Disaster Management Office,Gifu University

058-293-2007
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主な活動

■防災訓練


 毎年、秋に大学全体で防災訓練を実施しています。防災訓練は、「大規模災害対策マニュアル」の実効性を高めるため、地震発生に伴う火災、建物・室内の被害発生等を想定し、学生・教職員が命を守る行動を実際に行うことで、学生・教職員全員の災害対応力と防災意識の向上を図ることを目的として実施しています。

 <実地訓練概要>
  • 自衛消防隊の初動確認(各班長指揮のもと、初動対応、本部への報告等実施)
  • 避難場所・避難誘導方法の確認
    (各自で避難場所を確認するとともに、避難誘導班による誘導のもと一次避難場所へ避難)
  • 車椅子利用者の訓練
    実際に車椅子を利用している学生・教職員について、エアーストレッチャー、イーバックチェアを使用した訓練を実施。
  • 連絡・通報体制の確認(119番へ実通報を実施。統括管理者への報告、指示伝達の確認)
  • 消火訓練(消防署の指導により、水消火器を使用した訓練)
  • 応急救護所の設置手順の確認
    令和6年5月に策定した「応急救護所マニュアル」をもとに、各部局からの要救護者に関する連絡、救護所内での情報整理、処置対応について、確認。

総括班への報告​


岐阜北消防署による講評​​


機構・災害対策本部訓練​

階段での避難​

階段での避難​


<災害対策本部訓練>

 災害対策本部を設置し、本部長への報告、情報共有、対応の検討を行うとともに、機構及び名古屋大学災害対策本部と合同で、状況判断、対応に関する訓練を実施しています。

■部分訓練

  • 情報伝達(簡易無線機運用)訓練
     災害時の重要な連絡手段の一つである簡易無線機について、「小型簡易無線機利用マニュアル」をもとに、本部-部局間、部局内の情報伝達訓練を実施しています。
  • 発電機取扱い訓練
     発電機の始動及びメンテナンス方法について、実機で実施しています。

発電機①​


発電機②​


■講習会

  • ぎふ防災リーダー育成講座

    救命講習①​


    救命講習②​

     岐阜県の清流の国ぎふ防災・減災センターが主催する講座で、教職員研修の一環として参加し、受講修了者は「ぎふ防災リーダー」が認定されます。さらに、当講座は、「防災士養成研修事業」の認証を受けているため、希望者は、「防災士」資格取得が可能となっています。
  • 救急・救命講習
     消防署の指導のもと、AED(自動体外式除細動器)を使用した心肺蘇生について習得します。
  • エレベータ講習会
     施設統括部職員が、エレベータ管理業者より、安全装置の概要、エレベータ機械室の見学のほか、停電・地震管制運転時の体験などの講習を受講しています。
■ワークショップ


 令和6年度に、大規模災害が発生した場合の帰宅困難者対応を大テーマとして、岐阜大学での災害時のトイレ問題をテーマにワークショップを開催しました。
 平日の日中、構内には学生・教職員のほか、業者や一般入構者を含め相当数の人が滞在しています。この時に大規模災害が発生し、周辺道路が不通、公共交通機関も運休となった場合、かなりの人数の帰宅困難者が発生すると見込まれます。停電・断水なども重なれば、様々な問題が発生する恐れがあります。その一つとして、トイレが使用できなくなった場合、トイレには長蛇の列が発生し、すぐにトイレが汚物で溢れた劣悪な環境となり、衛生面でも心配な状況となります。災害時にトイレを安心安全に使用できるよう、必要な対応、事前の備えをワークショップで検討しました。
  災害に関するワークショップ~岐阜大学での災害時のトイレ問題~実施報告


ワークショップ​


ワークショップ​


ワークショップ​


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