はじめに

装置について

透過型電子顕微鏡は、

  • JEM-2100F
  • 医学部棟7F 7N16号室に設置されている。

ショートキータイプ電界放出型電子銃を搭載

加速電圧は、80kV、100kV、130kV、160kV、200kVに可変

液体窒素温度(-196℃)の冷却ステージを使用可能。

タンパク質の氷包埋試料に最適化された対物レンズを搭載。一般的な生体関連資料にも対応。

光学系はオングストロームオーダーの分解能。

拡大像のほか電子線回折像も撮影可能

電子線用CCDカメラにより、撮影画像をデジタルデータとして取得可能。取得データに対して二次元フーリエ変換などの各種解析処理が可能。

最大±80度までのまでの試料傾斜に対応し、電子線トモグラフィーシステムを搭載。3次元再構成、サーフェスレンダリング、ボリュームレンダリング処理に対応。

利用条件、利用料金等

利用条件、利用料金等は、共用推進支援センター (https://www1.gifu-u.ac.jp/~respc/)を確認下さい。

電顕グリッドへ乗せたサンプルはご自分で準備下さい。

液体窒素(約1L)はご自分で準備下さい。 部屋のカギ: 検討中。共用推進支援センター事務室(3169)へお電話下さい。

測定前に下記の点を確認して下さい。

// 実験前チェックの流れ

digraph G1 {

    graph [size="4,4"];
    node [shape=box] a b c ;

        a [label="冷房の動作確認"];
        b [label="電顕の電圧確認"];
        c [label="真空度の確認"];

        a->b;
        b->c;
}

図 1 使用前チェックの流れ

../_images/Picture1.png

図 2 室内温度の設定

夏24℃、冬21℃にする
../_images/Picture2.png

図 3 電顕の電圧確認

電子顕微鏡右モニターで確認
../_images/Picture3.png

図 4 真空度の確認

電子顕微鏡後部配電盤のモニターで確認