岐阜大学 教育推進・学生支援機構 サポートルーム

 岐阜大学では、障害がある学生はもちろん、大学生活を続ける上で、さまざまな困難さを抱えた学生に対する支援を実施しています。サポートルームは、学生からの相談を受け、各学部、全学共通科目、各センターの教職員による支援につなげると共に、専門的な立場からバックアップしています。  

 
受けたい支援がはっきりしていない 何が原因かわからない。どうしてもうまくいかない。とにかく誰かに相談したいへの情報を紹介しています。
受けたい支援がはっきりしている 障害や疾病などが理由で、受けたい支援がはっきりしているへの情報を紹介しています。
相談開始からの支援実施までの流れ 相談開始から支援実施までの流れについて解説しています。
在学生の保護者の皆様へ 岐阜大学に在学されている学生の保護者の皆様へのメッセージです。

 自分が置かれている状況の相談先として、え?サポートルーム?障害?病気?と思うも中にはいるかもしれません。でも、学内で「学びにくい」「生活しづらい」それをなんとかしたい!と思うなら誰でも相談に乗ります。困った!と思ったら難しく考えず、相談に来てください。サポートルーム以外で、よりふさわしい部署や機関がある場合はそちらを紹介したり、連携して支援したりといったことも可能です。どうしたらうまくいくか、一緒に考えましょう。 

●大学における困り感の一覧●

・人とのコミュニケーションをとるのが苦手。
・何を履修したらいいのかわからない。
・課題や書類の提出がいつも遅れる。
・講義ノートがうまくとれない。
・周りの音が気になって授業に集中できない。
・黒板の文字が見づらい。
・講義はなんとかなるけど、実験や実習が心配。
・授業中に体調が悪くなるのが心配。
・ことばがつまって人前での発表が心配。
・一度に複数のことをするとミスが多い。
・大学に行くのがつらい。
・移動が難しい。
・就職活動、頑張っているけど、どうしてもうまくいかない。

 うまくいかない理由には、いろんな要因が絡んでいます。それを一つずつほぐしながら、一緒に解決策を見つけていきましょう。

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 岐阜大学では、以下の障害や慢性疾患のある方たちの入学を想定しています。分類と「主な」支援ニーズの一覧を示します。

視覚障害 ●文字情報へのアクセス ●環境把握と移動
聴覚障害 ●音声情報へのアクセス
肢体不自由 ●移動・生活 ●学習 ●コミュニケーション
病弱・虚弱 ●通院への配慮 ●演習・実習・体育実技への配慮 ●移動 ●アレルギーへの配慮
発達障害 ●生活 ●学習 ●コミュニケーション
精神障害 ●生活 ●学習 ●コミュニケーション

 必要とする支援は、一人ひとり違います。サポートルームでは、学生本人やご家族に丁寧に聞き取りをし、一人ひとりの状況を確認した上で、必要とする支援を設定していきます。

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STEP1:
【面談の予約】
サポートルームに来室。面談の予約を入れてください。
STEP2:
【担当教員と面談】
サポートルームには、相談にのったり支援をコーディネートする専門の教員がいます。どんなことに困っているか、どんな支援を受けることができるか話し合いをします。(必要に応じ、保健管理センター医師、カウンセラーとの面談も設定します。)ご家族や指導教員、そして友人が同席してもかまいません。

※ サポートルームでお話しされたこと(個人情報・プライバシーに関すること)は、岐阜大学規定第40号「岐阜大学個人情報管理規定」によって保護されます。本人の希望・同意が無ければ、他の人に知られることはありません。
STEP3:
【「修学支援利用申請書及び個人情報保護に関する取扱い同意書」の提出】
修学上の支援を受けるために必要な利用申請書を提出してください。
申請書はサポートルームでお渡しします。
STEP4:
【支援カンファレンスを実施】
サポートルーム教員がコーディネートし、学生・保護者、学部関係教職員、学内カウンセラー、医師、保健師、就職支援室職員で支援内容を調整します。
STEP5:
【支援内容の決定】
支援カンファレンスの結果を受け、本人が同意した場合に、支援内容が確定されます。
STEP6:
【配慮願いの作成及び提出】
支援カンファレンスで決定された支援内容を元に、本人が「修学上の合理的配慮に関するお願い」を(サポートルーム教員の支援を受けて)作成し、学部に提出します。
STEP7:
【支援について担当教職員に伝達】
決定した支援・配慮について学部職員が関係する職員に伝達します。
STEP8:
【支援の実施】
決定した内容について支援を実施します。
STEP9:
【支援の状況確認】
実施された支援に関しては学期末に確認の面談を実施し、修正・調整をします。

 大学での修学支援の実施(合理的配慮の提供)は、ご本人からの支援要請(「意思の表明」といいます。)があってからスタートすることが原則です。
 しかし、ご本人にこれまで障害について知らせてこなかった、知らせたが自覚がない、自己理解できていない、などの理由で必要な支援が受けられずに不安に思い、さまざまなお悩みをお持ちになる保護者のがいらっしゃいます。ご本人に必要な支援とは何か?ご本人に支援を受けるように勧めるにはどうしたらいいか?など、保護者の皆様からのご相談にも対応しています。お気軽にお問合せください。

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