研究にも取り組んでいます。
当研究グループは、2023年10月に九州大学から岐阜大学へ研究拠点を移し、活動を続けています。
キーワード:脂質生化学、酵母分子遺伝学、生体膜、スフィンゴ脂質、セラミド