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●お知らせ

●岐阜大学教育学部郷土博物館10年の歩み 

●郷土博物館の史料について

岐阜大学教育学部郷土博物館には、1万点をこえる規模の美濃国大野郡高屋村(現本巣市)の古田家文書を筆頭に、3万点に及ぶ近世・近代文書があります。これらの多くは長良川水系流域を中心とした地域の村々の庄屋家の文書であり、当該地域の近世・近代を知る上でたいへん貴重かつ内容豊富な史料です。 しかしながら、それらの保存措置・整理は不十分なままとなっており、また史料に関する情報が十分に提供されているともいいがたい状況です。よって、史料の永久保存の手だてをとるとともに、近年の歴史学・記録史料学の成果に即した再整理を行い、史料に関する情報を広汎に提供して、さらなる活用に備える必要があります。そのため2005年度より、史料の再整理を新規の目録作成を行っています。

●文書の整理保存の作業について

整理前旧保管箱  塵落とし 整理後    

 

 

 

 

 

 

 

 

一番左の写真は現在ブリキや段ボール製の箱に保管されている状態です。その一部が次の写真です簡単な分類がされています。これらの史料のほこりや汚れを、1点ずつハケを使って落とします。その後、中性紙製の新しい封筒・文書箱へ入れ替えます。同時に、史料に記されているタイトルや年代、作成した人や宛先などの情報をパソコンに入力して、目録を作成していきます。

●作業のすんだ文書の目録

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