2013/11/22
平成25年11月15日(金)に連合農学研究科1年の山本彩織さんと応用生物科学研究科2年の岩崎方子さんが大垣市立星和中学校の2年生168名を対象とした出前講義を行いました。
山本さんはニホンライチョウの保全に関する研究とこれまでの進路選択について講義しました。受講した生徒たちは、岐阜県近隣に生息するニホンライチョウに絶滅のおそれがあることと、その保全活動に関する研究の話を聞き、大学での研究活動の一端を知ることができたようです。
岩崎さんは、アミメキリンの子育て事情に関する研究とこれまでの進路選択について講義しました。受講した生徒たちは、馴染の薄いキリンの子育て事情について、性ホルモンの動きと行動観察から明らかにしていく研究を興味深く聞いていました。また、高校から大学院までの進路選択についての話は、これから高校受験をむかえる生徒たちに刺激になったようです。
講師を務めた二人の研究は、性ホルモンに関わる内容であったため、一部に難しい箇所を含んでいましたが、中学生にもわかるように作用図を用いるなど工夫がほどこされていました。今回の二人の講義は、研究者を目指す若者の育成に繋がるものとなりました。