糖鎖科学に貢献する
分析技術の開発を目指します。
分析技術の開発を目指します。
About researches ー 研究内容について
糖鎖分析化学研究室では「糖鎖分析」を基軸にした最先端の研究を行っています。例えば、分析の処理能力を高めると多検体分析が加速化して“バイオマーカー探索”が進みます。分析の高深度化や高感度化は“微量な新分子の発見”につながるかもしれません。我々はこういった技術革新が新しいサイエンスにつながることを信じて、糖タンパク質の網羅的解析(グライコプロテオミクス)や、糖鎖関連分子のメタボロミクスに焦点をあてた研究を行っています。特に分離分析とロボット工学を積極的に取り入れ、生化学や臨床診断学、医学・薬学の発展に貢献することを目標に研究を行っています。
- 研究テーマ1 - 迅速型グライコプロテオミクスシステムの開発とコホート展開
- 研究テーマ2 - 糖鎖ー糖ヌクレオチド代謝連関の意義解明
- 研究テーマ3 - 神経変性疾患および腎疾患の糖鎖バイオマーカーの探索
現在、当研究室で研究のお手伝いをしてくださる研究支援員を募集しています。
Newsー一覧へ
- 2024/3/13
- AMED 橋渡し研究プログラム 異分野融合型研究シーズ(シーズH)に採択されました(中嶋)。
- Web: 2024年度 AMED橋渡し研究プログラム:シーズA、シーズHに計7件採択されました|岐阜大学HP
- 2023/11/20
- Medical Science Digestの最先端トピックに「糖ペプチドマップベースの迅速グライコプロテオミクス基盤」の概要を紹介しました(村上)。
- 2023/11/6
- 国際学会 Glycobiology 2023(Hawaii)でヒューマングライコ―ムプロジェクトに関する迅速型N-グライコロテオミクス基盤についてポスター報告しました(中嶋)。
- Web: 国際学会: Glycobiology 2023でヒューマングライコ―ムプロジェクトを発表|東海国立大学機構 糖鎖研究拠点 iGCORE(thers.ac.jp)
- 2023/11/1
- ファルマシアのトピックに「人工甘味料エリスリトールの過剰摂取と心疾患リスクの相関関係の解析」の話題を執筆しました(村上)。
- 2023/10/11
- アジア最大級のパートナリングイベント「BioJapan 2023」にポスターを出展し、当研究室の解析基盤をご紹介しました(中嶋)。
- 2023/9/21
- 糖鎖科学中部拠点 第19回 「若手の力」フォーラムで研究発表を行いました。
- 2023/9/9
- 第48回医用マススペクトル学会にて「ヒューマングライコームプロジェクト:疾患糖鎖関連カタログを作成する迅速グライコプロテオミクス基盤の検討」について発表しました(中嶋)。
- 2023/9/1
- GlycoXXVI (Taipei)で研究発表を行いました。
- 2023/7/28
- 腎臓内科に「嚢胞性腎疾患群における糖代謝を介する糖鎖シグナルの意義」についての総説が掲載されました(中嶋)。
- 2023/7/19
- 永岡桂子文部科学大臣が、岐阜大学を訪れ、糖鎖生命コア研究所岐阜研究棟で分析設備をご視察されました。