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ホーム動物コース授業科目対象動物教員研究室紹介研究発表進路・就職卒業生関係機関

 
 

畜産飼料食品製薬動物園水族館 などで多くの先輩が活躍しています。
応用動物科学コースを卒業した先輩たちがメッセージを送ってくれました。みんな動物コースで学んだことを生かしてがんばっています!

※所属はすべて就職当時のものです。

畜産  ■ 有限会社 瑞穂農場
  林 那穂子 さん  大学院応用生物科学研究科 生産環境科学専攻 動物栄養学研究室  平成27年度修了生(兵庫県出身)



(2016/11/14 掲載)
牛の一番近くで働きたい。好きなことをとことん追求。
 大学・大学院の6年間のほとんどを牛舎で過ごし,乳牛と共にたくさんのことを学びました。そこで出会った牛と人,多くの経験をして,現場で働きたい,牛の一番近くで働きたいと思い,瑞穂農場に入社しました。
 入社して4か月,主に乳牛の繁殖を担当しています。仕事の内容は,直腸検査による検診や繁殖の治療,人工授精などです。今後,受精卵移植や妊娠鑑定など繁殖の仕事を完璧に担えるようになることが目標です。繁殖は一頭一頭の運命を決めるとても責任のある仕事です。飼養頭数は多いですが,発情を見逃さないように,治療が遅れないように,一頭一頭しっかりと気にかけて繁殖をしています。瑞穂農場は規模が大きいため,搾乳・エサ・繁殖・治療・分娩など仕事が細分化されています。そのため,どこで何が起きているのか,どのように動いているのかを把握することが難しいところもあります。自分以外の仕事・人を思いやり,助け合いながら,ひとつの酪農チームとして連携することの大切さを感じています。失敗や辛いこともありますが,毎日大好きな牛たちと仕事ができ,毎日が学びと発見の連続で楽しく仕事をしています。
 私は小さい頃から動物が好きでしたが,牛と出会ったのは大学です。初めはただ可愛いという気持ちで牛舎に通っていましたが,牛は愛玩動物ではなく,産業動物です。牛の命について考えると,その奥深さを感じます。牛にたくさんのことを学び,動物コースで,動物に関する知識を座学だけでなく実習を通して学び,先生や同級生,先輩後輩と様々な意見を言い合いながら,もっと牛が好きになり,ずっと関わっていたいと思いました。大学のうちにたくさんの人と関わって,多くの経験をして,色々な角度から物事を考えることで,今後の自分の成長や糧になります。また,社会に出てからではなかなかできない経験をできるのが大学だと思います。牛を運ぶトラックに乗せてもらって農家さんを回ったり,突然仔牛の育成農家さんにお邪魔して大学から出荷した仔牛に会わせてもらったり,一晩中分娩の見張りをしたり,牛と一緒に散歩してお昼寝したり。辛い経験もたくさんしましたが,大学で経験したことはずっと自分の中での大切な思い出になっています。
 皆さんも動物コースでたくさんの経験をして,様々な意見を聞いて考えて,好きなことをとことん追求して,充実した大学生活を過ごし,社会に出てからの生きる力にしてください。

(外部リンク: 有限会社 瑞穂農場


畜産  ■ 周南市役所・飼育技術職(周南市徳山動物園)
   久保 統生 さん  応用動物科学コース 動物遺伝学研究室  平成27年度卒業生(広島県出身)



(2016/11/14 掲載)
あきらめずに挑戦!
 動物園の飼育員を目指し動物コースを選択しました。飼育員の採用試験にいくつか落ち,時には別の進路を考えたこともありました。しかし,どうしてもあきらめきれずに粘って挑戦し続けた結果,最終的には周南市役所(徳山動物園)で内定をいただくことができました。現在は,子どもたちの体験プログラムに力を入れているこの動物園で飼育や展示,イベントの企画などをしています。徳山動物園では,平成22年より全面リニューアル整備事業が進められており,平成28年3月には屋内で動物のふれあいができる周南の里ふれあいゾーン「るんちゃ♪るんちゃ」がオープンしました。さらに,平成29年秋ごろには自然体験学習館ができる予定など,これから新しい施設がどんどん完成していくとても将来が楽しみな動物園です。このような動物園で働けることを誇りに思い,岐阜大学で学んだことを活かしながら日々精進していきたいと思います。
 仕事は試行錯誤することばかりで大変だと思うこともあります。それでも好きなことを仕事にでき,とても充実した日々を過ごしています。あの時あきらめていたら現在の自分はありません。本気で叶えたい夢があるならば,あきらめないで挑戦し続けてほしいと思います。道を切り開いて夢を叶えることを応援しています。

