初めてのインド・IITG
2026年3月7日から12日にかけて、初めてインドを訪問してきました。
今回の主な目的は、インド工科大学グワハティ校(IITG)で開催された「Japan-NER Academia-Industry Technology
Cooperation Symposium 2026 (JNSTCS 2026)」への参加と、現地でのラボツアー、そして自身の研究発表です。
私にとって、デリーもグワハティも、そしてインドという国自体もすべてが初めての経験でした。出発前は正直なところ、現地の生活環境や治安に対して「ビクビク」とした不安を抱えての出発でした。しかし、実際に足を踏み入れてみると、滞在先となった大学のゲストハウスは非常に過ごしやすく、大きなトラブルもなく無事に全日程を終えることができました。もちろん、事前の情報通り空気の汚れが肌で感じられるほど強く、その点はやはり気になりましたが、それ以上に印象に残ったのは「食」の素晴らしさです。本場でいただくカレーはどれも本当においしく、インドの奥深い食文化の一端に触れることができたのは大きな収穫でした。
3月10日のシンポジウムでは、以下のタイトルで口頭発表を行いました。
Title: Data-driven Engineering for a Sustainable Future
—From Industrial Process Optimization to Smart Infrastructure Maintenance—
持続可能な未来に向けたデータ駆動型工学の重要性について、産業プロセスの最適化からインフラメンテナンスまでを俯瞰した内容をお話ししました。
発表自体は無事に終えることができましたが、一つ大きな反省点として残ったのは「聴講者の少なさ」です。インドの高い熱量を感じるラボツアーの後だっただけに、自身のセッションでの集客力不足を痛感しました。
研究内容の質はもちろんのこと、いかにして現地の学生や研究者の興味を惹きつけるか、プレゼンテーションの構成や周知の仕方に工夫の余地があると感じています。「次はもっと多くの人に聞いてもらえるように頑張ろう」と、新たなモチベーションを得る機会となりました。
今回の訪問では、IITGの活気ある研究現場を肌で感じ、岐阜大学との連携の深まりを実感することができました。初めてのインドは刺激に満ちており、研究者としてもエンジニアとしても教育者としても、視野が広がる5日間となりました。
今回の経験を糧に、次回の国際会議やシンポジウムでは、より多くの方々と議論を交わせるよう精進してまいります。現地でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。
写真1:グワハティの空港やIITGからの眺めです
写真2:シンポジウム会場と昼食のカレー弁当
写真3:グワハティの街中と空港の様子
写真4:発表の時にいただいた記念品
写真5:機内食のチキンサンド
写真6:機内食のビリヤニ