[連絡](4年生用)

内田セミナー 卒論提出までのスケジュール

(2023年9月14日改訂)


*卒論の長さは2万字以上とします。原則的には「序論、第1章、第2章、第3章、結論」という構成で書くこと。書式や出典の表示法などについては『内田勝セミナー卒業論文スタイルガイド』を見てください。発想法や考えのまとめかたについては、このサイトの「レポートの書き方マニュアル」を参照。卒業論文の書式のひな形(Word形式)はここからダウンロードできます。論文要旨のひな形(Word形式)はここからダウンロードできます。

10月3日(後期最初の授業日) 「参考予定資料リスト」および「卒論アウトライン(題目付き)」を内田にメールで提出

 *「参考予定資料リスト」は、文字通り現段階で参考資料にする予定の文献をリストアップしたものです。内田セミナー関連資料のウェブページ(https://www1.gifu-u.ac.jp/~masaru/seminar/)に置いてある『内田勝セミナー卒業論文スタイルガイド』の中に書いてある「参考資料リスト」の書式によって作成してください。また、文献のうち、すでに必要箇所を読了しメモを取ったものには、何らかの印(「◎」でも「読了済」でもお好きなように)を付けて区別すること。

 *「卒論アウトライン」は、これから卒論に書くつもりの内容を、A4用紙1〜2枚程度の長さでまとめたもので、いわば論文の「設計図」のようなものです。形式としては、普通の文章ではなく、いわゆる「アウトライン」の形式か、あるいは手書きで図式化したものにコメントを書き込むといった形でまとめること。この時点での卒論題目(卒論の仮タイトル)も付けてください。
 いわゆる「アウトライン」というのは、目次の詳しいやつと考えてください。第一章の第一節にどんなことを書いて、第二節にどんなことを書いて……というのを、最低限それぞれの節の小見出しを並べる形で、できればそれぞれ小見出しのあとに簡単な説明を付けて、書いてください。
 卒論提出直後に出してもらう「論文要旨」との違いは、論文要旨が卒論全体の内容をひとまとまりの文章で簡潔に説明するために書くものなのに対して、執筆前に出してもらう「卒論アウトライン」は、どの章のどの節で何の話をするのかという、文章の構成を考えるために書くものだという点です。

11月中旬 卒論副査の決定

・副査をどの先生にお願いするかは私(内田)が決め、11月30日(木曜)までに副査および卒論題目の一覧表を学務係に提出することになっています。副査に関して希望があればあらかじめ言ってください。

