『小公子』の部屋 〜 第八回本文
10111213141516『小公子』の部屋||ホーム

『小公子』初出本文のHTML化について

○方針
1)原姿をとどめるように配慮した。このため、底本の誤字・誤植などもそのままとした。 一方で、傍線・傍点などの類は復元できなかった。
2)原則として新字旧仮名とした。また、新旧の対立のない字でも適宜現在通用のものに 直したものがある(例、歿→没 附→付)。ただし、この基準は今後変更する可能性があ る。
3)底本では原則として段落分けのための改行・字下げはない。が、ブラウザでの読み取 り速度を上げるため、一文ごとに改行をいれた。
4)当分のあいだ、ルビを付さない本文のみを掲げることとし、準備が整い次第、ルビつ き本文を提供して行きたい。

○作業の流れ
1)荒い入力を佐藤が行い、プリントアウトした。
2)それに、古市久美子(96年3月卒業)が初出本文と校訂を行った。
3)佐藤と古市でHTML化した。


小公子。       若松しづ子

   第八回  (甲)

此次の日曜に、モドント氏の説教を聞ふとて、集ふた聴衆は平常よりも、余程、多数で、モドント氏は、礼拝堂に嘗て是程に群集したことの有つたのを、殆んど、記臆されなかつた位で、平常、教師の説教を聞に来たことの無い者まで、此日には席に臨んで居り升た。
それのみか、モドント氏の受持でない、隣村からまで、人が見えた程でした。
其群集中には、気の好さそうな、日に焼けた百姓もあれば、頼母しそうな、ドツシリして、頬の色の好ひ、おかみさんも居つて、何れも、けふを晴れと、仕まい置の衣裳を着て居り升た。
そうして、一家内に付て、平均、六人位は子供を連れて来てゐました。
お医者夫婦も来れば、仕立屋も来る、代診も来れば、薬種屋の丁稚も来る、少くとも一家族から一人はどうしても、見えた様でした。
前の一週の間といふものは、此領内にフォントルロイの評判のない処はない位で、殊に彼の城下の荒物屋のおかみさんの処へ、針を一本か、さなだ紐を一尺位買に来ては、其の話しを聞たがるので、店の戸につけてある鈴は、往来の烈しさに、殆ど、振り切れる様でした。
此おかみさんは、若様のお部屋はどふいふ飾り付がしてあるといふこと、新しく買つた結構なおもちやの直段がいくら\/といふこと、美事な、栗毛の小馬と、夫相応に形の少さい馬丁まで揃へて備へてあるといふ事、又其外に、銀製の馬具が着いた、少さな馬車も拵らへてあるといふことまで、一々委細に承知してゐて、若様の御到着の当夜、下部どもが一目見た処で、若様のことを、何と申したといふこと、又お婢たちは、あの可愛いヽお子を、おつかさまの手から離すとは、余り、むごたらしいことだと、一同気の毒がつたといふこと、又自分が本当に尤だと思ふといふこと、そうして、其お子がお祖父様が入つしやる書斎へ、タツタ、一人で遣られた時は、みんなが、冷\/した、なぜといへば、侯爵様がどんな取扱ひ様をなさるかしれぬ、平生から、子供はさて置いて、自分たちの様な、随分好い年をした者でさへも、こらへ切れぬほどひどい癇だから、といつて居といふことを一々聞伝へたまヽ、人毎に話して聞かせ升た。
荒物屋さんが二人来てゐた中、一人のおかみさんに向ひ、

一寸、ヂェンスのおかみさん、タマスどんがそういひ升たよ、
可愛そうに、あのお子は、何にも知ないで、御前を見て、ニコ\/して、生れ落た時から、心安くした人かなんぞの様に、御前にヅン\/お話をしたので、御前の方が却つて後れが来て、眉毛の下から、ヂツト、見詰めたまんまで、たゞ、其話を聞てお出でしたと、