(外部リンク: 周南市徳山動物園


動物薬  ■ 操レディスホスピタル
  葛山 晶 さん  応用動物科学コース 動物発生学研究室  平成27年度卒業生

自分にあった仕事に気づく。胚培養士に。
 私は今,胚培養士として働いています。培養士は人の誕生に関わる仕事であり,とてもプレッシャーのかかる仕事です。今は一人前になるために日々勉強しているところです。
 私は高校のときに生物部として活動してこの分野に興味を持ち,将来は生物系の仕事がしたいと考え,岐阜大学の応用生物科学部に入りました。生物系といっても分野は広く,初めは生物系の仕事がしたいということ以外は何も決まっていませんでした。そんな漠然とした入学当初でしたが,大学で実習や実験を行う中で,将来に活かせるような本格的な体験が多くでき,そのおかげで自分が興味を持てる分野を見つけることが出来ました。また勉強していくなかで,どのような就職先があるのかということも知ることが出来ました。胚培養士という仕事も先生の紹介で知った職業であり,自分の大学生活で培ったものを活かせる職業に就くことが出来ました。
 大学生活の中では高校のときに思い描いていた将来と違ってくることがあります。漠然とやりたいと思っていた仕事が案外自分にあってないことに気づくということも大いにあり得ます。実践的な経験のおかげでそういったことにも気づくことができ,より自分にあった分野がわかると思います。高校ではなかなか具体的な将来を考えるのは難しいですが,大学生活を通して自分には何がむいているかを見つけ出し,そして興味を持ったことについてとことん学ぶことで,将来のことが徐々に見えてくるのではないかと思います。

(2016/11/14 掲載)


畜産  ■ 愛知県経済農業協同組合連合会(JAあいち経済連)(畜産部畜産課養豚担当)
  吉川 拓磨 さん  応用動物科学コース 動物栄養学研究室  平成27年度卒業生



(2016/11/14 掲載)
養豚の知識を行かせる仕事をしたい。
 私は愛知県経済農業協同組合連合会(JAあいち経済連)で畜産部畜産課養豚担当として勤務しております。業務としてはJAと協力して生産者への飼料の推進や繁殖成績や肥育成績などの生産性の改善に対するアドバイスをすることをしています。私はまだ新米なので先輩に同行して推進業務を勉強したり,JAあいち経済連内部の関連施設である種豚場や食肉市場へ研修に行き,豚の管理の仕方や養豚のサプライチェーンについて勉強しています。
 私は大学時代応用動物科学コースで動物栄養学研究室に所属しておりました。そこで豚の研究をしておりました。その研究室に入った理由としては動物が好きで,直接動物の世話ができる研究室で実験したいということで選びました。そのため入った時は豚のことなどまったくわからない状況でした。しかし研究していくうちに将来は大学で学んだ養豚の知識を活かせる仕事したいと思うようになり,今の職場を選びました。私は今養豚に対する面白さや難しさに直面していますが自分のやりたいことをすることができ,とてもうれしく思っております。大学で培ってきたことを糧にがんばっていきたいと思います。
 応用動物科学コースには動物に関する分野はとても幅広くあります。まだ何をしたいか決まってない人や進路が全然はっきりしてない人も多いと思いますが,大学時代は自分の好きなこと興味があることを全力で研究してください。そうすることで将来全然関係ない職場に就いたとしてもどこかで大学時代に学んだことが生きてくると思います。学生のうちは無限の可能性があります。頑張ってください。

(外部リンク: JAあいち経済連


畜産  ■ 茨城県農林水産部畜産課(茨城県畜産センター養豚研究所)
  佐藤 和美 さん  応用動物科学コース 比較生化学研究室  平成27年度卒業生(茨城県出身)



(2016/11/14 掲載)

