岐阜大学教育学部 学校教育講座

講座概要

岐阜大学教育学部学校教育講座は,平成22(2010)年度より"心理学コース"と"教職基礎コース"の2コース体制で教育・研究指導を行い,300名を超える卒業生を輩出してきました。この度,教員養成の更なる強化を目指し,心理学コースは"教育心理コース",教職基礎コースは"学校教育実践コース"に改編します。

ここでは,令和6(2024)年度からリスタートする新しい"学校教育講座"について紹介します。

講座及びコースの紹介

学校教育講座
学校教育講座では,小学校と中学校の連携,小学校と就学前教育機関との連携といった学校種,あるいは教科を横断した子どもの発達への視点や教育観,実践力を持つ人材の育成を行います。そこで,令和6(2024)年度より,講座共通科目を新設し,学校教育講座のすべての学生が教育や教職,乳幼児・児童期も発達に関する基礎的な知識を習得できるようにしました。

学校教育実践コース
幼児教育から小学校,小学校から中学校の子どもたちの育ちを支えるために,本コースでは「教えること」と「学ぶこと」の原理や方法を扱う専門科目を用意しています。座学だけでなく,異学年の学生が協働して取り組む演習プログラムも用意しており,小学校教員に必要な実践的な知識・技能を身につけることができます。

教育心理コース
心理発達系に強みを持つ小学校教員の養成を目指すコースです。心理学の観点から児童生徒の発達・学習に過程や,学級において困りを抱える児童生徒を指導するための知識・技能も学べます。卒業後に大学院に進学し,公認心理師の取得を目指す学生も多数います。

卒業要件

学校教育講座に入学した場合には,小学校教諭1種免許状と,もう1つ免許状を取得することが卒業要件となります。

必ず取得しなければならない免許状
小学校教諭1種免許状

選択して取得しなければならない免許状
中学校教諭2種免許状 または 幼稚園教諭2種免許状

中学校教諭2種免許状の取得を希望する場合には,免許取得希望者の多い教科については,1年次に選抜が行われます。

入学定員

学校教育実践コース 15名

教育心理コース 10名