といつて、忙がしそうに、又一人に向ひ、

それからネ、お聞なさいよ、ベーツのおかみさん、
タマスどんが、御前は心の底では、悦んで、自慢して入つした様だつた、
それも、尤だ、
今時の子供の様でこそないが、器量といひ、行儀といひ、あんな子、見たことがないからつていひ升たよ。

それから又、ヒツギンスの話も出たのでした、
モドントさんが家へ帰つて、食事の時に、家族の者に話して居た処を、小遣が聞て居て、台処で話すと、それから其噂が、野火ほど足速に四方へ広がり升た。
それから、市日になると、ヒツギンスが町へ出て来たので、四方、八方から、其事柄を尋ねる。
それから、どふいふ始末で有つたと質問されるので、ニユーウィツクも、二三人の人たちに、フォントルロイ殿の名の記してある手紙を出して見せ升た。
そこで、百姓どもは、渋茶を呑により合時も、買物に出掛る時分に、話をする種が沢山出来て、思ふ存分余す処なく、聞ては伝へ、聞ては伝へしたので、間もなく、其評判が領分一杯になり升た。
さて待まふけた日曜になれば、此女たちはいち早く、教会へ歩いて行くか、さもなければ、夫に勧めて、小馬車を駆て貰ひ升た。
又夫とても、追ては、大殿の跡を継いで、地主にならうといふ若君がどの様な人物かと、見度と思ふ心がなくも有ませんかつた。
侯爵は平常、教会へ出席なさるるなどは、極く稀でしたが、併し此時は殊更、フォントルロイを伴つて、ドリンコート家の定まつた席へお臨みになり升た。
此朝に限つて、人々は会堂へ直ぐ這入らず、会堂の裏や、通道にも、物待顔にブラ\/して居る者が大勢有升た、門にも、入口にも、あちらにも、こちらにも、一塊りづヽ、人が集つて居升て、大殿が御出席にならうか、なるまいかと頻りに評議して居升た。
其評議が最も熾んになつた時分、何か俄かに声をたてヽ、かう云つた女が有升た、

アレ\/、あれはキツトおつかさまだろうよ、
マア若くつて、器量の好いこと!

こふ聞た者は、誰も彼も一時に、振向いて、こちらへ歩いて来る、黒づくめの服装をした、柔和な姿に眼をつけ升た。
喪服についた顔蔽は、ズツト後へ跳て有て、眼鼻だちの美やかで、尋常な処も、小供のほど柔かで、艶かな髪が、黒い質素な帽子の下から見えて居升た。
エロル夫人は辺に集つて居る人々には気も付ず、頻にセドリツクのこと、セドリツクが自分に逢に来た時のことをおもふて、新しひ小馬を貰たのを嬉がり、ツイ其前日これ見てといはぬ斗の顔付をして、さも悦ばしそうに、戸口まで乗て来た時、鞍着も大層チヤンとして立派で有たことなど、考へ\/、歩いて来升たが、人々が自分に眼をつけて居て、自分が通ると見て、何やら、人気がさわだつて来る様なのに、フト気がつき升た。
最初、其事に気がついたのは、華美な上着を着た老母が、頻に自分に辞儀をした時で、それから又、モウ一人も顔を下て、「奥様の為に幾久く御幸福を祈り升」と祝てくれ升た。
それからといふものは、自分が通のを見て誰も彼も皆帽子を脱で礼をし升た。
暫時、何故かと、訳が分りませんかつたが、フォントルロイの母だといふ処で、敬礼を表して呉るのと心づいては、少し恥しく、顔の赤らむのを覚へツヽ、ニツコリ笑つて、自分も辞儀をし、祝つて呉れた老母に「有りがたう」と優しひ声で答へ升た。
是まで雑踏を極めた米国の都会に人知れず住んで居つたものが、この通り質朴に真心から礼儀を表されたは、大層物珍らしく、始めは少し間がわるい様でしたが、到底、人情の温かな処に感心して、自から其風俗をも好む様になり升た。
夫人が石造の入口を通つて、会堂へ這入るや杏、人々が待ち設けたに違わず、勇ましい馬や、揃の服の付添ひを従へた、お城の馬車が轟々の音を先にたてつヽ、角を曲り、緑りの生垣の間を通つて来ました、立並らんでゐる人々はロ々に、

ソラー、来たぞ!

