平成23年11月15日(火)に下呂市立萩原北中学校の1年生50名、2年生51名、3年生37名を対象に2名の女子大学院生が出前講義を行いました。
1年生および2年生には応用生物科学研究科修士課程1年の小森麻弥さんが「私の研究生活とこれまで」と題した講義を行い、自らのラオスや岐阜大学での研究活動について紹介しました。その後に、これまでの進路選択を振り返り、「悩みながらの進路選択を行ってきたがその都度、後悔しないように自分なりに考えてきた」、「新しい出会いが新しい可能性を連れてくる」、「自分のやりたいことを考えて興味のある方へ!」と伝えました。
3年生には応用生物科学研究科修士課程2年の山口早希子さんが「わたしの進路選択」と題した講義を行い、はじめに自分が行っている酵母についての研究を紹介しました。生徒からは「酵母に興味を持ったのはいつからですか」、「酵母のエサとして使用するメタノールの代わりにエタノールは使えないのか」などの質問が活発に出され、研究内容について多くの関心がもたれたようです。続いて行った進路選択についての講義では、これまでの進路選択の際に実践してきた「自分の目で見て、自分で決める」という姿勢を伝えました。
出前講義に際し、講師(大学院生)は、講義を受ける生徒さんに理解してもらえるよう、自分の研究を丁寧に見つめなおします。今回は中学生には少々難しい事柄も含んでいましたが、たくさんの質問が出され研究内容についてしっかりと伝えることができたようです。また、多くの質問を受けたことから今後さらに研究を深めなくてはならないと考える機会になったようです。