2024年6月11日(火)、岐阜大学にて大学見学会を開催し、岐阜市立長良中学校2年生111名が参加しました。
大型バス3台で岐阜大学に到着し、大学構内を散策しながら大教室に移動しました。はじめに、大藪 千穂 副学長(男女共同参画推進室長)が岐阜大学で学べる学問分野や大学生活などについてスライド資料を用いながら紹介しました。
次に、落合 絵美 男女共同参画推進室 助教が「無意識の思い込み(バイアス)って何だろう?」と題したミニセミナーを行いました。セミナーでは、無意識の思い込みについて説明したうえで、性別や進路に関する思い込みにとらわれることなく多様な選択肢の中から自分らしい選択を行うことの大切さについて語りました。
続いて、岐阜大学の理系分野に在籍する女子学生(大学生、大学院生)4名がリレートークを行いました。リレートークでは、小中高生の頃に取り組んでいたことや興味・関心、大学(院)で学んでいる内容や理系を選択した理由などについて紹介しました。
その後、生徒は2グループに分かれて学内の教育研究施設である地域連携スマート金型技術研究センターおよび図書館を見学しました。地域連携スマート金型技術研究センターでは、センター長が金型プレス機を前にAI(人工知能)やVR(仮想現実)を活用した金型加工技術や品質管理について説明し、生徒たちは最先端テクノロジーを用いた金型技術の世界に触れることができました。図書館では、動物のはく製や骨格標本を多数展示するアーカイブ・コアや膨大な蔵書を誇る書架を見学しました。
参加者アンケートでは、「進路のイメージが深まった」「自分の好きや興味を探してみようと思った」「知らない分野だったが、話を聴いたことで考えるきっかけになった」などの感想が寄せられました。取組を通じて、中学生が進路や職業について考える機会を提供するとともに学習意欲を喚起することができました。
大学紹介の様子
在学生によるリレートーク
地域連携スマート金型技術研究センターの見学
図書館の展示コーナー