しっかり基礎を学び,応用力をつける
 私は茨城県畜産センター・養豚研究所で研究員として働いています。担当している研究課題は大ヨークシャー種という豚の改良と,医療の研究に使う豚の改良です。養豚農家の方々の経営向上に役立てるよう,また,病気と闘う方々の手助けとなれるよう日々の研究をおこなっています。豚を扱うのはほぼ初めてでしたが,悩みながらもかわいい豚たちと充実した毎日を過ごしています。
 研究員という立場柄,卒業研究について聞かれることが何回かありました。卒論ではカエルの研究をやっていました,と答えると驚きながらも面白いねと言っていただけます。実は在学中にカエルの研究なんてして将来はどうするんだ,と言われたことがあります。実際に働いてみて,基礎さえしっかりしていれば研究室や卒論の内容そのものは仕事にはあまり関係なく,研究や論文をやり遂げたということが大事なのだと私は感じています。動物コースの授業では,栄養学,遺伝学,生化学など様々なことを学ぶことができます。動物に関わる仕事に就くにあたって,基礎となる部分です。実際に,思いがけないところで関係ないと思っていた分野の授業で得た知識が活かせることがあります。その一方で,実際の現場を見てはじめて本当に理解できたことがたくさんあります。あくまでも大学の授業は基礎です。その動物,農家さん,地域に合わせて応用しなければいけません。
 矛盾しているかもしれませんが,大学で基礎をしっかりと学ぶことはとても大切だけど,それが全てではないということを頭の隅っこに置いてみてください。自分の将来がしっかりしている人はそれに固執しすぎずに,まだ進路に迷っている人は学んだことは無駄にならないのだから焦らずに。皆様が素敵な大学生活を過ごされることを願っています。

(外部リンク: 茨城県畜産センター


畜産  ■ 株式会社 林牧場
  外山 美穂子 さん  応用動物科学コース 動物繁殖学研究室  平成25年度卒業生(新潟県出身)



(2015/6/20 掲載)

動物と関わる仕事。漠然を現実に きっかけつかんだ
 私は今,養豚の会社で,離乳直後で6kg程の豚(20日齢前後)を30kg程(70日齢前後)まで育てる部署に所属しています。
 大学入学当初,私は【動物と関わる仕事に就きたい】と漠然と考えていました。しかし,3年生で動物コースに入り,産業動物,愛玩動物,動物園動物,野生動物と様々な分野の動物について学ぶことができ,自分がどの分野の動物と一緒に仕事がしたいのか考えることができました。また,大学内の農場や美濃加茂にある大学附属農場での実習があり,汗をかき日に焼けながら様々な体験をして,座学では分からないことを自分の体で知ることができました。そして,3年生の夏にはインターンシップ実習という授業があり,自分で選んだ職場へ行くことができます。私は,長野県の鷹山ファミリー牧場へ行かせていただき,実際に動物と働くことの難しさや体力的な大変さを知りました。ここでの体験と,そこで働く方々との交流が,今の職場を選んだ大きなきっかけとなりました。
 岐阜大学の動物コースには,自分の興味を見つける機会がとてもたくさんあると思います。明確な興味がある人も,かつての私のように漠然とした思いの人も,動物コースで新しい興味に出会えると思います。

(外部リンク: 株式会社 林牧場


動物薬  ■ 公益財団法人 名古屋みなと振興財団(名古屋港水族館)
   加古 智哉 さん  応用動物科学コース 動物繁殖学研究室  平成24年度卒業生(愛知県出身)



(2014/10/6 掲載)
好きなことを追求する。
 私は今,名古屋港水族館でシャチのトレーナーとして働いています。朝は調餌から始まり,日中はシャチのトレーニングや来館者への解説,動物の観察やプールの掃除などを行います。シャチは現在,日本では2つの水族館でしか見ることができません。そのシャチの持つ壮大な魅力や能力をお客様に伝えることが一番大事なことだと考えています。
 私は高校生の頃から希少動物の保全に関わる仕事がしたいと考えていました。そして進路を選択するときに,岐阜大学の動物繁殖学研究室に興味を持ちました。研究室では主に動物園・水族館の希少動物の繁殖生理の研究を行っており,いろいろな動物の勉強をする機会が得られました。名古屋港水族館ともベルーガの行動観察やブタバナガメの性ホルモン測定で共同研究を行っていました。様々な動物園や水族館に行く機会にも恵まれ,そこで得た知識や出会いは就職をするにあたって大きく役立ちました。その中で動物園や水族館の持つ役割や意義を知り,そこで働きたいと思う気持ちが強くなっていきました。また,この応用動物科学コースでは,ミクロからマクロまで様々な視点から動物のことを勉強することができます。動物に関わる仕事をしていくにあたって,様々な視点で動物を見ることは非常に大事なことだと思います。
 大学では自分の好きなことや興味を持ったことをひたすら追求していくことが,さらにそれに向かっていく力や機会を生み出していきました。また,自分によい出会いや機会が訪れたときに,それを自分のものにできるように準備をしておくことが大切だと思います。これから進路を考えていく皆さんも,まずは自分が楽しいと思うことを,全力で頑張っていってください。

