前立腺癌
前立腺癌は、前立腺に発生した癌を指します。 日本における前立腺癌の罹患率は超高齢化に伴い年々増加しており、2020年には日本人男性のがん種別新規罹患数が最多となりました。 前立腺癌の進行度はステージ1からステージ4まであり、ステージ3までは前立腺の中にがん細胞がとどまっている状態で、ステージ4は全身に転移した状態です。5年生存率は、がん細胞が前立腺の中にとどまっている状態で90%程度、全身に転移すると50%程度とされています。 前立腺癌の治療はそのリスクによって個別化され、PSA(前立腺特異抗原)の監視療法、放射線治療(外照射や密封小線源治療)、ホルモン治療、手術などを組み合わせて行います。
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