産業動物臨床 of veterinary reproduction

岐阜大学応用生物科学部
獣医臨床繁殖学分野

フィールドから学べること

私たちは,岐阜大学動物病院産業動物診療科に所属し,ウシやウマの診療を担当しています.

IMG_5099.JPG診療車を走らせて 定期診療日には,診療車を走らせ,岐阜市の隣,各務原市の酪農家での往診をしています.後期には総合臨床実習として,獣医学課程5年生数名がローテーションで診療に同行し,一般的な産業動物臨床を体験します.また,総合臨床実習では,普段なかなか触れ合う機会の少ない酪農家さんとのやり取りも体験できます.獣医学生にとって,治療や診断を見るだけでなく,農家さんから頂く甘いコーヒーの味を知ることも重要な経験です.
学内でも 岐阜大学内にも,乳牛,肉ウシ,ヤギ,ヒツジなど,様々な動物がいます.研究室所属学生たちは,獣医師の指導の下,フィールド科学教育研究センターのウシの繁殖管理,治療(の補助)を行っています.ウシの筋肉内注射すら(実は近寄ることすら)怖かった自分の過去を振り返ると,ガツッとウシを保定する彼らの姿は頼もしく思えます.


ときどき,馬の診療 木曽馬の研究を始めたご縁で,ウマに関わる方々に良くしていただいています.診療のあるなしに関らず牧場へ訪れると,オーナーさんから「乗っていってよ!」と言っていただけることがあります.確かに「ウマには乗ってみよ,ヒトには添ってみよ」というくらいですので,ウマを理解するためには意志の疎通を必要とする乗馬が一番なのかもしれません.



IMG_5107.JPGIMG_5644 (2).JPGIMG_4691.JPGDSCN5068.JPG'080622 愛知木曽馬牧場で乗馬.jpg馬削蹄.jpg926.0001.jpgIMG_5703.JPG
動物にたくさん触れることで理解できることがある.動物から学ぶ獣医学の基本です.