(外部リンク: 名古屋港水族館


畜産  ■ 岐阜県庁・畜産(岐阜県農政部畜産課 養豚・養鶏係)
  臼井 里沙 さん  応用動物科学コース 動物繁殖学研究室  平成24年度卒業生(岐阜県出身)



(2013/8/10 掲載)


大学で得た広い知識や視点
  私は今,畜産の中でも養豚振興に関することに携わっています。勉強し直すことの多い毎日ですが,大学で培った広い視野で物事を考える姿勢を大切にするように意識しながら,日々の業務にあたるように心掛けています。
 岐阜大学に入学してからの2年間は,動物に関する講義に限らず,環境や植物に関する分野の知識や情勢を学ぶことができ,自分の興味や考え方を広げる機会として非常に重要だったと感じています。また3年生で動物コースへ分属した後は,動物の発生や繁殖といった様々な分野の基礎知識を講義で学び,多岐にわたる実験・実習を経験しました。遺伝育種,ビオトープ,アニマルウェルフェア,そして卒業研究であった動物園動物の保全など挙げればきりがありませんが,入学当初には考えも及ばなかった分野と出会うきっかけを得ることできました。また,教職課程も選択していた私は,教員免許取得のために動物の内容以外に農学に関する講義を受けていましたが,それが今の業務で農業全体について考える際に役立つことがあります。このように大学時代に得た知識や視点,時には人間関係が,思いもよらない場面で関係してくることもあります。どのような進路を選択しても様々なことに興味を持つことで,自分にとってのきっかけを増やしてもらえたらと思います。


(外部リンク: 岐阜県農政部 畜産課


畜産  ■ 公益財団法人盛岡市動物公園公社(盛岡市動物公園 飼育展示係)
   松村 亜裕子 さん  大学院応用生物科学研究科 生物環境科学専攻 動物繁殖学研究室  平成24年度修了生(京都府出身)



(2013/8/10 掲載)
興味を持ったことに突き進む。
 私は漠然と将来は動物に関わる仕事がしたいと考え,それを軸に進路を決めてきました。そして私が選んだ高校卒業後の進路は,米国の大学への進学でした。この頃まだ特定の希望する職業は決まっていませんでしたが,生物や動物のことを学びながら苦手だった英語をモノにできればという思いからのことでした。そして大学卒業を目前に見つけたのが,動物繫殖学研究室でした。飼育下の動物の繁殖の生理状態を非侵襲的に評価するという研究内容に興味を持ち,もっと詳しく知りたいという思いから進学を決めました。研究は,分析や行動観察,得たデータの意味を読み取るために,基礎的な勉強からたくさんの文献を読む必要があり,決して楽なものではありませんでした。けれど,やればやるほど面白くはまっていきました。そして全国の動物園・水族館とのつながりがあることから,それらの持つ面白さ,社会的に持つ意味の大きさを再認識し,「動物園・水族館の飼育技師」という希望職種にたどり着きました。
 これから進路を決めるみなさんの中には,明確な将来像を持っている人のほうが少ないのではないでしょうか。そんな中,これからの人生を左右するとも言える大学や学部選びをするのはとても難しいし,悩み多いと思います。私の経験から言うなら“案ずるより産むが易し”。先が見えないとしても,興味を持ったものに向かって突き進んでみるというのも1つの方法だと思います。遠回りも近道も,役に立つ事も立たないことも全て経験値として蓄積されると考えて様々なことにチャレンジしてください。

