2012/10/26
平成24年10月25日(木)、岐阜県立可児高等学校1,2年生30名を対象に出前講義を実施しました。
医学系研究科・産科婦人科学分野の鈴木紀子さんは、「がんの新しい治療法を探る!〜お母さん研究者の歩み〜」と題し、前半では、がんの発病メカニズムや、より効果的な治療法の開発に取り組む背景、新規化合物のガンに対する限定的な効果を検証するための実験方法などを紹介しました。後半では、悩みながらも自分に合った研究と家庭のバランスを模索してきた経験を話し、「10人いたら10通りの人生。自分の心の声を大切にしながら、自分の道を作っていって。」と伝えました。
講義では、質問を投げかけることで対話する機会を作るなど、生徒の関心を引き付ける工夫が見られました。講義を通し、聞き手を惹きつけるプレゼンテーションを学ぶ機会となったようです。