取り組み

平成16年度 食と緑と命の学校(公開講座)


8月9日(月)「ニワトリとタマゴから食と命のつながりを考える」

今回、私たちは身近な食材である鶏肉と卵を材料に取り上げ、ニワトリの体の仕組みや、タマゴがどのように生産されるのか、生命と私たちの生活との関わりなどを、講義と実験・実習を通じて学ぶという趣旨で公開講座を開催しました。計4回の講座で、前半の2回(8月9・10日)はニワトリの観察・飼育方法とタマゴの科学、後半の2回(9月18・20日)はニワトリの解体と燻製の作成を予定しました。小中学生とその保護者を対象に募集したところ、前半に7名(大人3名、子ども4名)の参加がありました。後半は、宣伝不足のためか参加者が集まらず中止になりました。

参加した子どもたちは、農場の仔牛や鶏に触れて驚いたり、ヤギに草を与えたりして楽しんでいました。2日目の卵質検査では、卵黄の高さや白身の広がり具合などを測定しましたが、小学生には慣れない機械を扱うことや、細かい目盛りを読むことが少し難しかったようです。最後に、農場産の生乳や卵を使ってホットケーキ作りをしました。ふっくらとは焼けませんでいたが、みんなで楽しくおいしく食べました。少人数だったため、アットホームな雰囲気で行うことができ、親子で楽しんでいる様子でした。

集卵の様子

集卵の様子

産卵チェック

産卵チェック

卵質検査

卵質検査

講義

講義