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修了学生から一言
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修了学生から一言
第16期(2016年10月〜2017年8月)
この1年間には、私にとってとてもいい経験でした。自分の国の大学で学べなかった日本語や日本の文化を学べ、岐阜のことや日本のことをもっと知りました。留学する前の自分はあまり将来のこと考えていませんでしたが、この約1年間を経て、将来への考えが変わりました。
日本人学生と一緒に授業や講義を受けるのは初めてで、最初は少し困りましたが、慣れてきたら、すごく楽しかったです。勉強はそれほど大変ではありませんでしたが、論文を書くのはとても大変でした。自分にとって、論文の書き方や、先行研究の調べ方などは初めだったので、最初はうまくできませんでした。しかし、自分が興味を持っていることについて研究したのはとても楽しかったです。今まで誤解していたこや、初めて知ったこともありました。そして、先生方が様々な助言や指導をくださり、論文チューターからもいろいろなアドバイスをもらい、今まで知らなかった日本語や論文の書き方を身に付けることができて、心から感謝します。
これからも将来に向けて、日研生で学んできたことを生かして、日本語や日系企業や日タイ企業に関することを勉強したいと思っています。
去年の10月の開講式で、何を勉強したいのかについてスピーチさせていただきましたが、あの時の話はまだ覚えています。
まず1つは自分の日本語力を向上させることです。この1年間に文章理解、聴解演習、文章表現、口頭表現などの授業を受けて、読む、聞く、書く、話す、いずれの能力も前より大きく向上したと感じます。2つ目は日本文化を身をもって体験することです。茶道の講義と実践、能楽の体験、十二単と陶芸の体験など様々なイベントを参加して、日本の伝統文化の魅力を心で感じました。3つ目は岐阜の地域文化を体験することです。授業で、岐阜の名物である柿を収穫する体験をしました。また、岐阜市歴史博物館で和傘や鵜飼について学びました。そして金華山に登って岐阜城に行って戦国時代の物語を聞きました。岐阜城からの風景は最高でした。汗が流れた後の柿の味も最高でした。今考えると、あの時立てた目標をほとんど達成したと思います。
さらに、一番大切なもの、自分で考える力も身につけたと思います。後期に論文を書く時に、参考文献をたくさん読まなければならないことも確かですが、どうやって自分ならではの内容を書くか、自分で考えて納得するのがとても重要だということを痛感しました。修了論文についての研究は大変で、最後の発表会に対しても不安を持っていましたが、先生が参考文献を探してくれたり、貴重なアドバイスをしてくれたりして、すべて無事終えることができました。
岐阜大学での日研生としての1年間を遡って一番言いたい今の気持ちは、ありがとうという気持ちです。様々な勉強をして、多くの国の友達ができて、たくさんの思い出が残って、自分の成長も実感して、本当にありがたいと思っています。1年間、お世話になりました。どうもありがとうございました!
日本に来たばかりの頃は、一人暮らしも初めてだったし、日本語もうまくなかったので、見知らぬところで全てが怖かったです。しかし、留学生センターの先生たちと日研生の仲間のおかげで、すぐに慣れました。私は日本文学を専攻する学生にもかかわらず、恥ずかしいですが、日本について知っていることが少なかったです。そんな私が、留学生活を通じて次第に日本を知っていったし、岐阜を知っていきました。単純に日本語だけを得たのではなかったです。日本に対する情ができました。
私の論文のテーマのように、日本と韓国は両国の未来のためにお互いを知っていく必要があると思います。これからも、微弱な存在ではありますが、私なりに韓国と日本の両国が良い関係を続けられるように努力します。留学生活は、私の人生で絶対忘れられない経験です。日本語だけでなく、人生に関する勉強になりました。本当にありがとうございました。岐阜に来て良かったと思います。
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