(株)ジェイ・サイエンス・ラボ製 JM10, JMA102, JMSU10 |
装置の概要
有機物は完全に燃焼分解すると,H2O,CO2,N2ガスになる。元素分析装置CHNコーダーは,試料を完全燃焼分解し,H2O,CO2,N2ガスをそれぞれ熱伝導度検出器で定量して試料の構成元素C・H・N量を測定するものである。その分析結果によって化合物の純度,組成などを求め,化合物の同定を行う。微量元素分析は化学,医学,薬学及び農学などで広く利用されている。 当分野はJ・Science・Lab JM-10 有機微量元素分析装置と、オートサンプラー JMA102、硫黄分析ユニットJMSU10を所有している。装置の制御及びデータ処理はコンピュータにより容易に行われ,分析データはWordやExcelなどへの貼り付けが可能である。 |
装置の仕様 測定元素:炭素,水素,窒素,または硫黄(硫黄分析キット装備) 測定範囲:炭素:2,600 µg; 水素: 0.5~400 µg; 窒素: 1~1,000 µg; 硫黄: 50~1,000 µg 測定精度:絶対誤差 ±0.3以内(CHN分析)、±0.5 %以内(S分析)、 試料量 :通常2 mg前後 微量はかりにて秤量 分析能力:5~10回/時,オートサンプラーにより20検体の連続分析が可能である 安定時間:スイッチオンから約90分で分析可能 |
岐阜大学
生命科学総合研究支援センター
機器分析分野
〒501-1193
岐阜県岐阜市柳戸1-1
E-mail:kiki@gifu-u.ac.jp
TEL 058-293-2035