パ-キンエルマー ラムダ950 |
システムの概要 物質による紫外及び可視領域(約200~700 nm)の光の吸収はその分子内の電子構造に依存しており、電子が基底状態における軌道から高いエネルギーの軌道へ遷移することによりおこる。例として、遷移金属化合物におけるd-d遷移や二重結合を有する有機化合物のp-p* があげられる。そのため、紫外可視吸収スペクトルからそのような化合物の同定や定量が、さらには未知化合物の電子状態の検討が可能である。 当分野にはパーキンエルマー社のラムダ950型自記分光光度計が設置されている。この装置は通常の吸収スペクトルの測定以外に反射スペクトルの測定もできるように設計されている。 |
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機器分析分野
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