岐阜大学大学院 教育学研究科
教職実践開発専攻(教職大学院)
教育実践開発コース
カリキュラム開発分野
概要
教育実践開発コースは,学習指導や特別支援教育に関する高度な教育実践力を修得し,学校の中堅,地域の中核となる中間リーダーとなりうる教員や即戦力となる新人教員を養成するコースです。
カリキュラム開発分野では,学習指導の構想・実践・評価改善に関する高度な知識を身につけ,実践で活かすことができる教員の養成を行っています。教育実践の場におけるカリキュラムに関連した,児童生徒の豊かな学びの設計,教師の活動や学校の改善等を学びます。
特徴1
- 昼夜開講制だから,昼間は働き,夜間は学びたい先生も入学できます
- 働きながら学びたい先生を応援するために,夜間・遠隔で授業や開発実践研究の指導を受けることができます(講義の一部は土日祝日あるいは勤務校の長期休業期間に開講)。
特徴2
- 開発実践研究は分野所属教員全員でサポートします
- 修了要件の1つである開発実践報告(開発実践研究の成果報告書)の執筆までに,構想発表・中間発表を行う機会を設けています。この発表には分野に所属する全ての教員が参加し,コメントを行います。
特徴3
- 高度職業人養成だけでなく,博士課程進学の支援も行います
- 博士課程の進学を視野に入れている入学生に対しては,開発実践研究の指導だけでなく,兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)へ進学するための支援も行います。
ADMISSION
POLICY
養成する学生像と提供する学び
カリキュラム開発分野で養成する学生は,大学卒業後すぐに進学する「学卒院生」と,教育現場に籍を置きながら学び・研究する「現職院生」です。それぞれの学生によって,養成する学生像が異なります。
学卒院生
- 高度な実践力を備えた新人教員
- 学部段階で身に付けた教職の基礎的な知識や実践力を土台として,授業づくりや児童生徒理解に関する専門性をさらに高めます。また,理論と実践を結び付けながら学びを深めることで,学校現場で即戦力として活躍できる実践力を備え,学び続ける新人教員を養成します。
現職院生
- 学校や地域の教育をけん引する
ミドルリーダー - 授業改善や校内研修の推進,教育課程の編成・改善などを担い,学校や地域の教育を支える中核的な教員を養成します。理論と実践を結び付けながら学校や地域の教育課題の解決に取り組み,教務主任や研修主事,教育委員会指導主事など,次代の教育を支えるミドルリーダーとして活躍できる力量を育成します。
ADMISSION
REQUIREMENTS
入学要件
カリキュラム開発分野への入学を希望される場合には,入試に合格する必要があります。
主な出願資格は,【大学を卒業した者および入学年度の前年に卒業見込みの者】であり,かつ【小学校,中学校,高等学校,特別支援学校のいずれかの教諭一種免許状を有する者または取得見込みの者】です。詳しくは,入学希望年度の「岐阜大学大学院教育学研究科学生募集要項」をご覧ください。
カリキュラム開発分野では,次のような方を求めています。
学卒院生
- 教員としてのスタートをより確かなものにしたいと考えている方
-
- 学校現場で活躍できる実践的指導力を身に付けたい方
- 授業づくりや児童生徒理解について主体的に学びたい方
- 理論と実践の両面から教育について深く学びたい方
現職院生
- 授業改善や校内研修,教育課程について深く学びたい方
-
- 授業力,校内研修や教育課程の編成などを推進する力を高めたい方
- 学校や地域の課題解決に主体的に取り組みたい方
- 理論と実践の両面から教育について専門的に学びたい方
CURRICULUM カリキュラム
カリキュラム開発分野には,昼間に学ぶ学生(以下,昼間学生)と,夜間・土日に学ぶ学生(以下,夜間学生)がいます。ここでは,それぞれの学生の2年間の学修イメージを説明します。
昼間学生の2年間の学修イメージを図に示しました。
講義では,専攻共通科目とカリキュラム開発分野の専門科目を履修します。専門科目では,授業研究,教材開発,カリキュラム・マネジメント,学級経営,生徒指導,学校経営などについて,理論的かつ実践的に学びます。
