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大学初の「気象データアナリスト養成プログラム」

ビジネスや地域社会の課題解決を担う
    「気象データアナリスト」を養成します

 
岐阜大学工学部附属応用気象研究センターは、気象や気候の影響を受けやすい産業界において,気象データを正しく読み解き、気象リスクに応じて最適な意思決定をできる人材を育成する「気象データアナリスト養成プログラム」を大学として初めて開講します。
 
気象データアナリスト(登録商標第6450756号)とは、企業におけるビジネス創出や課題解決ができるよう、気象データの知識とデータ分析の知識を兼ね備え、気象データとビジネスデータを分析できる人材のことを指します。
 
また,令和5年度4月より、大学院生と社会人が「気象データアナリスト」を目指して一緒に学びます。オンライン・オンデマンド受講を可能として全国の社会人の受講のしやすさに配慮しています。
 
このプログラムは、経済産業省・第四次産業革命スキル習得講座認定および気象庁・気象データアナリスト育成講座認定の認定を受けています。尚、令和6年度についても厚生労働省・専門実践教育訓練給付金の支給対象とはなりませんのでご留意ください。
 
令和6年度のプログラムは,「気象データアナリスト養成プログラム2024」をご覧下さいです。大学院生と社会人生は別に募集をしております。募集要項の違いに留意して下さい。令和6年度分の募集は締め切りました。参考までに情報を掲載しております。New!
  


●更新情報

  • 2024年4月10日:岐阜大学「気象データアナリスト養成プログラム2023」の実施報告とアンケート集計結果を公表しました。
  • 2024年4月8日:岐阜大学「気象データアナリスト養成プログラム2024」の合格者(大学院生)を発表しました。
  • 2024年3月6日:岐阜大学「気象データアナリスト養成プログラム2024」の合格者(社会人)を発表しました。
  • 2024年2月2日:岐阜大学「気象データアナリスト養成プログラム2024」の募集要項等を公開しました。
  • 2023年3月15日:岐阜大学「気象データアナリスト養成プログラム2023」の合格者を発表しました。
  • 2023年3月7日:募集を締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。
  • 2023年2月24日:報道発表を公開しました。
  • 2023年2月14日:岐阜大学「気象データアナリスト養成プログラム2023」の募集要項等を公開しました。
  • 2023年2月9日:気象庁「気象データアナリスト育成講座」の認定を受けました.
  • 2023年2月3日:経済産業省「第四次産業革命スキル習得講座」の認定を受けました.
  • 2022年10月20日:令和4年度の試行講座の実施実績のページを更新しました.
  • 2022年4月1日:令和4年度の試行講座の案内のページを更新しました.

講座プログラムの詳細

下の青色のバーをクリックすると内容を確認できます。

●講座プログラムの教育内容

気象データアナリストとして気象データをビジネスや地域課題の解決に活用するために必要となる「気象データ理解力」「IT活用力」「ビジネス課題解決力」に関する知識を修得します。
 

 
●到達目標

以下を実行する能力を身に付け,自ら気象データを利活用して新規ビジネスや課題解決のための企画・検討・検証・提案を行える人材を育成する。
①気象データを正しく読み解くために必要な基本的な気象学を理解している。
②気象データを用いて様々な統計解析や機械学習を行うことができる。
③気象データを正しく選定し,収集・デコード・可視化を行うことができる。
④気象データを利活用したプロジェクトを企画・検討・検証することができる。
 

●修得スキル

①気象データの理解のための気象学          

    • 様々な気象要素や気象現象を理解し,気象データリテラシーを習得する。

②Pythonによる統計分析と機械学習         

    • 気象データをサンプルとして統計分析や機械学習の基本的な原理・処理を学ぶ。

③Pythonによる気象データのデコードと可視化  

    • 様々な気象データの特性を理解し,収集・デコード・可視化の過程を学ぶ。

④気象データを利活用した問題解決実践      

    • 気象データとオープンデータをかけ合わせた分析を行い,気象データに基づく意思決定の実践を行う。

 

●期間(総授業時間数)

1年間(96時間:週2コマ程度)
 

●プログラム内容

プログラム受講者は,岐阜大学大学院自然科学技術研究科で開講する正課の授業である気象学特論I/II,気象データサイエンス論I/II,気象データ基礎I/II,気象データ応用I/IIの8科目(96時間)を全て受講します。
 

 

