Agilent Agilent-1100 設置場所:機器分析室1 |
装置の概要 本装置は、検出器として、紫外可視光分光検出器(190~600 nm)、蛍光検出器(280~900 nm)、示差屈折率検出器(屈折率1.00~1.75;室温+5~55ºC以上の範囲で一定に設定可能)を備えている。これらの検出器を使いこなすことによって、ほとんどの有機物の高感度検出が可能になる。また、HPLCと質量分析計とを接続することにより、流出物の連続質量分析が可能である(LC-MS)。 HPLC本体は、次のような部分から成り立っている。 ・コントロールモジュール、制御PC及びソフト ・ミクロデガッサ (溶媒中のガスを取り除き泡が出ないようにする) ・バイナリーポンプ (高圧2液混合によってグラジエントを作り、 0.001~5 ml/minの流量を調節できる) ・ カラム恒温槽 (カラム温度を室温、-10~80ºC以上の範囲で一定に保つ) ・フラクションコレクター(サンプルを分取する) HPLCで物質の分離を成功させるには、カラムの選択が重要である。 現在のHPLC においてはそのカラムでの分離モードとしては次の4 種類が主に適用され、分析用と分取用がある。 (1)順相クロマトグラフィー (2)逆相クロマトグラフィー (3)サイズ排除クロマトグラフィー (4)イオンクロマトグラフィー この中で、特に頻繁に使われるのは逆相クロマトグラフィーである。 |
島津 nano LC 設置場所:機器分析室1 |
装置の概要 島津 nano LCは、検出器を持たないため、島津 AXIMA-Resinanceとペアで使用される。 |
岐阜大学
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機器分析分野
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