(外部リンク: 盛岡市動物公園


動物薬  ■ 株式会社アスコ(名古屋営業所)
   後藤 佳恵 さん  応用動物科学コース 動物繁殖学研究室  平成20年度卒業生

動物の健康に関わる仕事に就く。
 私は,動物用医薬品ディーラーの(株)アスコで営業を担当しています。一言で営業というと,お客様のところに飛び込みで行って商品を売る…というイメージが強いかもしれませんが,私たちの会社はメーカーではなくディーラーなので,「ルートセールス」というかたちを取っています。既存のお客様のところに商品の配達や商品の案内,提案などの営業活動をしています。営業は産業動物担当と小動物担当に分かれ,産業動物担当は畜産農家さんを,小動物担当は動物病院を主に担当し,日々活動しています。私は小動物担当で,担当する動物病院は35軒ほどです。そのうち毎日約20軒の動物病院をまわっています。獣医師相手なのである程度の専門知識が必要となり,入社したころは話ができなかったり,新商品の案内をしても,購入してもらえないことも多々ありました。しかし,徐々に知識を身につけ,信頼関係を築いていくことで話ができるようになっていきました。なかなか売れなかった商品を購入していただいたときの達成感はたまりません。
 今は主に犬や猫を対象に仕事をしているので,大学時代に研究していた動物の知識が直接関係してくる部分は少ないかもしれません。しかし,動物が好きで岐阜大学に入り,動物の健康に関わるこの仕事に就けたことを嬉しく思っています。今学んでいることは,必ず自分の将来・夢につながることです。ぜひ多くのことを学び,挑戦して自分の可能性を広げてください。応援しています。

(2013/8/10 掲載)


畜産  ■ 愛知県庁・畜産(愛知県農業総合試験場 畜産研究部)
   加藤 里依 さん  応用動物科学コース 動物栄養学研究室  平成21年度卒業生



(2013/5/1 掲載)
岐阜大学で学んだ畜産の知識。
 大学の時にウシについて学び触れあい,その魅力を知った私は,卒業後は愛知県の畜産職として入庁し,現在,長久手市にある農業総合試験場の畜産研究部にて乳牛の研究をしています。毎日の仕事は,主に試験研究と乳牛の飼養管理です。試験研究として現在2課題持っており,私は「飼料用米の搾乳牛への効果的な給与方法の検討」と「搾乳牛の受胎率向上のための試験」を担当しています。日々の飼養管理として,具体的には搾乳牛のTMR飼料設計,繁殖管理(直腸検査,人工授精,受精卵移植,妊娠鑑定等),体調チェック,獣医さんの治療補助,分娩介助などが主な仕事です。今年でようやく4年目となり,先輩の手から離れ,一人でなんとか仕事がこなせるようになってきたところです。
 私は大学時代,応用動物科学コースの動物栄養学研究室に所属し,そこで乳牛の研究をしていました。現在,そこで得た知識や経験を直接活かせる仕事についており,非常に仕事の上で役立っていると感じる場面が多くあります。ただ,畜産職といえど県職の仕事は幅広く,今後扱う畜種が変わることや(豚,鶏など),研究以外の部署(県庁や各地農林水産事務所普及課など)での勤務の可能性もあります。しかし,大学で学んだ畜産,そして農業としての幅広い知識はどこへ行っても役立つものだと私は感じています。応用動物科学コースのみなさんは自分の興味のある分野はもちろんですが,その他の分野についても幅広く学んでほしいと思います。本当に思わぬところで役立つ知識があったりします。
 私は毎日大好きなウシについて考えることのできる仕事に就けて,本当に幸せです。みなさんも好きなことを仕事にすると毎日が楽しいですよ。頑張って下さい。


(外部リンク: 愛知県農業総合試験場


畜産  ■ 静岡市役所・畜産(静岡市立日本平動物園)
   横山 卓志 さん  大学院応用生物科学研究科 生物環境科学専攻 動物繁殖学研究室  平成23年度修了生