●到達目標の評価方法

  • 出席率
  • 座学については,毎回の確認テスト
  • プログラミング実習については,毎回の演習課題
  • PBL実習については,成果物,プレゼンテーション内容,質疑応答の内容

 

●修了認定の判断基準

  • 履修要件に規定した科目を全て受講すること
  • 規定科目において規定の成績を修めること
  • 岐阜大学工学部附属応用気象研究センター内に設置された気象データアナリスト養成プログラム修了判定会議において審査結果を総合的に測定し,ITSSレベル4相当を満たしているとの一致をみること

 

●修了証の授与 

  • 気象データアナリスト育成プログラムの修了証を発行する

 

この講座プログラムをの履修を志願する者は,岐阜大学大学院の大学院生と科目等履修生(社会人)は所定の期日までに必要な書類を提出する必要があります。所定の審査の後,プログラム履修が認められた者のみがこの講座を受講することができます。詳細については,募集要項をご確認下さい。
 

●大学院生の受講申請資格

  • 岐阜大学大学院自然科学技術研究科(修士課程)の入学資格を有する者

 

●社会人(科目等履修生)の受講申請資格

  • 岐阜大学大学院自然科学技術研究科の入学資格に準じる者(大学卒業)
  • または,資格審査により規定の結果を得た者

 

●必須要件

申請者,以下の要件を満たしていることを受講の必須要件とします。詳細は募集要項をご確認下さい。
① 1年間を通じて全ての講座を受講できること。
② Windows 10以降のOSを搭載した自身で所有するパソコンを用意できること。
③ ②のパソコンを高速インターネット回線に接続して受講できること。
④ ②のパソコンにデータ保存用の大容量ハードディスクを準備できること。
⑤ 修了時アンケート調査と修了後のフォローアップ調査に協力できること。
 

●推奨要件 

上記の要件に加えて,講座内容の理解・修得のために以下の知識を保有していることが推奨されます.
①高等学校の数学・物理・化学の知識
②大学初年次の微分積分や線形代数の知識
③言語は問わないが,プログラミングに関する知識・技術
④Microsoft Word,Excel,PowerPointによる基本的な情報処理の知識・技術

 

上記の受講要件等についてのご不明な点は、岐阜大学工学部附属応用気象研究センターの事務局にお問い合わせください。
 

プログラム参加が認められた岐阜大学大学院の科目等履修生(社会人)は,所定の期日までに以下に定める講習料を納付していただきます。岐阜大学大学院の大学院生は,追加での講習料の納付の必要はありません。詳細につきましては,募集要項をご確認下さい。
 

●大学院生

講習料:追加講習料なし

  • 正規課程の大学院生(修士課程)として収納する検定料,入学料,授業料に本講座プログラムの講習料が含まれものとする.

 

●科目等履修生(社会人)

講習料:35万円

  • 科目等履修生として収納する検定料,入学料,授業料等を講習料に含むものとする.
  • 令和5年度は,厚生労働省・専門実践教育訓練給付金の支給対象とはなりません.
  • 一度納入された講習料は、事由の如何を問わず返還には応じられません.
  

●社会人(科目等履修生)向けの配慮

  • 当該プログラムは岐阜大学大学院自然科学技術研究科の正課の授業(8単位)が含まれるため,当該プログラムの受講生を科目等履修生として取り扱う。
  • 履修証明プログラム修了者が岐阜大学大学院へ入学した際にも、既修得単位として認められます。
  • オンライン・オンデマンド受講を可能として社会人の受講しやすいさに配慮する。
  • オンデマンド受講における対面授業に相当する教育効果を担保するための措置として,学習支援システムによる「課題提出」「添削指導」「質疑応答」「受講相談」といった個別指導を行い,また,オンライン会議システムによる「チャット」「オンラインPBL」「オンライン資料共有」「オンライン発表会」といった受講者の意見交換の機会を提供する。
 

●履修証明プログラムとは

平成19年の学校教育法の改正により、大学等における「履修証明制度」が創設されました。大学等において、通常の学生を対象とする学位プログラムに加え、社会人等の学生以外のものを対象とした一定のまとまりある学習プログラム(履修証明プログラム)を開設し、その修了者に対して法に基づく履修証明書を交付できることになりました。各大学等において、社会人等の多様なニーズに応じた様々な分野の学習機会が積極的に提供されることが期待されています。

 