といふ中に、はや、馬車は止つて、タマスは先づ馬車を下り、戸を開けると、黒天鳶鵞の服を着た少さな男の児が、フツサリして、キラ\/して居る髪を後ろへ波打せて、先に飛び下り升た。
スハと男も女も、小供も一同に瞳を据へて見て居升と、フオントルロイの父を見知つて居た者は申し合せた様に、

イヤ、カプテンを其まヽだ、
カプテンに丸で、生写しだ!。

といつて居升た。
フォントルロイは、タマスが殿を助けて馬車からお下ろし申す側らに、親しい大事な人の為に、さも気遣わしいといふ様子をして、ワザ\/日向に立つて居升た。
そうして、自分が役に立つ時分と思ふと、直ぐ、手を出し、肩を進めた処は、六尺の男子に凝して居り升た。
ソコデ見て居る人々は、他の者は兎も角、孫どの丈にはトリンコート侯爵も恐ろしがられて入つしやらないことを始めて悟り升た。
其孫どのは、こふいつて居升た、

お祖父さん、僕にヅツト、寄りかヽつて入つしやいよ、
みんながお祖父さんを見て、どうも嬉しがつてることネ、
そうして、誰でもお祖父さんを知つてる様だことネ!、

侯爵は、

フォントルロイ、貴様帽子を脱がないか、
貴様に辞儀をして居るではないか!、

ナニ、僕にですか、

と、フォントルロイは急いで、帽子を脱ぎ、パツチリした眼で不審そうに群集した人々の方を【目永】めて、一どきに、みんなに礼をしようとして、あせつて居升た。
前に夫人に物をいつた、よく頭を下げる、華美な上着を着た老母は又、

若様に神様の御祝福を祈り上升、
幾久しく、お栄へ遊ばせ

といひ升と、フォントルロイは、

おばあさん、有難とうよ!

と答へて、それから直ぐ礼拝堂へ這入つてからも、両側に人の居並らんだ間を通つて、褥や、掛け幕の立派に備へてある定席に着くまで、人の眼印るしになつて居升た、(以上、『女学雑誌』第二七九号)



小公子。       若松しづ子

   第八回  (乙)

さて、フォントルロイが、とう\/席に着升てから見たことで、二ッ嬉しいことが有升た。
一ッは、会堂の向ふの方で、自分の見て居られる処に母さんが坐つて入つして、自分を見て、ニツコリして下すつたこと。
モ一ッは、自分たちの腰かけてゐた、長椅子の奥の方の壁に、面白そうな石の彫物が有たことでした。
これは、二人の異様な人が、向き合つて、脆いて居る姿でした。
二人の間には、石造の経本を二ッ載せた、丸柱様の物が有つて両人とも祈念に凝つて居る処と見えて、双の手を合せて居升。
服装は余程古代の物らしく、下の碑に、書てある字を漸くに拾ひ読いたし升と、「第一世、ドリンコート侯爵、グレゴレ、アルサ并に夫人、アリソン、ヒルデガードの墳墓といふことが記して有升た、古文の事故、綴字は、今と多少、趣きが変つてゐて、たとへば、今、iを遣ふ処にyの遣つてあるのはhis,wifeなどがhys,wyfeと書いてある類で、又字の終りに、益にもたヽぬと見えるeの文字が付してあるのは、body,Earlとあるべきをbodye,Earleと書いてある類でした。
フォントルロイは、不審が晴たくて、堪らぬ様で、とう\/思切つて、老侯の耳に口をよせて、

お祖父さん、ソツト耳こすりしても好いですか?

