プロフィール

1998.9.2更新


 プロフィール


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ホームページの開設から5カ月たちましたが、いまだ1ヶ月前に書いたコンピ ュータ絶対初心者の域におります。全体像を理解せず、そのつど必要に応じてひ とからその機能のやり方だけ教わる、という場当たり的学習の限界でしょう。で も、なかなかまとまった時間がとれない・・・・・・。

というわけで、中高年層のコンピュータ理解(あるいは不理解)についてのデ ータだけは惜しみなく提供できますので、認知論などの領域で具体的な症例をお 探しの方はどうぞお申し出ください。

リンクリストなどを作っていると、だんだんと専門領域ごとのホームページの 特徴がみえてきました。特にテキストファイルの充実には目を見張るものがあり ます。同時に、リンク集なども数が膨大になってくると、これまたすごい。各ホ ームページごとにどうこれを料理しているか、興味深くみています。

さて、今回「リンク集」に新設した「文学フィールドワーク 」は文学とトポスという志向性にそって集めていく予定です。データが更新 され移り変わっていくのは、まさにWWWならではでしょう。

だいたいごらんいただければおわかりと思いますが、私のページは研究テーマ 上からも、国文学という領域をはなれたさまざまなみなさんにみていただければ 、と思っています。今のままではまだちょっと練れていませんが、文学あるいは 文学研究という領域がいろいろな方の眼に触れて、忌憚ないご意見がいただける ことをめざしています。  

私の専攻する近現代日本文学の領域のホームページについては、できるか ぎりリンクしていきたいと思っています。新規に立ち上げられた方は、どうぞぜ ひご連絡ください。(以上 1996.10.26)


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さて、私の研究領域の詳細は「研究テーマ 」をご覧ください。

もともと研究のモチーフのひとつに<母性>というイメージがあったため、フ ェミニズム理論の有効性は実感していました。加えてここ数年は、女性・研究者 ・勤務・DI・育児、そこから派生した保育所の問題、小学校の問題、それに加 えて女子学生の就職難の問題エトセトラで自分のいる状況そのものがフェミニズ ム的問題のうきしずむバーミューダ・トライアングル(ちょっと古いかな)化しており、いやおうなしにこれに向き合わざるを得ません。

ともあれ、女・こどもという領域は男社会のなかのゲットーではなく、男性も 含めての現代の社会全般に関わる問題である、というのが、さしあたってのわた しのフェミニズムに関する立場です。

大学の講義では、ここ五年間ほどは文学史を中心に据えています。ここでの< 近代>という概念を、自分のなかで明確にし、学生に伝えるにあたっても、上記 のスタンスはわたしにとってはとても有効でした。

ところで、私は教育学部に籍を置いていることもあって、教える−教わる と いうことに興味をもっています。

これまたこどもの問題として考えるのですが、教わるときには、人間は白紙の 状態でいるのではなく、自分の乏しい手持ちの枠でなんとか対象をとらえようと するものではないでしょうか(これについては、いぜん小学校教材をあつかった論 でその具体例を考えてみましたので、ぜひご意見をお待ちしています)。と ころが往々にしてこの枠が、理解のための最大の障碍になったりするわけですね 。

こういう考え方は、私自身がインターネットに悪戦苦闘していた時の状態にも ぴったり当てはまっていました。自動車教習所以来のたいへんつらかったこの< 教える−教わる>体験(教える方も大変だったと思います、感謝。)は、あらた めて私にどうやったら効率的に、的確に、苦痛なしに、教え、教わることができ るのかの方法論を知りたいという思いをかきたてます。

それではどうぞ、ごゆっくり私のホームページをご覧ください。




 履歴
お茶の水女子大学文教育学部文学科卒業
東京大学大学院人文科学研究科博士課程 単位取得退学
岐阜大学教育学部助教授(1985年4月〜2001年2月)
岐阜大学教育学部教授(2001年3月〜)




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