●科目等履修生とは

 岐阜大学及び岐阜大学大学院において開講している授業科目の「単位修得」を目的として入学した者を科目等履修生といいます。科目等履修生として、本学において履修した授業科目は、試験等で総合的に判断し、単位を認定します。認定された単位は、願い出により単位修得証明書が交付されます。

 
 

●講座プログラムの運営主体

 

●講師

  • 吉野 純
    • 岐阜大学工学部附属応用気象研究センター センター長・教授
    • 岐阜大学工学部社会基盤工学科 教授
  • 小林 智尚
    • 岐阜大学工学部附属応用気象研究センター 教授
    • 岐阜大学工学部社会基盤工学科 教授
  • 玉川 一郎
    • 岐阜大学工学部附属応用気象研究センター 教授
    • 岐阜大学流域圏科学研究センター 教授

 

●事務局

  • 山田 泰代
    • 岐阜大学工学部附属応用気象研究センター

 

岐阜大学大学院の大学院生と社会人(科目等履修生)のプログラム履修生の募集は,それぞれ別に行われます.令和6年度入学分についての情報は,「気象データアナリスト養成プログラム2024」のウェブページをご覧下さい。NEW!
 

●大学院生

岐阜大学大学院の大学院生向けの令和6年度入学分の募集要項等は,「気象データアナリスト養成プログラム2024」のウェブページをご覧下さい。NEW!
 

●社会人

社会人向け(岐阜大学大学院の科目等履修生)の令和5年度入学分の募集要項等については,「気象データアナリスト養成プログラム2024」のウェブページをご覧下さい。NEW!

 

本講座プログラムについてご質問がある場合には以下までご連絡下さい.
 
岐阜大学工学部附属応用気象研究センター事務局
 住所: 〒501-1193 岐阜市柳戸1-1
 E-mail: amet@t.gifu-u.ac.jp
 TEL: 058-293-2431  
 FAX: 058-293-2431

 

よくあるご質問(FAQ)

<受講要件について>
 
Q.このプログラムは誰でも受講できますか?
A.いくつかの受講要件があります。詳細は募集要項をご確認ください。大学院生としての受講の場合、岐阜大学大学院に入学予定の者のみが受講申請の資格を有します。また、社会人としての受講の場合,日本の大学を卒業した者、または大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者が受講申請の資格を有します。
 
Q. 大学を卒業していませんが受講できませんか?(社会人)
A. 短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校及び各種学校等を卒業した技術者で、本研究科において、個別の受講資格審査により、大学を卒業したものと同等以上の学力があると認めた者は受講できます。受講資格のための資格審査面接を別途行います(Microsoft Teamsを利用予定)。面接時間は個別に連絡します。
 
Q.岐阜大学大学院の自然科学技術研究科の大学院生はだれでも受講申請資格がありますか?(大学院生)
A.岐阜大学大学院の自然科学技術研究科の大学院生として入学が決まっている者(多くは岐阜大学の4年生であると思われます)は誰でも受講申請資格があります。ただし,気象データアナリスト養成プログラムの8単位が専門科目として認められているのは,「環境社会基盤工学専攻」と「エネルギー工学専攻」の2つです。それ以外の専攻に所属の場合には、他専攻科目として別途履修のための手続きが必要となります。指導教員の先生とよくご相談の上、受講申請を検討して下さい。
 
Q. 名古屋大学大学院の工学研究科の大学院生は受講できますか?(大学院生)
名古屋大学大学院工学研究科の修士課程に在籍予定の大学院生は,岐阜大学大学院の教育プログラムに参加することはできませんが,受講した科目を名古屋大学大学院の単位として参入することができます。ただし,受講希望者数が定員を超える場合には,岐阜大学大学院のプログラム受講生の受講を優先します。予めご了承ください。受講を希望する方は,岐阜大学工学部附属応用気象研究センター事務局(amet@t.gifu-u.ac.jp)に事前にご相談ください。
 
Q.現在大学4年生で、学部卒業見込みで次年度4月より社会人となります。社会人として受講申請資格がありますか?(社会人)
A.現在大学4年生で大学学部卒業見込みの者でも受講申請資格があります。ただし,卒業後に卒業を証明する書類の写しを事務局までお送り頂く必要があります。
 
Q.これまでに気象学は学んでいませんが大丈夫ですか?
A.このプログラムは気象学の基礎知識も一緒に学びます。必ずしも気象の知識は必須・推奨要件とはなりません。ご安心下さい。
 
