日本分光 P-2300 |
システムの概要 医薬品や食品には数多くの光学活性(キラル)をもつ物質が存在します。グリセルアルデヒドがその例で、L体、D体を有します。自然界では通常D体で存在します。キラルな医薬品や食品は、それらが働く生体自身がキラルな場であるので鏡像関係にある化合物(光学異性体)間で互いに異なった性質、効果を示します。L体とD体では性質や効果が異なるので、使用する物質がどちらなのか、また純度はどれくらいなのかを知る必要があります。測定領域に吸収帯がある場合はCD測定が有効ですが、吸収帯がない場合はORDや旋光度測定が威力を発揮します。 本機種は、標準でナトリウムランプと水銀ランプを搭載したデュアル光源タイプの旋光計です。 標準で589, 578, 546, 436, 365nmの波長を選択することができます。 |
岐阜大学
生命科学総合研究支援センター
機器分析分野
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