高山市立北稜中学校(2024年11月21日)

2024年11月21日(木)、高山市立北稜中学校にて出前授業およびバイアスセミナーを開催し、中学2年生および教員が参加しました。

はじめに、岐阜大学の紹介映像を視聴し、岐阜大学で学ぶことができる学問やキャンパスについて学びました。

出前授業では、高井 千加 岐阜大学工学部 准教授「粉の魅力を引き出す粉体技術~幼虫の糞の形から雌雄が分かる?~」と題して、工学部や様々な研究分野について説明したあと、高井先生が取り組んでいる「粉」の研究が私たちの身の回りの製品にどのように活用されているのか、またAI技術を用いてカブトムシの糞の形状からオスとメスを判別する研究などについて授業を行いました。授業では、高井先生が開発した粉に触れたり、カブトムシの幼虫や糞を観察したりしながら、研究内容への理解を深めました。

続いて、落合 絵美 岐阜大学男女共同参画推進室 助教「無意識の思い込み(バイアス)って何だろう?」と題して、無意識の思い込みについて具体例を挙げながら説明するとともに、思い込み(バイアス)にとらわれることなく自分らしい進路選択について考えることの大切さについて語りました。

参加者アンケートでは、「楽しかった」「お話を聴くだけでなく体験もあってよかった」などの感想が寄せられました。

出前授業の様子

粉の温度の違いを体験する生徒

カブトムシの幼虫の観察

2025年02月28日