何んだ?

アノ、此人たちは誰なんです?

あれか?
あれは貴様の御先祖で、幾百年も昔しの人なんだ。

フォントルロイは、今度は、勿体なさそうに、眺めて、

そうですか?
それじや、僕の綴字は、此人たちに似たのかも知れません、ネイ。

それからは、礼拝式の書物を開き升たが、音楽が始まり升と、起立して、ニコ\/しながら、母の方を眺めて居り升た。
フォントルロイは、唱歌が大好で、母と一処に、度\/歌つたことが有つたのでしたから、讃美の歌が一斉の時は、自分も人と同じ様に、歌ふて居り升たが、其声の清く、可愛いく、高い処は、宛がら鳥の歌ふ様に、冴渡つて居り升た。
自分も、其歌の楽しさに、己を忘れて居り升たが、侯爵さまも、掛幕の深みに居寄つたまヽ、孫に見惚れて、自分を忘れて居られ升た。
セドリツクは、手に、大きな讃美歌の本を持つて、勢一杯に歌ふて居り升たが、悦こばしげに少しく、顔を擡げた処へ、一條の光線がコツソリ、映じ入り升て、染玻璃の金色の者を斜に横切てフサ\/と幼な顔へ垂れかヽつた髪をきらめかせ升た。
此趣きを向ふから間視見た母は、愛情に迫て、身が震へる心地で、同時にいとも切なる、祈念を献げ升た。
それは、幼子の純潔、単一なる心の幸福が何卒、永遠に続く様にといふことと、不思議にも出逢ふた幸運が、人にも我にも禍を来さぬ様にといふことでした。
いとゞ優い母の心を、此頃又千々に砕く事許り有升た。
其前の夜も、我子を抱きしめて、暇を告げてゐながら、

アヽ、セデーや、セデーや、
わたしはおまへの為許りにでも、どふぞして発明になつて、色\/為になることが云て聞せて遣り度と思ふよ!
ダガネ、おまへ、心掛を好くし、正しい道を守り、いつも深切と信実とを尽しさへすれば、それで好ので、さうさへすれば、一生、人の害になることは決してなく、多く人を助けるといふ立派なことも出来るのだよ、
このかあさんの少い子が、生れた為に、広い世界の人が、いくらか、善なるかも知れないのだよ、
それでね、セデーや、
モー、それに越したことはないのだよ、
一人の人間が世に出て、其人の為に、世の中の人の少しでも、ほんの\/少し斗りでも善良くなつたといふのが、何より、かより、結構なものだよ。

謹んで教を承つたフォントルロイが、お城へ帰てから、お祖父様に其通をいつてお聞かせ申し、其上句に、こふ云ひ升た。

それからネ、かあさんが、そういつた時、僕、お祖父さんのこと考へたんですよ、
ダカラ、僕、云つたんです、
なんでも、お祖父さんが世の中へ入つしたんで、よつぽど、人がよくなつたにちがひないつて、
それから、僕も其真似をする積りだつて。

御前は、少し安からぬといふ様な面もちで、

そこで、お袋が、なんと答へた?

それは結構なこつたから、なんでも、人の好い処を探し出して一処懸命で、それに做はなくつちやいけないつて、いひ升たよ。

此の時、老侯は、赤幕の垂れ間から、眼光を放ちながら、前の事柄を考へて入つしたのかも知れません。
老侯は、多くの聴衆の頭を越へて、向ふに、我子の嫁が独り坐つて居つた方へ眼を放つて、勘当受けたまヽ没した人の愛した、美しい器量と、今、自分の側に坐つて居た、子供に好くも似た、眼付とに、気を留めて居られ升たが、心の中は矢張り、執念く、頭固で有つたか、或は少しは柔らいで居つたか、其辺は甚だ知り悪いことでした。
老侯の一行が会堂を出られると、礼拝式に預つた者の中で、多くお通りを待て、立つて居り升た。
門に近づいた頃に、手に帽子を持つて、立つて居る人が、一歩前へ進んで、尚躊躇して居り升た。
此人は、壮年過ぎた、百性らしい者で、浮世の苦労に面痩して居升た。
侯爵は、

