学校教育講座および各コースのカリキュラムの特徴は次のとおりです。
■学校教育講座
学校教育講座共通科目を新設し，学校教育講座のすべての学生が，教育や教職，乳幼児・児童期の発達に関する基礎的な知識を習得できるようになっています。
■学校教育実践コース
「教えること」や「学ぶこと」の原理や方法を深く理解するための専門科目に加え，小学生を対象とした活動を異学年の学生が協働して企画・実施・評価する演習プログラムを設置し，小中連携または幼保小連携に強みをもつ小学校教員を養成するカリキュラムになっています。
■教育心理コース
心理学の観点から児童生徒の発達と学習の過程について学ぶための専門科目に加え，学級において困りを抱える児童生徒を指導するための知識・技能も学ぶことができる科目を設置し，心理発達系に強みをもつ小学校教員および公認心理師を養成するカリキュラムになっています。
学校教育講座に所属する全ての学生を対象に開講する科目です。
■必修科目
現代教育学の基礎研究 / 幼児理解と教育相談 / 発達心理学 / 学校教育演習 / 学校教育セミナーI / 学校教育セミナーII
■選択科目
幼児教育学 / 保育内容概論
学校教育実践コースに所属する学生を対象に開講する科目です。
■必修科目
参加型学習論 / 教授設計入門I / 教授設計入門II
■選択科目
教育工学 / デジタル教材開発（ウェブデザイン） / 環境教育（環境） / 教育社会学 / 教授学習過程論
教育心理コースに所属する学生を対象に開講する科目です。
■選択必修科目
感情・人格心理学 / 対人関係の心理学（社会・集団・家族心理学） / 臨床心理学概論 / 障害者・障害児心理学 / 心理学研究法 / 知覚・認知心理学 / 心理学実験
教育心理コースに所属する学生は，公認心理師受験資格に必要な法定指定科目を履修することができます。ただし，公認心理師を目指す人は，大学院においても法定指定科目の単位を取得する必要があります。