実習や開発実践研究では,自ら課題を設定し,実践・検証・改善を繰り返しながら,課題解決力や省察力をはじめ,教員としての力量を高めます。また,半年に1回程度,分野に所属する教員及び学生全員の前で,各自の開発実践研究の進捗状況を発表する機会を設け,建設的な交流を行っています。
夜間学生の学修イメージは,「夜間学生について」ページのカリキュラムをご覧ください。
COMPLETION
REQUIREMENTS
修了要件
所定の期間在学し,46単位以上取得し,かつ,必要な研究指導を受けた上,開発実践報告の審査と最終試験に合格することにより,修了が認められます。
在学年数は2年間ですが,長期履修制度により,申請を行うと在学年数を延長することもできます。
- 修了に必要な最低単位数 46単位
-
- [講義] 専攻共通科目18単位,コース専門科目8単位,自由選択科目4単位
- [実習] 学校教育臨床実習10単位
- [開発実践報告] 開発実践報告に関する科目6単位
一種免許状を有している場合,定められた単位数を取得することで,専修免許状へ上進できます。専修免許状は,教員としてより高度な専門性を有することを示す資格です。なお,カリキュラム開発分野では,特別支援学校教諭の専修免許状の上進はできません。
ENTRANCE
EXAM
入試情報
入試は,毎年9月に行われます。
入試情報は岐阜大学のサイトおよび岐阜大学大学院教育学研究科のサイトをご覧ください。
DOCTORAL
PROGRAM
博士課程への接続
カリキュラム開発分野で指導している教員には,兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)でも指導している教員がいます。
カリキュラム開発分野を修了した後に,博士課程への進学を考えている場合には,博士研究を視野に入れた研究指導をカリキュラム開発分野在籍中から受けることもできます。
BASIC
INFORMATION
基本情報
カリキュラム開発分野には,学卒院生に加え,現職院生も在籍しており,小学校・中学校・高等学校など多様な学校種から進学しています。
また,学卒院生の修了生は,教員として幅広い学校種に就職しています。
学卒院生の進路(令和4~6年度入学生)
- 小学校教諭
- 中学校教諭
- 高等学校教諭
入学時の現職院生の所属(令和4~8年度入学生)
- 小学校
- 中学校
- 義務教育学校
- 高等学校
- 特別支援学校
- 大学
※カリキュラム開発分野が新設された令和4年度以降の実績
RESEARCH
THESES
開発実践報告テーマ一覧
研究課題の学校種や教科等は問いません。
授業改善や単元開発,校内研修や学校間連携など,多様なテーマで開発実践研究は取り組まれています。
学卒院生
- 地理総合における地理的な資質・能⼒の育成を図るカリキュラム開発
- 中学校技術・家庭科技術分野における問題発見・課題設定能力の育成を図るカリキュラム開発:「生活や社会を支える技術」に着目して
- 小学校社会科における知識の整理や情報の比較・関連・総合に着目した単元開発
- ⾼等学校数学科における数学的な資質・能⼒の育成に向けた「個別最適な学び」と「協働的な学び」の⼀体的な充実を図ったカリキュラム開発
現職院生
- ⼩規模義務教育学校における資質・能⼒の育成を⽬指した校内研修の設計と実践
- 山県学園構想を踏まえた学校間連携カリキュラムの組織的推進:ビジョンの共有と推進・調整者の機能に着⽬して
- 中学校英語授業におけるコミュニケーションを振り返る方略とその効果:予測不可能なコミュニケーションが生まれるタスクを通して
- 小学生における理科の有用性の認識を促す授業実践開発:新たな問題の見いだし・吟味・解決を通して
- 高等学校化学基礎における学びに向かう力の育成を目指した観点別評価の実践開発:持続可能な評価システムを目指して
- 教師の教育実践における「ほめる」ことの意義と子どもへの影響に関する研究
- ⼩学校英語の教科横断型授業におけるインタラクション活動に関する実証研究:児童は本当に伝えたいことを Outcomeできているのか
FACULTY
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