早くも、どふだ、ヒツギンス?、

フォントルロイは、急に振り向いて、彼を見升た。
そうして、

アヽヽ此人がミストル、ヒツギンスですか?、

侯爵は、冷淡な調子で、

そうだ、大方、新しい地主様のお目通に出て来たのだろう。

ヒツギンスは、日に焼た顔を、赤らめつヽ、

御前、其通りで御ぜい升、
ニユークィツク様のお言葉に、若様が、此下郎のことをとりなして下さつした、といふことで、御ぜい升たから、御免の蒙つて、一度、御礼を申たいと存じて、ヘイ‥‥‥

思掛けなく、自分の大難を救つて呉れた者が、この通り誠に幼い子で、運に拙ない自分の子供と違つたこともなく、威張る処などは、少しも観へず、あどけない顔をして、自分を見て居られる様子に、少し驚ろいて、

フォントルロイに向ひ、若様、誠に、お礼の申様も御ぜいません、
誠に、有難う存じます、
アノ‥‥‥

フォントルロイは、其言葉を遮り、

ナニ、僕は、たゞ手紙を書いた斗ですよ、
それを為すつたのは、お祖父さまです、
ダケレド、お祖父さまは、いつでもなんですものネ、
誰にだつて、好いんだもの、
細君はモウ好くなり升たか?

ヒツギンスは、少し気後れがした様子でした。
此人も亦、大殿が美徳を積んだ、慈善的の人物の如くに称へられるのを聞いて、多少驚ろき升た。
いま答をしよふとして、少し訥りながら、

アノ、ナニ‥‥‥若様其通りで御ぜい升、
かヽも心配がなくなつて、大きに宜しくなり升た、
病よりも苦労の方で、弱つて居たもんで‥‥‥へイ。

それは、好かつたこと、
僕のお祖父さまも、あなたの子供が、腸チブスだつて、大変気の毒がつて、僕も気の毒でしたよ、
お祖父様も、子供が有つたんですからネ、
僕はお祖父さまの子の又子ですよ、
知つてませうネ?

こふ聞いて、ヒツギンスは、たまげて倒れそうになり升た。
併し、気を利かせて、侯爵さまのお顔をなる丈、見ない様にして居升た。
侯爵さまの、親子の間がらの疏いことは、年に二度位しか息子供にお会ひなさらぬ程で、又其折も、ヒヨツト子供の病気といふ様なことが有れば、医師や、看護人がうるさいとて、早速、ロンドンへお立退きになつて仕まい升たほど故、此事を知るヒツギンスは、気の毒さに堪へませんでした。
果して、侯爵は、其通で、他人が腸チブスを患ふのを、意に介することなどがあるかの様に云て、間が悪く例の太い眉の下から鋭い眼光が輝いて居升た。
侯爵は見事に、渋い笑顔を見て、

ヒツギンス、此通り、貴様だちはおれの人物を誤まつて居たんだ、
フォントルロイ丈は、おれを本当に見て居のだからおれの性質等に付て、確実な所が知りたくば、こヽへ来て尋問するが好いぞ、
サア、フオントルロイ、馬車へ乗れ。

フオントルロイは速ぐと、飛び込み升た。
そして、馬車は縁の生垣をゴロ\/と轟かせ、走り升たが、大道に出る所の角を屈つてからも、老侯の、渋そうな笑顔は、まだ失せませんかつた。
(以上、『女学雑誌』第二八〇号)



10111213141516『小公子』の部屋||ホーム