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岐阜市立鶉小学校6年生を対象とした出前講義を行いました。

2012/11/17

平成24年11月16日(金)、岐阜市立鶉小学校6年生110名を対象に出前講義を実施しました。

教育学研究科修士課程1年の佐竹郁恵さんは、「自分に挑戦する大学生活!」と題し講義を行いました。講義の前半では、「花は何のために咲いていると思いますか?」と質問を投げかけ生徒の関心を引き付けた後、カワラナデシコの繁殖に関する研究について説明しました。その後、乾燥したカワラナデシコのサンプルを用い種子を観察しました。後半では、挫折しそうになった時にも仲間と支え合いながらやり遂げた経験を話し、最後に、「やりたいこと、興味のあることにチャレンジして。チャレンジした分、悩みも増えるけど、悩んだ時が成長できるとき!最後までやり遂げることが大切です!」とメッセージを送りました。

医学系研究科・産科婦人科学分野の鈴木紀子さんは、「がんの新しい治療法を探る!〜お母さん研究者の歩み〜」と題し、白衣姿で講義を行いました。講義の前半では、がんの発病メカニズムや、より効果的な治療法の開発に取り組む背景、新規化合物のがんに対する限定的な効果を検証するための実験方法などを説明した後、実際に使用している実験器具を紹介しました。後半では、悩みながらも自分のやりたいことを模索してきた経験を話し、「10人いたら10通りの人生。自分の心の声を大切にしながら、自分の道を作っていって。」と伝えました。

連合農学研究科特別協力研究員の近藤勇介さんは、「ふしぎな虫のおはなし〜派手な色のガ〜」と題し講義を行いました。講義の前半では、昼行性のガが派手な色をしている理由について、実験から得られた結果を交えながら説明しました。その後、捕虫網の使い方や三角紙を用いた昆虫の保存方法などを紹介しました。後半では、塾の先生との出会いをきっかけに研究に興味を持った経験を話し、最後に、「まだ知らない世界がいっぱいあります。どうしてだろう?と思ったら、ぜひ自分で調べてみてください!」と伝えました。

3名は、講義において、質問を投げかけることで生徒と対話する機会を作ったり、簡単なワークを取り入れるなど、生徒の関心を引き付ける工夫をしており、教育経験を通し、聞き手を惹きつけるプレゼンテーションを学ぶ機会となったようです。

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