身の回りには熱を利用した機器がいろいろな場面で使用されています。研究室では熱流体を利用した機器の安定性と性能向上を目指して、それらの機器周りの熱流動を主にレーザを用いて可視化する方法の開発を行っています。また、その測定方法を応用して、それらの機器に関する流動現象の解析の研究を行っています。例えば、環境負荷低減の観点から火力発電所で使用されているガスタービンには希薄予混合燃焼が使用されています。 これは希薄予混合燃焼が均一な燃焼温度分布を形成することができ、酸性雨や光化学スモッグの原因となる窒素酸化物の低減化に有効であるからですが、 逆に燃焼状態は不安定になりやすく、火炎が上流側に伝ぱをして燃焼機器を焼損する逆火を生じる危険性があります。このために、安定した燃焼状態を維持するための燃焼現象の解析とその応用による燃焼機器の開発が望まれています。
主に半導体材料としてよく使われるシリコン(ケイ素)の研究を行っています。
主にガラスやシリコン基板上へのシリコン薄膜の製膜、分析を行っています。
最近の主な研究テーマとしては以下のものがあります。