病理の現状
近年は医師過剰時代といわれますが、日本においては、とにかく病理医が不足した状態が続いています。
下の表を見てください。これは人口10万人に対する専門医の数を表しています。概して、アメリカと比較して専門医の数は少ないですが、病理に関していえば、麻酔科と並んで不足をしています。
日本全国をみてみても、常勤病理医のいない病院も多々あるかと思います。にも関わらず、研修指定病院の要件として常勤病理医がいることが望ましいと明文化されており、ますます病理医の需要は高まっている状況です。