(2012/6/5 掲載)
狭き門を広げる努力。
 大学3年の秋に,偶然あるテレビ番組を見たことがきっかけで動物園に興味を持ちました。それ以来3年間,動物園動物の行動や繁殖生理について研究し,現在は静岡市立日本平動物園でシロサイとマレーバクの飼育を担当しています。飼育業務に就いてまだ2か月余りですが,ようやく動物たちも私の存在に馴れてきたように思います。動物の状態は日々刻々と変化するため見極めることはとても難しいのですが,毎日新しい発見があり,動物の魅力を感じながら仕事をしています。まずは飼育管理技術や動物を見る目を身につけることに専念しながら,新しい解説パネルの作製なども始めています。
 私は動物園に就職するため,様々な努力をしました。動物や動物園水族館に関する本を数限りなく読み漁り,そして国内外の動物園水族館を100園館巡り,各園館のコンセプトや動物の魅せ方を学びました。動物園関係のセミナーやシンポジウムにも積極的に参加し,様々な分野の方の意見を聞き,自分がどんな飼育員になりたいかを考えました。就職活動を意識し始めた大学院1年の秋以降は,深夜まで大学で研究し,帰宅後は夜明けまで試験対策をするなど,睡眠時間を限界まで減らして勉強しました。
 私が大学院生活を過ごした岐阜大学には全国の動物園水族館とつながるきっかけがあります。動物園に関する授業はもちろん,珍しい野生動物の骨格標本を作製したり,動物園水族館のバックヤードを見学したりする機会もあり,就職を考えるうえで大いに参考になると思います。動物園水族館への就職は「狭き門」と言われますが,その狭き門を広げるのは誰にも負けない情熱と行動力です。自分の夢をしっかり持ち,何事にも興味を持って,学生のうちにしかできない経験をしてください。様々な人との出会いや経験が,可能性を大きく広げてくれるはずです。

(外部リンク: 静岡市立日本平動物園


動物薬  ■ 日和山観光株式会社(城崎マリンワールド)
   川田 里絵 さん  応用動物科学コース 動物生産栄養学研究室  平成20年度卒業生



(2012/5/11 掲載)
水族館以上,を目指して。
 私は城崎マリンワールドで飼育員として働いています。担当は魚類,ペンギン,アザラシ,アシカです。仕事内容は動物に関わることが中心ですが,動物たちの飼育(調餌,給餌,掃除など),ランチタイムなどショーの演出,水槽の管理,生きものの解説,潜水掃除などもあります。動物たちの能力,素晴らしさをお客様に知ってもらい,楽しんでもらうことも大切な仕事です。
 私は大学時代,応用動物科学コース,動物生産栄養学研究室に所属し,ウシやヒツジ,ヤギ,ニワトリなどの家畜動物を対象としていました。現在,対象の動物は陸上ではなく,水中生活に適応した鰭脚類やペンギン,魚類なので,分野は違っています。しかし,大学時代に家畜の飼育で身についた基本的なことが今役立っています。学生時代は,自分の興味あることにとことん打ち込んでください。やりたいことをやり残さないよう,しっかり挑戦してほしいと思います。その中で自分の将来の仕事が見つかるかもしれません。ちなみに私は3年生の時に,ある水族館に実習に行ったことが水族館の飼育員になろうと思ったきっかけでした。飼育の仕事は思っている以上に体力的にも精神的にもハードです。動物コースの講義や実習をしっかり身につけ,動物園や水族館の役割について自分なりにしっかりとした考えをもっておいてほしいと思います。
 城崎マリンワールドに来たことがある方はわかるかもしれませんが,ちょっと変わった水族館です(笑)。水族館なのにアトラクションがあるの!? ショー中に炎や水が出るの!? アジ釣りができるの!? なによりスタッフがおしゃべり(^u^) 3月には新施設Tubeがオープンしました。これからも水族館以上を目指し,動物たちの素晴らしさをたくさんの人に伝えていきたいと思います。お客様の「へぇ~」,「ありがとう」の声が私の仕事の原動力になっています。
 一度は諦めかけましたが,夢だった飼育の仕事につくことができました。諦めなければ,きっと道は開けます。ぜひ挑戦してみてください。応援しています。


(外部リンク: 城崎マリンワールド


動物薬  ■ 豊橋飼料株式会社
   岩鍛冶 拓 さん  応用動物科学コース 動物生産栄養学研究室(現 動物栄養学研究室)  平成22年度卒業生



(2012/4/24 掲載)

畜産と栄養学に関わる飼料業界へ
 
大学で畜産を学び,興味を持ったことから,就職も畜産と研究していた栄養学に関わる飼料業界を選びました。現在は,関連農場の財務,経理管理を担当していますが,仕事をする上でも鶏,豚,牛の出荷までの成育過程や畜産管理システムを理解している必要があるため,大学で学んだ動物管理学や動物栄養学などは今でも役に立っています。当面の目標は先輩社員の手を離れ,自分で仕事ができるようになることです。