Q.数学はあまり得意ではありませんが大丈夫ですか?
A.高校程度の数学、大学初年次の微分積分、線形代数を前提とした内容であり、数学の知識は推奨要件となります。
 
Q.これまでにPythonは使ったことがありませんが大丈夫ですか?
A.必ずしもPythonを使ったことがなくても大丈夫です。ただし、言語の種類は問いませんが、プログラミングに関する知識・技術を有していることが推奨されます。
 
Q.このプログラムの学習は気象予報士の受験にも役立ちますか?
A.気象学特論I/IIや気象データ基礎I/IIでの学習内容は、気象予報士の受験にも役立つことでしょう。ただし、気象予報士の実技試験の内容である地上天気図や高層天気図の読み取り方についてはこの講座では学習しません。
 
<受講申請・選抜について>
 
Q.1年間に何回受講者を募集しますか?
A.1年間に1回だけ募集します。募集の時期は1月~2月となります。入学は4月,修了は3月です。
 
Q.受講申請書類はどのように提出しますか?
A.メールでの申込みのみ受け付けます。詳しくは募集要項をご確認下さい。
 
Q.大学院生と社会人は同じ枠で選抜しますか?
A.大学院生と社会人は別々の枠で選抜します。定員は、大学院生10名程度、社会人30名程度です。そのため,大学院生と社会人では募集要項が異なります。注意して下さい。
 
Q.受講者の選抜はどのように行われますか?筆記試験はありますか?
A.受講申請書類とオンライン面接により厳正に審査を行います。筆記試験はありません。オンライン面接(Microsoft Teamsを利用予定)は10分程度を予定しています。面接実施日は募集締切後に個別にご連絡します。
 
Q.面接の時間は調整できますか?(社会人)
A.受講申請書類において、期間内のご希望の面接時間帯を指定することができます。
 
Q.面接時に用意するものはありますか?(社会人)
A.面接時に本人確認のため免許証等の公的身分証明書の提示をお願いします。そのため、Webカメラをオンにした状態でオンライン面接(Microsoft Teams)に接続いただきますようお願いします。
 
Q.受講者の選抜結果はどこで発表されますか?
A.結果通知書を本人宛に発送するとともに、岐阜大学工学部附属応用気象研究センターのウェブサイト(https://www1.gifu-u.ac.jp/~amet/wda.html)に予め通知した受験番号のみ発表します。
 
Q. 受講申請に関して疑問がある場合はどうしたらいいでしょうか?
A. 岐阜大学工学部附属応用気象研究センター事務局(amet@t.gifu-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
 
<パソコン環境について>
 
Q.どのようなスペックのパソコンが必要でしょうか?
A.この講座では大量の気象データを利用します。そのため、できる限りハイスペックなパソコンをご用意いただくことを要件とします。岐阜大学でパソコンの用意はできませんので予めご了承下さい。ハードウェア要件の目安として、「OS:Windows10(64bit)以上、CPU:Intel Core i シリーズ(第4世代以降)、メモリ:16GB以上、ストレージ:500GB以上、Webカメラ:有、マイク:有、スピーカー:有」となります。
 
Q.Pythonの環境構築の方法は教えてもらえますか?
A.Pythonの環境構築の方法も指導します。ただし、本プログラムでは、最新のAnaconda3のPython環境を標準とします。その他の環境を利用することもできますが、環境構築や動作確認は各自の責任で対応していただきます。
 
Q.WindowsではなくMacOSやLinuxOSを利用できますか?
A.Windows以外のOS(Mac OSやLinuxなど)を搭載したパソコンでも利用できますが、環境構築や動作確認は各自の責任で対応していただきます。
 
Q.Microsoft Officeは自分で購入する必要がありますか?
A.岐阜大学の全学包括ライセンスでMicrosoft Officeを利用できます。そのため、個別に購入していただく必要はありません。ただし、ライセンスの都合上、職場や他人のパソコンでの受講は固くお断り致します。また、受講生としての身分が終了した時点で、岐阜大学の全学包括ライセンスによるMicrosoft Officeは利用不可となります。
 
Q.パソコン以外に必要な機材はありますか?
A.オンラインでの講座になりますので、カメラ、マイク、および、スピーカーは不可欠です。また、高速インターネットによる接続も必要です(通信料は受講者負担でお願いします)。パソコンでのプログラミング作業を効率化させるために、タブレット端末等(スマートフォンや非力なパソコンでもOK)を併用してオンライン授業(動画)を再生していただくことをお薦めします。
 
