岐阜大学大学院医学研究科腫瘍病理学教室は、入局者を積極的に募集しています。


 私たちは病理診断業務に加えて、各種腫瘍の発生・癌予防に関する研究を行っています。 医局は少数ながら、自由に意見の言える雰囲気の中で研究・病理診断業務に励んでいます。

 癌研究に興味のある方、診断病理に興味のある方、是非一度お立ちよりください。
癌研究に関して、医師免許を持たない方の研修プログラムも用意しております。詳細はお問い合わせ下さい。

 お問い合わせは
     教授 原 明 までお気軽にどうぞ。 

E-mail : ahara@cc.gifu-u.ac.jp(送信時「cc.」を消去して下さい)



教育方針

病理診断に関して


 生検手術材料の実際の診断業務を行うことにより、臨床病理の基本を学びます。大学病院病理部での研修を含みます。

 まずは自分自身で病理診断を行い、その後、指導医のCheckを受けることにより、自分自身へのfeedback、誤診の防止がはかられています。

 4年目には、関連病院での診断業務を週一回程度行います。生検診断の、迅速生検診断など実践に則した診断業務を行うことになります。


研究に関して


  (1) 遺伝子改変マウス作製技術を用いた大腸発がんの分子機構解明

  (2) がん細胞リプログラミングによるがんエピジェネティック異常の意義解明

  (3) DNAメチル化機構と腫瘍発生の解明

  (4) 再生医療、幹細胞医学に関連する腫瘍発生の解明とその予防

  (5) 神経再生研究のための神経障害動物モデルの開発

  (6) 発癌モデルにおける各種癌抑制物質の検討

などのテーマを中心として、1年目より研究活動を進めていきます。

 免疫組織化学染色など病理学的手法のほかにも、PCR, RT-PCR, SSCPなど分子病理学的手法を取り入れています。
 細胞培養も行います。