岐阜県気候変動適応センターにおける共同研究

岐阜県が把握している地域のニーズと岐阜大学の研究シーズが合致するテーマについて,年数件程度の共同研究を実施し,研究成果について岐阜県並びに必要なステークホルダーに分かりやすく提供する取り組みを進めます.   プロジェクト紹介ページへ 

〈New〉長良川流域における森・里・川の気候変動適応が中山間地域の生業の持続性とウェルビーイングに与える影響の研究(2023-2025予定)

本研究では,前課題「水防災・農地・河川生態系・産業への複合的な気候変動影響と適応策の研究」により創出・後押しされた森・里・川における適応策を効果的に運用するための科学的知見を, 行政・研究者・地域との協働を基調として創出します.生態系サービスの源泉となる自然環境システムと社会制度・産業・行政施策との調整という側面に加え, 適応シナリオが農林水産業の持続可能性や中山間地域住民のWell-beingにどのような影響をもたらすのかを明らかにしながら,環境課題と地域課題の同時解決が可能な地域シナリオを提示することを目指します.   プロジェクト紹介ページへ 

水防災・農地・河川生態系・産業への複合的な気候変動影響と適応策の研究(2020-2022)

本研究は大学及び県が保有する研究手法と実務的知見の統合を土台として,地域の意思決定に資する気候変動影響評価・適応策の創出を図ります. これにより,起伏に富む地形を有し全国でも有数の猛暑と降水量の多さなど気候変動の課題を多く受けている「清流の国ぎふ」の安全・安心の確保に向けて, 水防災・農地・河川生態系・産業文化に及ぶ複合的な気候変動影響を地域視点で総合評価する手法を構築します. さらに,2015年に世界農業遺産「清流長良川の鮎」として認定され,地域循環共生圏の先進モデルとされる「長良川システム」を持続するため, 河川生態系と地域の産業・文化活動に気候変動が及ぼす影響評価手法の開発から適応策の立案までを,地域のステークホルダーとの協働により実現します.   プロジェクト紹介ページへ 

生態系サービスの見える化による住民参加型制度の実現可能性評価と政策形成過程への貢献(2020-2023)

本プロジェクトでは、地域社会が支える生態系サービスを対象とする生態系サービス支払い制度の社会実装を目指します。 土地改良区での将来ビジョンの検討過程や地方自治体における土地改良事業担当部局の政策形成過程にて具体的に参照されることを狙う。   プロジェクト紹介ページへ 

ムーンショット型研究開発制度(JST,内閣府)目標検討採択チーム(2021)

JST『ムーンショット型研究開発事業/新たな目標検討のためのビジョン策定(ミレニア・プログラム)』『強靱な生態ー社会共生体を実現するためのテクノロジーに関する調査研究』(2021年1月〜6月)   プロジェクト紹介ページへ 

気候変動適応技術社会実装プログラムSI-CAT(2015-2019)

本センターの設置に至る前身となった研究プログラムです. 岐阜県と岐阜大学研究者グループは,本プログラムにモデル自治体として共同参画し, ①洪水・土砂災害等の豪雨災害リスクへの温暖化影響予測,②気候変動と人口減少の同時進行に関するリスク分析, ③地域のステークホルダーも含めた「適応シナリオ」の構築,④岐阜県における気候変動適応の推進体制の構築等に取り組んできました.   プロジェクト紹介ページへ 




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