【東濃圏域】企業見学・交流会(株式会社IME、中津川市ひと・まちテラス、リニア中央新幹線岐阜県駅(仮称)開発地)を開催(2023年12月10日)
2023年12月10日(日)、「ぎふ理系女子はばたき応援プロジェクト」の取組の一環として東濃圏域の企業見学・交流会バスツアー(株式会社IME、中津川市ひと・まちテラス、リニア中央新幹線岐阜県駅(仮称)開発地)を開催し、岐阜県内の中高生と教員が参加しました。
産業用ロボット設備製造企業の株式会社IME(瑞浪市)では、代表取締役社長と技術者から会社の概要や産業用ロボットの紹介、キャリア、資格取得などについてスライド資料を用いながらわかりやすくご説明をいただきました。続いて、ロボットの設置スペースに移動して、ロボットティーチングについて話を聞きながら実際にリモコンを操作してロボットを動かす体験をしたり、実演を見学したりしました。
働く環境について随所に工夫の見られるオフィスも見学させていただき、多くの質問にも丁寧に答えていただきました。
続いて中津川市に移動し、子育て支援、市民交流、学び(図書館)、観光の4つの機能をひとつに集めて7月にオープンした中津川市ひと・まちテラス(中津川市)を訪問しました。はじめに副所長から施設の機能や意匠(デザイン)等について丁寧にご説明いただき、7月にオープンしたばかりの充実した施設内を見学しました。
次に、中津川市役所リニア都市政策部リニア対策課のご協力により、中津川市役所建築管理室、清水建設株式会社、大成建設株式会社の女性技術者4名によるキャリアトークを開催しました。キャリアトークでは、進路選択の経緯や現場や内勤での仕事内容、中高生へのメッセージ、職人さんとの関係等、普段なかなか知ることのできない貴重なお話を聞くことができました。
最後にリニア中央新幹線岐阜県駅(仮称)開発地の見学をしました。まちづくり計画やリニア中央新幹線(岐阜県駅)について、大きなパネルを用いながらわかりやすくご説明いただきました。
参加者アンケートでは、「お客様や市民のニーズに応えるために、人との関わりがとても大切なことがわかった」「会社に入った後に技術的なスキルを身につけることができるため、進路選択の幅が広がると思った」「現場で実物を見ることにより、人の手で作っていることがよくわかった」「女性も男性と同じように現場で働いていて驚いた」「教員は次世代を育てることが仕事なので、自分自身も常に考えをアップデートできるようにこのようなイベントに参加したい」などの感想が寄せられました。
施設見学(株式会社IME)
施設見学(中津川市ひと・まちテラス)
女性技術者によるキャリアトーク
リニア中央新幹線岐阜県駅(仮称)開発地の見学