 <講習料について>

Q.1科目だけの受講は可能ですか?
A.原則、全ての科目(8科目)を受講していただく必要があります。
 
Q.1つの授業だけの受講は可能ですか?
A.原則、全ての科目(8科目)の全ての授業(8回)を受講していただく必要があります。
 
Q.講習料(35万円)はいつ支払いますか?(社会人)
A.講習料は、受講者選抜結果の発表後に指定された方法で納入をお願いします。受講者発表以降に個別にご連絡します。
 
Q.入学金は支払う必要はありますか?(社会人)
A.入学金は講習料(35万円)の中に含まれています。
 
Q.大学院生も講習料を支払う必要がありますか?(大学院生)
A.大学院生の講習料は,正規課程の大学院生(修士課程)として収納される検定料、入学料、授業料に含まれています。
 
Q.厚生労働省・専門実践教育訓練給付金の支給対象となりますか?(社会人)
A.令和6年度入学分については支給対象となりません。
 
Q.教科書は自分で購入する必要はありますか?
A.教科書は個別に購入する必要はありません。受講開始までに教材一式をお送りします。
 
Q.既に所有している教科書は不要です。値引きできますか?
A.教材一式をお送りします。不要な教科書があっても値引きはできません。
 
Q.岐阜大学の気象データサーバとは何ですか?
A.岐阜大学の気象予報業務のために購入した気象データ(過去データ)を、気象データアナリストの学習のために利用できます。詳細は、入学後にご説明します。ただし、受講生としての身分が終了した時点で、岐阜大学の気象データサーバは利用不可となります。
 
<プログラム内容について>
 
Q.受講期間は?
A.前学期(1ターム、2ターム)と後学期(3ターム、4ターム)の1年間です。前学期は4月~8月前半、後学期は10月~2月前半です。詳しくは各年度の学年暦をご確認ください。
 
Q.授業1コマは何時間ですか?
A.1.5時間です。
 
Q.8つの科目の開講時期を教えてください。
A.第1タームは気象学特論I、気象データサイエンス論Iです.第2タームは気象学特論II、気象データサイエンス論IIです.第3タームは気象データ基礎I、気象データ応用Iです.第4タームは気象データ基礎II、気象データ応用IIです.

Q.講座は何曜日の何時にありますか?リアルタイムで出席する必要がありますか?
A. 講義は、前学期(4月~8月前半)と後学期(10月~2月前半)に週2回程度開催されます。令和6年度は月曜日5限目(16:30~18:00)と木曜日5限目(16:30~18:00)に開講されます。この時間にリアルタイムで受けていただいても構いませんが、社会人の皆さんの受講しやすさに配慮してオンライン・オンデマンドの受講が可能です。
 
Q.受講のために岐阜大学に出向く必要がありますか?(社会人)
A. 基本全てオンラインで講座を実施します。受講期間中、岐阜大学にお越しいただく必要はありません。ただし、期間中に交流会やシンポジウムを岐阜にて開催することがありますので、是非ご参加いただき、受講者間のつながりを大事にしてください。
 
Q.どのように成績を評価しますか?
A.出席に加えて、(座学の場合)毎回の確認テスト、(プログラミング実習の場合)毎回の演習課題、(PBL実習の場合)成果物、プレゼンテーション、質疑応答の内容により総合的に評価します。
 
Q.講義を全て受ける必要がありますか?
A.全96時間すべての講座を受講することがプログラム修了の要件となります。オンライン・オンデマンドでの受講が可能ですので、講義毎に定められた期間内に計画的に受講してください。
 
Q.オンライン・オンデマンド授業とはなんですか?
A.オンライン・オンデマンド授業とは、受講生が好きな時間に好きな場所から受講(Microsoft Teams使用)できる授業を指します。対面でリアルタイムの出席の必要はありません。
 
Q.レポートや課題の提出期限はありますか?
A.提出期限は設けますが、社会人の皆さんのために締切までに十分な期間を確保します。ただし、後学期(10月~2月前半)のPBL実習(気象データ応用I/II)はステップ・バイ・ステップのグループワークとなるため、毎週、一定の時間をかけてグループ内の議論と役割分担の分析をしていただく必要があります(オンライン・オンデマンドのグループワークを実施)。
 
Q.オンライン・オンデマンドでどのようにグループワークを行いますか?
A.Microsoft Teamsのチャット機能、オンライン会議機能、資料共有機能を利用します。また、WordやPowerPointによるオンライン同期機能を利用することでグループで手分けをしながら資料を作成し議論を進めていきます。
 
