平成23年10月27日(木)、応用生物科学研究科修士課程2年の北川絵里奈さんが、済美高等学校1,2年生40名を対象に出前講義を行いました。
このプロジェクトは、小中高生に身近なロールモデルとなるポスドクや女性大学院生が研究の魅力や歩んできた道を紹介することによって、「サイエンス夢追い人」=「科学者を志す学生」を増やすこと、また、教育経験を通して、自らの研究内容や社会的意義を見つめ直すことで大学院生の研究に対する意欲向上、スキルアップを目的に始めたものです。
講義の前半では、ラットを使った脂肪肝発症・抑制メカニズムの解明に向けた研究の様子を、後半では、資格取得を目指して進路を選択した経緯、大学生活の様子、大学院進学を決めた理由などを話しました。最後に、「今できること、やるべきことに全力で取り組んで。」と伝えました。
講義では、時折質問を投げかけるなど生徒を惹きつける工夫が見られ、受講者に合わせた発表づくりを経験する機会となったようです。