イモリをみつけた、長男。
3月は、様々なイベントがありました。
1つ目は、日中クラスター会議。
場所は、東京ドームに近い中央大学、近くには後楽園があります。
有名な先生ばかりで、普段聞いてもらえない方へ、
自分の研究を語れたのはよかったです。
師匠の前で、久しぶりの発表でした。(PCで仕事してましたが)
そういえば、学位をとって20年。
学生の頃とは、興味も全く違う研究だし、しぶとく進められたなぁ、と思えました。
中国側の発表は、JACS、Angewが普通で、Nature、Scienceが、ばんばん出てきました。
なぜ、あんなにPublicationがよいのかな?、と思っていたら、
裏事情も聞けて、ふむふむ、やはり、研究成果は人が判断するもので、
アンコトローラブルだな、と思いました。
コントロールできる自分の成果を、1つ1つ積み上げることが大事ということを認識できました。
2つ目は、分子研。
新学期が始まると、なかなか時間がとれないので、
いまのうちに、気になるデータをとっておきました。
こういう空間で、サンプルと向かい合うと、アイディアがうかんできます。
そういえば、分子研に通い出して、10年。
始発で来たり、毎日往復したり、頑張ったなぁと、しみじみ思いました。
そして、日本化学会春季年会。
千葉ジェッツの体育館が近くにあるようです。
今回、実験データを揃えるために、
自分にプレッシャーをかけて、発表申込をしましたが、
実験と計算が、なんとか間に合い、発表もこなせてホッとしました。
一緒に行った4年生3名も、よい経験をしたようです。
北大へ進学した卒業生も頑張っているようで、嬉しく思いました。
皆、順調に成長しています。
座長中に地震があり、講演が中断するという、珍しい経験もしました。
なぜか、この大学には、滑走路みたいな道があります。
この会場、自分が初めて口頭発表した場所で、それが、24年前。
感慨深くなりました。
行き帰りの新幹線、千葉のホテルからと、何かと富士山を拝めました。
よいことがあるかもしれません。