水利環境学研究室別館 本文へジャンプ
HPをご覧の皆様へ

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■中・高校生の皆さんへ■
 
 皆さんの中には自然が大好き,生き物が大好きという人も多いと思います.身の周りで気になる生き物がいた,不思議な現象を見たなど,五感で感じたことを大切にしてください.興味や疑問の対象をより詳しく考えてみましょう.調べてみましょう.そこには心躍る発見が隠されています.
 
 小さな発見・興味をもとに,その原因や仕組みを解き明かしていくことは楽しいものです.生き物のふしぎ,生物とその生息環境の保全,人と自然の共存に興味が湧いたなら,ぜひ岐阜大学応用生物科学部の門をたたいてください.ここでは,様々な授業,実習のプログラムが用意されています.たとえば生物識別実習.植物,昆虫,鳥,魚など,様々な生物の同定技術を学びます.生物の名前がわかれば,その生態学的特徴(エサ,行動圏,繁殖方法など)を学び,その保全について考えます.

 保全を行っていくには,生物に関する知識だけでは十分ではありません.その生息環境を実現するための技術が必要になってきます.そこで水理学や構造力学といった工学的な学問も学んでいきます.

 卒業研究では,自分の好きな生物を対象にしてフィールド調査により生息分布を調べ,室内実験において生息に必要な環境を明らかにしていきます.こうして生物の保全方針を計画していきます.好きなことに没頭できる素晴らしい時間です.卒業後は生物調査系のコンサルタント,環境保全を担当する公務員などに就職して,大学で学んだことを一生の生業にする学生も多くいます.

 今,学校でやっている勉強はこれから専門的な勉強をしていく上での基礎になるものです.どの分野に進むか悩んでいる人も含めて,しっかり学んで夢に向かって進んでいく準備をしてください.その先に岐阜大学の応用生物科学部があれば幸いです.ぜひ一緒に学び,研究しましょう.









■大学生の皆さんへ■
 
 1,2年生の皆さんは,現在,基礎科目をこなしつつ,専門的な勉強を始めている段階だと思います.これから迫られるコース分属,研究室分属は自分の将来をも左右しかねない重要な選択です.先輩や教員とよく話し,情報取集を行って下さい.そして自分に合った配属先に進めるように,勉学に励んで単位を取得してください.私の研究室では,基本的に各自の興味ある対象について取り組んでもらっています.好きなことができる一方で,自分で一からやっていかなければなりません.自主性,好奇心に富んだ学生を歓迎いたします.

 研究室に分属した皆さんは,卒業論文に没頭すると同時に就職活動にも励まなければなりません.多忙な毎日を送ることになりますが,それだけに十分な計画を立てる必要があります.常に今ある状況をチェックし,やるべきことを着実にこなしていくよう努力してください.でないとあっという間に卒業になってしまします.また,研究に興味が持てたなら,大学院への進学を強くお勧めします.卒論と比較してはるかに内容の濃い研究を行うことができます.さらに後輩指導やティーチングアシスタントとして活躍することにより,勉学以外にも様々なスキルを身に着けることができると思います.研究職に就く希望がある人はなおさらです.ぜひ検討してみてください.

 他大学の学部生の皆さんで岐阜大学の応用生物科学部や水利環境学研究室に興味を持った方,見学大歓迎です.大学院からの挑戦,大歓迎いたします.







■一般の皆様へ■
 
 当研究室では,主に水田やため池,河川などにおける環境学習会や生き物観察会を行っています.学校や集落,自治体でそのようなイベントを計画されている方がおられましたらお気軽にご相談ください.

 また,好奇心に年齢は無関係です.社会人入学制度を活用した研究生活にぜひ挑戦してください.