エスアイアイ・ナノテクノロジー EXSTAR-6000 設置場所:機器分析室7 |
装置の概要 熱分析は、温度変化にともなう物質・材料の構造変化を調べる方法である。当分野には、①熱の出入りを検出する示差走査熱量計(DSC) ②重量変化を検出する熱重量・示差熱同時測定装置(TG/DTA) ③硬さや熱膨張、歪みを測定する熱・応力・歪測定装置(熱機械分析装置;TMA)からなる熱分析システムEXSTAR-6000(エスアイアイ・ナノテクノロジー製)、NEXTA STA300(日立ハイテク製)が設置されている。 このシステムの測定対象は、有機物か無機物であるかを問わず、低分子化合物はもとより高分子材料や医薬品など、あらゆる分野の化合物・材料をカバーしている。本システムは、化合物や材料のさまざまな熱現象(融解、ガラス転移、結晶化、硬化や重合等の反応、昇華・蒸発、熱分解・脱水、熱膨張・熱収縮、熱履歴など)の解明といった基礎研究における利用はもとより、新規開発材料の熱特性の評価、生産部門での品質管理まで、幅広い研究・開発を支援することが出来る。 |
仕様
|
岐阜大学
生命科学総合研究支援センター
機器分析分野
〒501-1193
岐阜県岐阜市柳戸1-1
E-mail:kiki@gifu-u.ac.jp
TEL 058-293-2035