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『年報近現代史研究』第7号に、岐阜大学教育学部郷土博物館の歴史資料の一部分の紹介をしました(『年報近現代史研究』:名古屋大学文学研究科日本史研究室が中心となり、活動をしている近現代史研究会の会誌)。
この雑誌は、岐阜県図書館や愛知県図書館などで閲覧可能です。是非、ご一読ください。
今回紹介したのは、2014年までに目録を刊行することができた資料群で、19世紀以降のものが中心です(紹介順は以下の通りです)。

  1. 美濃国方県郡河渡村村木家文書(河渡村:岐阜市)
  2. 美濃国方県郡木田村山田家文書(木田村:岐阜市)
  3. 美濃国武儀郡下有知村山田家文書(下有知村:関市)
  4. 未報告諸資料・博物館関係資料
    1.  郡上郡小野村野々田家文書(小野村:郡上市)  
    2. 岐阜県庁文書  
    3. 岐阜県師範学校関係資料  
    4. 岐阜大学学芸学部史学科関係資料  
    5. 岐阜県東濃地域関係資料
    ※上記数字は、資料紹介の便宜上つけたもの。目録ではその限りではない。
  5. 美濃国安八郡浅草東村大橋家文書(浅草東村:大垣市)
  6. 美濃国本巣郡長屋村長屋家文書(長屋村:本巣市)
別冊1岐阜大学教育学部郷土博物館収蔵村絵図

これらは こちらから御覧になれます。
郷土博物館の歴史資料の整理に携わりはじめてから、今年で10年目となりました。
4万点以上ある資料のうちで、目録化・再整理できたものは、ようやく1万点を越えたぐらいです。
遅々として進まない様な作業ですが、2015年3月末日までに、目録は8冊、目録の内容をわかりやすく紹介した『地域史料通信』は6号まで刊行することが出来ました。
以上の活動によって、資料の展示・活用などの機会もわずかながら増えてきました。

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