Q.オンライン講義でちゃんと学習できるのか不安があります。
A.毎回の確認テストや課題により学習状況を把握し、講師より適切な助言を行います。随時、チャットによる質問も受け付けます。お気軽にご質問ください。また、メンター教員を各受講生に配置し、ターム毎の個別相談を行います。
 
Q.このプログラムは過去に実施実績はありますか?
A.令和4年度(2022年度)に岐阜大学大学院自然科学技術研究科の大学院生を対象とした試行講座が実施されました。修了生による授業評価アンケートおよび修了時アンケートをこちらのウェブページよりご確認できますので参考にしてください。また、現在、令和5年度(2023年度)の気象データアナリスト養成プログラム2023も開講中です。後日,アンケートを掲載します。
 
Q.授業評価アンケートと修了時アンケートとは何ですか?
A.授業評価アンケートは、1つ1つの講義の終了時に授業の満足度や理解度等を調査するものです。また、修了時アンケートは、プログラム修了時にプログラム全体の満足度や理解度等を調査するものです。いずれも授業改善のために活用します。回答内容は個人識別ができない状態でホームページ等で公表します。授業評価アンケートおよび修了時アンケートへの対応は、本プログラムの受講の必須要件の1つとなっています。ご理解の上、ご協力をお願い致します。

<プログラム修了について>

Q.プログラム修了証は発行されますか?
A.大学院生には、岐阜大学大学院自然科学技術研究科長より修了時に気象データアナリスト養成プログラム修了証を発行します。また、社会人には、岐阜大学長より修了時に履修証明書を発行します。また、これらとは別に、修了者には、経済産業省が定める「第四次産業革命スキル習得講座 修了証」を岐阜大学長より発行します。
 
Q.大学院生も1年間でプログラムを修了できるのでしょうか?(大学院)
A.大学院生は2年間の正規課程を修了すること(修士の学位論文を提出すること)も修了要件となります。そのため,1年間ではプログラム修了できません。
 
Q.1年間のプログラム期間を延長して履修できますか?(社会人)
A.科目等履修生の期限は1年間となります。1年間を超えて在籍はできません。そのため、1年間を通じて全ての講座を受講できることが受講の必須条件となります。
 
Q.このプログラムで修得した科目は単位として認められますか?(社会人)
A.社会人の受講者は科目等履修生制度が適用されます。社会人のプログラム修了者が岐阜大学大学院自然科学技術研究科に入学した際には、これらの単位は既修得単位として個別認定されます。
 
Q.「気象データアナリスト」とは国家資格ですか?民間資格ですか?
A.「気象データアナリスト」は国家資格でも民間資格でもありません。岐阜大学より修了時に気象データアナリスト養成プログラムの修了証を発行します。正確には、「気象データアナリスト養成講座の修了者」となりますが、多くの人は略して「気象データアナリスト」と名乗るのではないかと思われます。
 
Q.フォローアップ調査とは何ですか?
A.経済産業省「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」の認定講座となっている本プログラムの修了者を対象に受講の効果等についてお伺いするものです。修了後6ヶ月ごろにオンラインにて調査を実施します。調査結果は個人識別ができない状態でホームページ上にて公表します。フォローアップ調査への対応は、本プログラムの受講の必須要件の1つとなっています。ご理解の上、ご協力をお願い致します。
 

最新の講座プログラムと過去の開講実績

【開講中】気象データアナリスト養成プログラム2024

大好評!大学初となる「気象データアナリスト養成プログラム」を2024年度も開講します。社会人29名,大学院生5名が受講しています。現在,開講中です。

【終了】気象データアナリスト養成プログラム2023

大学初となる「気象データアナリスト養成プログラム」に参加いただきました皆様ありがとうございました。社会人26名,大学院生6名が修了しました。

【終了】気象データアナリスト養成プログラム(仮称)2022試行講座

岐阜大学大学院自然科学技術研究科の大学院生を対象として令和4年度前学期(4~8月)に気象データアナリスト育成プログラム(仮称)を試行講座として開講し,合計6名の大学院生が規定の課目を修得しました.

過去の関連する報道一覧


この情報に関してご意見・ご要望がある場合は以下までご連絡下さい.

 

Tel : 058-293-2431  Fax : 058-293-2431
E-mail : amet@t.gifu-u.ac.jp