動物薬  ■ 静岡市役所・畜産(静岡市立日本平動物園)
   中村 あゆみ さん  応用動物科学コース 動物繁殖学研究室  平成22年度卒業生



(2011/8/31 掲載)
 私は今,静岡市の日本平動物園で飼育員として働いています。基本の業務は毎日の動物の世話ですが,他にも,飼育動物のことを説明するガイドや掲示物の作成,展示室内の植物の世話やレイアウト,エンリッチメントと呼ばれる飼育環境をよくする工夫,学校や公民館での出張授業など各人の創意工夫に任された自由度の高い仕事がたくさんあり,どれも楽しみつつ悩みつつ行なっています。業務を通じて飼育動物の面白さを発見したり,来園者の方に興味を持ってもらえるような説明ができた時はとてもやりがいを感じます。今後もさらに飼育の工夫と情報発信の充実を図っていけるよう,頑張っていきます。
 私の場合は動物園に入るために,畜産系の授業単位を習得している必要がありました。その上,動物コースの授業で習った内容が試験範囲に含まれていたので,3年次からのコース選択が今の仕事につながりました。1~2年生の時は動物のことだけでなく,それらを取り巻く環境を学べる授業をいろいろ受講することができ,そこで学んだことは職業選択や仕事に大いに役立っています。選択授業が多く,興味があることを広く学べるのも生産環境科学課程の魅力のひとつです。
 動物園は「生きものが好き」でないと働けませんが,単に「好き」だけでは辛いことも多い職場です。入ってから改めて悩ませられることもありました。皆さんも,自分が飛び込みたい業界について,しっかり情報収集し,理解と覚悟を持って挑んでください。


(外部リンク: 静岡市立日本平動物園


動物薬  ■ 和歌山県庁 / 農林水産部農業環境保全室
   田嶋 皓 さん  大学院農学研究科 生物資源生産学専攻(現 応用生物科学研究科 生物環境科学専攻)  平成19年度修了生


私の所属する部署は,和歌山県での農業において,特に環境に配慮した農業(環境保全型農業)を推進しています。現在,どのような産業でも環境への影響を考えることは必要不可欠となっており,それは農業も例外ではありません。
 農業に関係する仕事といっても,環境に及ぼす影響を考えたり,できた農産物の流通を考えたりと,農業を取り巻く課題は多岐にわたっています。働き始めて痛感しているのは,一人ではできない仕事が非常に多いということです。今後の農業の発展のためには,広い視野を持って様々なジャンルの人々とコミュニケーションをとり,問題解決を図っていく必要があります。
 現在私は,応用動物科学コースで学んだこととは少し違った仕事をしていますが,広い視野を持って仕事ができているという意味でも,学生時代に動物に関して学んだことは非常に自分の身になっていると感じています。
 応用動物科学コースを選んだ皆さんには,1つのことを深く追求する探究心とともに,広い視野を持って研究に臨む姿勢も養ってほしいと思います。



動物薬  ■ 公益財団法人東京動物園協会(多摩動物公園飼育展示課 野生生物保全センター)
   下川 優紀 さん  大学院農学研究科 生物資源生産学専攻 動物繁殖学研究室  平成18年度修了生
               ((現)応用生物科学研究科 生物環境科学専攻)



保全センターでシマウマの妊娠判定中
 私は大学院を卒業後,東京動物園協会に就職しました。1年目は多摩動物公園で飼育事務に関する仕事を,そして今は同園の野生生物保全センターという部門で,希少動物の繁殖に関わる研究を担当しています。
 普段は発情周期の把握や妊娠判定のための性ホルモンの測定を行なっていますが,現場をもち,時間に追われる飼育担当者に代わって,人工哺乳のお手伝いすることもあります。大学で学んだことを活かしながら希少種の保全に貢献できる今の仕事にとてもやりがいを感じています。
 進路に悩んでいる方の中にも,将来動物園で働きたいと思っている方がいらっしゃるかもしれません。就職は狭き門と言われていますが,大学で何か一つでも専門性を身につけておくことが武器になるかもしれません。この応用動物科学コースであなたの夢につながる専門性を磨いてみませんか。


(外部リンク: 多摩動物公園野生生物保全センター



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