11月28日(火曜) 卒論前半(というかその時点までに書いた1万字程度)の第1稿を内田にメールで提出


12月初旬(1日〜6日あたり) 卒論前半第1稿についての意見交換

・おそらく電子メールを通じてやりとりすることになると思います。

1月9日(火曜)  【重要】卒論全体の第1稿(2万字以上)の完成

・実質的な最終締切はこの日と考えてスケジュールを立ててください。

1月9日(火曜)  卒論全体の第1稿を内田にメールで提出


1月中旬(10〜15日あたり) 第1稿についての意見交換・原稿の修正

・これも電子メールを通じてやりとりすることになると思います。

1月23日(火曜) 提出原稿の完成、卒論本文および論文要旨をメールで内田に提出

・卒論本文を書き上げて送付したら、ただちに論文要旨(A4版1ページのワープロ文書)の執筆に取りかかり、この日のうちに内田にメールで送付してください。
・論文要旨は年度ごとに『卒業論文要旨集』という冊子にまとめられて学生および教員に配布され、卒論発表会での発表資料として使われるだけでなく、地域科学部における学術研究の記録として長く保存され、場合によっては学外からの見学者や大学評価担当者にも見せるものなので、決して手を抜かず、きちんと書いてください。みなさんが提出したものをそのまま写真製版して学部全体で冊子にまとめるため、様式が細かく定められています。地域科学部の掲示板に掲示されている様式に従って作ってください。余白が上30mm、下35mm、左右27mm、タイトルは1行目に左詰めでフォントは明朝体12ポイント、2行目に右詰めで、まず氏名、そのあとカッコの中に講座とセミナー名を(地域文化講座 内田勝セミナー)のように記入し、1行空けて明朝体で本文、本文の行間は18ポイント、1行40字で34行以内…… といった具合に実に細かく指定されているので、注意すること。論文要旨のひな形(Word形式)はここからダウンロードできます。
 なお、掲示板の連絡などでは、論文要旨について「1月31日(水曜)15:00まで(学生が学務係へ提出)」と書いてありますが、これは最終締切であり、この日に提出されたものは一切訂正ができません。私としては、(1)卒論発表会の発表資料としても使う、(2)学部の公式資料として残る、という観点から見てみなさんの原稿を一度チェックしておきたいと思っています。私のところにはぜひ1月23日(火曜)までに出してください。

1月23日(火曜) 卒論本文および論文要旨の(内田との間での)最終確認

・この日のゼミの時間帯の冒頭にやりましょう。修正個所をチェックして、私がハンコを押します。

1月23日(火曜) 完成原稿を製本して学務係に提出

・卒論の表紙裏面に指導教員(内田)の署名および押印が必要です。
・卒論提出の最終締切は1月31日(水曜)15:00(時間厳守)ですが、少しでも遅れると受け取ってもらえません。みなさんはぜひ、その前の週の1月23日(火曜)に卒論と卒論要旨を提出してください。
・卒論の表紙は生協で売っているオレンジ色の厚紙のものを使うのが一般的です。綴じるためのヒモ1本を買うのも忘れずに。

2月13日(火曜)ごろ 卒論発表会(地域文化講座)

・学生および教員全員に配布される『卒業論文要旨集』を資料として発表をしてもらいます。聴衆は、原則として地域文化講座のセミナーに所属する学生と教員です。各人の持ち時間は、発表が一人10分、聴衆との質疑応答が5分の計15分です。みなさんの発表は決して10分を超えないように練習しておいてください。発表を引き延ばせば質疑応答の時間が短くなっていろいろ突っ込まれずに済むと思う人がいるかもしれませんが、過去の発表会の傾向からとすると、たとえ発表が長くなってもある程度時間を取って質疑応答をやらないわけにはいかず、結果的に一人で20分ほど使ってしまって後の発表者たちに迷惑をかけることになります。そういう事態は避けてください。なお、画像資料など追加の資料を配付したい場合や、発表の際にパワーポイントやDVDなどを使いたい場合は、私に相談してください。なお、後期の専門セミナーの最終回(今年度は1月31日)には、卒論発表会の予行演習を行ないます。



原稿をメールで送る場合は、Microsoft Word書類の形式(拡張子 .docx あるいは .doc)、オープンオフィス形式(拡張子 .odt)、またはテキスト形式(拡張子 .txt)のいずれかで送ってください。

論文の書き方は、原則として『内田セミナー卒業論文スタイルガイド』に従ってください。内田セミナー関連資料のウェブページ(https://www1.gifu-u.ac.jp/~masaru/seminar/)も参考にしてください。卒業論文の書式のひな形(Word形式)はここからダウンロードできます。論文要旨のひな形(Word形式)はここからダウンロードできます。

もしも卒論のサンプルが必要なら、TACT(https://tact.ac.thers.ac.jp/)で「専門セミナー」「卒論アーカイブ」と進めば、過去の卒論および論文要旨の全文をウェブで読むことができます。TACTの使い方が分からない場合は、私にメールで聞いてください。あるいは私の手元に過去の卒論のテキストファイル版がありますから、これをメールに添付して送ることもできます。希望があれば言ってください。(ただしその文書は、著者の許可なしには決して公開しないように。)

そういう形で、みなさんが書く卒論は、内田セミナーの後輩(および研究室訪問に来た地域科学部の学生)に限って見せることがあるので、あらかじめご了承ください。

といったところです。それでは、どうぞよろしく。

内田勝(uchida.masaru.m7@f.gifu-u.ac.jp
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