藤原研究室の研究は、さまざまな研究機関、大学、企業と広く連携することにより行っています。
特に、藤原研究室では共同研究の取り組みが太陽電池デバイスの迅速な開発に不可欠な要素であると考えています。
共同研究
藤原研究室の研究は、さまざまな研究機関、大学、企業と広く連携することにより行っています。
特に、藤原研究室では共同研究の取り組みが太陽電池デバイスの迅速な開発に不可欠な要素であると考えています。
大日本スクリーン製造(現SCREENホールディングス)は、半導体ウエハー洗浄装置で75%以上の市場シェアを持つ半導体会社です。
藤原研究室では、大日本スクリーン製造と密接な共同研究を行い、分光エリプソメトリーに基づく太陽電池モジュール検査システムの商業化を実現しました。 この検査装置は、世界中の太陽電池モジュールの製造ラインに導入され、藤原研究室で開発された
エプソメトリーデータ解析手法が実装されました。 本開発に関しては、朝日新聞等で取り上げられました。
大面積の太陽電池モジュールのフィルム品質・構造検査システムの開発に向けて、岐阜大学と大日本スクリーン製造によるプレスリリースが行われました。
(2010年6月21日 京都 : プレスリリースはこちら)
産業技術総合研究所との共同研究により、藤原研究室は新しい太陽電池デバイスシミュレーションソフトウェア(e-ARCソフトウェア)を開発しました。 (ダウンロードサイト)
e-ARCソフトウェアは、外部量子効率(EQE)のシミュレーションプログラムであり、さまざまな太陽電池の反射、吸収、および再結合損失を計算時間約1秒で求めることができます。
e-ARCソフトウェアに関するプレスリリースは、日刊工業新聞に掲載されました。 e-ARCの基本解析技術は藤原研究室で開発されましたが、現在は4000人近くの研究者がe-ARCソフトウェアをダウンロードし、様々な会社(パナソニック、東芝、ソーラーフロンティア等)で太陽電池の解析に利用されています。